風力発電解説本の決定版です。
牛山先生はユーモアがあって紳士的で素敵な方だと思います。
風力発電の業界関係者にとっては珍しいことは書いてありません
が、風車のことを良く知りたいという一般の人には最適な本
だと思います。自分も改めて勉強し直しています。
明日は風車メンテナンス会社の方と面談の予定。
今後は風車メーカーにしかできないことと、それ以外のことを切り分けて
経費の削減に繋げることが必要だと思うので、何ができる会社なのか興味
があります。
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牛山先生はユーモアがあって紳士的で素敵な方だと思います。
風力発電の業界関係者にとっては珍しいことは書いてありません
が、風車のことを良く知りたいという一般の人には最適な本
だと思います。自分も改めて勉強し直しています。
明日は風車メンテナンス会社の方と面談の予定。
今後は風車メーカーにしかできないことと、それ以外のことを切り分けて
経費の削減に繋げることが必要だと思うので、何ができる会社なのか興味
があります。
http://toragi.cqpub.co.jp/tabid/293/Default.aspx
電気電子回路の目で見た太陽光風力発電技術、蓄電池の話しが載っています。
情報ありがとうございます。
リンク先拝見しました。マイクロ風車の将
来性については正直判断しかねています。
少なくとも家庭用としては難しいと思います。
蓄電池が安くなったとしても住宅地では発電
量そのものが期待できないので。
太陽光発電が無難ですね。
電力用の制御装置については
結構参考になる雑誌なのですが
電力用の主回路には、根本的に
視点を変えねばならない事が多く感じます。
つまり弱電に傾倒した内容が多く、
重電に関した記事は少ないということです。
この事を踏まえて
自然エネルギーを電気エネルギーに変換する
発電設備の場合
(可動部分が必要な物では)
装置の機械的構造、
特に機械が発生する熱や振動、
油圧機器や変速機・減速機・増速機、
発電機・送電設備の磁力線、高調波、
送電系統との協調保護システム、
遮断器のアーク対策・接点寿命、
高電圧使用による離隔距離の確保、
絶縁物の耐圧・耐温度・寿命、
ちょっと考えただけでも気を付ける点が
いっぱい有りそうなくらい発想が異なります。
ただ電力設備の発想では思いつかない
奇抜なアイデアも家庭用の発電設備では
可能かとは思いますが
くれぐれも事故(設備事故・波及事故)を
起こさないよう研究されることを
切に祈る次第です。
(うっ!880円!高くなりましたねぇ
昔々定期購読してた頃は480円くらい
だったんですが・・・)
読んでみますと、
家庭用太陽光発電設備と
読者が自宅で実験的に設置するマイクロ風車の
話が中心のようです
(さっき買ってきたばかりで未だじっくり読んでいません)
で、この時点で感想を言うのは早すぎるようですが敢えて言うと
この風車の考え方は
発電した電力を、一旦蓄電池に溜めて使う
ところがミソです。
大型の風車では、発生電力が大きく
普通の蓄電池では対応できないはずです。
ですからNAS電池(ナトリウム硫黄電池)などが研究・実証試験されてるんでしょうけど
結果はどうなんでしょう???
大型風車では
充電器や蓄電池それにインバータは存在せず
発電した電力は送電線に送り出されます。
ま、このあたりは水力発電と同じようなものでしょうが
一番違うのは、風力は風が刻々変化する事
水力は水量を増減すれば回転数一定ですが水量に応じて出力も増加・減少する。
(出力は普通安定している)
ダム式でも流れ込み式でも
このへんは同じです。
そこで難しいと思うのは送電線の急激な電圧・電流の変動や潮流の変化があると
送電線の途中または末端に接続している需要家に影響が起こらないか?
つまり急激な送電線の状態の変化を
需要家や給電側変電設備で、送電線事故と誤った判断により遮断器をトリップ(自断)させてしまったり、送電線の電圧が変動し電源の品質が低下するという可能性があるのでは?
建設済みの各風力発電設備では、十分な対策が採られているので、心配要らないんでしょうが、こういう外部との保護協調に視点を置いてあるかどうかという点で考えると
トラ技3月号の記事は・・・?だと思います。
蓄電池を介することで、このような問題を考えずに済むという方向の発想なわけです。
まとまりの無いコメントになってしまいましたが、今回はこのへんで。