自転車操業日記

自転車と組版ソフトについての備忘録。

本日休業。

2011-08-10 23:02:22 | 泡沫
職場のお嬢ちゃんたちと飲みに行くことになってたから自転車お休みした。
乗らないでいると太ももが痛くなるのはなぜだろう。

長谷川櫂さんの『日本人の暦』という季寄せを読み始めた。太陰暦には新月始まりと満月始まりがあって,日本の場合満月始まりのもののほうが古くから使われていたのだそうだ。直感的にナルホドねと思う。

「春を待つ」ということばには「探る」心が含まれている,というのが印象に残る。
何で読んだのか忘れてしまったのだけど,気候というのは氷河期ー間氷期のように極端でなくても周期的に変動していて,平安時代の初め頃は割と寒い時期だった,「枕草子」には京都にいっぱい雪が降った描写があるし,十二単なんて絹物を重ね着していたのもそういう背景があってのことだろう,みたいなことを書いたものがあった。
この時期までにつくられたもの,書かれたものが,その後の季節感を強く拘束していることは間違いないだろう。ならば「待つ」にふくまれる「探る」心は,この頃の冬の寒さがもたらしたものであるのかもしれないと思ったりした。寒かったら,早くあったかくなんないかなーと思うでしょ普通。

後世を拘束するような強い影響力を持ちうるものをつくりえる段階に成熟した段階と,ある自然気象条件が出会って生まれたもの,ということかと思う。
「文化」ってそういうものなんだろうけどな。

お友だちがRNC3 equipを購入。クロモリスキー増殖中だな。これ調べてみたらフレーム価格が9万だった。まえのRNC9がこれになったのかしら。
本マニアで理系の人なので,『ロードバイクの科学』をすすめておいた。力のかけ方がすごくよくわかるので,文字から入ろうって自転車乗りにはベストな本ではないかと思う。

他の人の仕事だけど,インデCS4で1000ページ越える本の索引作りのお手伝い。
オペレーションのデモとか作業工程作りとか。
あとでふるう,というのだけど,項目数が多すぎて,ソフトが落ちたり固まったりはしないのだけど,ものすごく時間がかかる。メモリ8MB積んだiMacでこれはないだろうって感じ。ブックのドキュメント全部を見に行かせるのは,せいぜい300ページ止まりかもしれない。
ほかのドキュメントで使っている見出しを別のドキュメントに読み込んで,その見出し全部を拾え,というような操作ができればドキュメント一つずつで作業できるので,効率は上がるのだろうけど,そういう方法はないようだ。
これができるといいのにな。

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