My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

1万2千本の野生のつつじ

2007-04-30 19:51:22 | 子育て日記
今日は朝ゆっくりと家を出かけて家族で南伊豆に行ってきました。子供たちには海に連れて行くと言ってあったのですが、嫁が南伊豆町の長者ケ原のつつじ祭りのチラシをもらってきたのを見て、以前から気になっていたので、海に行く前に長者ケ原に行ってみることにしました。
長者ケ原には野生のつつじが1万2千本あり、数年前までは地元の人にもあまりしられていなかったものを、地元の人たちがボランティアで、遊歩道などを整備してお祭りを始めたそうです。

つつじ祭りは5月5日からということだったので、チョッと早いのかもと思いましたが、お祭りが始まると混雑が予想されるので、とりあえず場所の確認だけでもということになりました。

下田→下賀茂→蛇石と進み目的地に近づくと数は少ないですが、幟やお手製の看板が立っていました。山の上まで続く道路は車一台通るのがやっとで途中不安になりましたが、なんとかそれらしき駐車場にたどり着きました。

仮設トイレやログハウスがありましたが、人影はありません。どうやらこのログハウスはつつじ祭りが始まると売店になるようです。
子供たちと、取り敢えず遊歩道らしきコースを歩いてみることにしました。やはりお祭り前ということでつつじはまばらにしか咲いていません。途中の展望台でおにぎりを食べて休み休み、山頂まで登りました。

すると、遠くに富士山が見えます。これには子供たちも大喜びでした。つつじはあまり咲いていませんでしたが、眺めの良さだけ大満足です。しかも、遠くに立岩の風車400kw×2機が見えました。残念ながら回っていませんでした。

3歳の末っ子がいるので、遊歩道を一回りするのに50分程度かかりましたが、良い運動になりました。つつじが満開の時に行ったらさぞ綺麗だと思います。場所がわかりにくいのが難点ですが、隠れた名所といったところでしょうか。

この長者ケ原は南伊豆町と松崎町の境にあります。その後、海岸線を通って戻ってきましたが、やはり伊豆半島も下田から先の自然は、東海岸より更にすばらしいと感じました。

子供たちが海に行きたがったので、弓ヶ浜に寄りました。名前のとおり、弓なりの美しい砂浜です。子供たちは天気が良かったので、びしょ濡れになって遊びました。私は横になり1時間ほど昼寝をしました。

今日はお昼のおにぎり代以外はお金を使わず、満足した一日でした。

今日の一日

2007-04-29 20:19:02 | 独り言
今日は義父の法事を家族だけで済ましたあと、近所で食事をしました。予定より早かったので、その後、野球の試合に行きました。試合には7-6で勝利し、今期は3戦3勝です。

その後、忘れ物があったので野球に来ていた嫁と3男と一緒に風車へ行きました。午後3時半、気温18℃、風速10m/sで風車は気持ち良く回っていました。わずか、3分の滞在でしたが、豊橋、相模、湘南ナンバーの車に行き会いました。

明日も天気が良いようです。南伊豆方面に遊びに行ってみようかと思います。

雷にびっくりしました

2007-04-28 22:24:25 | 独り言
本日からゴールデンウィークに突入です。
ということで、朝から町内の知人の家に遊びに行きました。

午後、急に空が真っ暗になり激しい雷雨となりました。久しぶりの激しい雷で、本当に生きた心地がしませんでした。いやー、びっくりしました。3・4月はただでさえ風が吹かず目標を下回っているのに、落雷にでもあったら目も当てられません。風車が無事で何よりでした。

明日は法事があるのですが、天気は良さそうです。時間があれば風車へ行ってみようかと思います。

遠足

2007-04-27 21:27:02 | 独り言
今日は地元の小学校の5・6年生120人ほどが、風車に遠足に来ました。一通り風車の話をした後、希望者は風車の内部を見学しましたが、行列ができました。その後、それぞれのクラスに一つずつ風車の模型をプレゼントしました。
温暖化は子供たちにとっても今そこにある危機ですが、風車は今そこにある風景になっているのではないでしょうか。

風車では今年度中にトイレを整備することになっています。このトイレは、牡蠣の殻を使って水を浄化するバイオトイレで、いっさいまわりに排水することが無い、環境配慮型のトイレになる予定です。手洗いの水は、雨水を利用します。観光施設整備事業ということで、県から半分補助してもらいます。

これで、遠足などで長居する場合でも安心だと思いますので活用してもらえたらと思います。

風車にゴミを捨てないでください

2007-04-26 23:47:26 | 風車日記
今日は午前中風車2号機付近の草刈をしました。ゴールデンウィークには見学のお客さんも増えるので、その前に少し綺麗にしておこうということで、上司と同僚と3人で作業することになりました。

風車は度々、様々な媒体の撮影に使われるほどすばらしいロケーションなのですが、残念なのはゴミを捨てる人がいることです。特に多いのはタバコの吸殻です。空気きれいな、眺めの良いところに行くとタバコを吸いたくなる気持ちはわかるのですが、吸殻は持ち帰ってください。
他にも、ペットボトルや空き缶、弁当のカスなどが捨ててあることがあります。非常に残念です。

先日、TBSの噂の東京チャンネルで風車反対運動が取り上げられ、町のイメージダウンを心配していたのですが、今日、埼玉から電話があり視察先をどこにしようか困っていたのだが、テレビで当町の風車のことを知り、是非、見学させて欲しいとのことでした。大型バスで来て宿泊も町内にしていただけるということで、怪我の功名というか、ありがたいことです。埼玉は数少ない大型風車が無い県なので、風車を是非、見てみたいそうです。ありがとうございます。

今日は、風車では月次点検が実施されました。3号機の制御油ポンプの油漏れは止まっていませんが、先日の応急処置の結果、それほど油は減っていないことがわかり、一安心です。このままならゴールデンウィークは無事に乗り切れるかもしれません。

40歳の夜

2007-04-24 21:50:07 | 独り言
今日でとうとう40歳です。夜は家族でゆっくり誕生祝いと思っていたのですが、来月開催される、町民体育大会の練習が始まったので、近所の公園に行きました。

今年は、二人三脚と大ナワ跳びのナワまわしの担当です。練習の後には、踊りの練習がありました。まさか、40歳の誕生日の夜に炭坑節を踊るハメになるとは。

練習が終わり、帰宅してからみんなでケーキを食べ、ネクタイをプレゼントしてもらいました。毎年のことですが、無事に歳をとれたことに感謝です。

しかし、そろそろスッきりとした青空が恋しくなってきました。今週は小学校の遠足があるそうなので、週末天気予報どおり晴れることを期待しています。

いよいよです

2007-04-23 22:00:21 | 独り言
昨日、町議会議員選挙が行われ12名の当選者が確定しました。
これで、いよいよ市町合併についての本格的な議論が始まります。

合併するのか、しないのか。
するのであれば、どことするのか。しないのであれば、単独で生き残っていくだけの、自主財源の確保をどうするのか。町の命運を決める一大事です。建設的な議論ができるように準備するのも当局の大事な仕事になります。

高知県の東洋町では、高レベル放射性廃棄物最終処分場の調査候補地立候補に反対する方が町長に当選しました。住民感情からすれば当然の結果なのかもしれませんが、これは私たち日本人全体に関係のある問題です。

核のゴミはいつかどこかで処分しなければならず、その期限は迫ってきています。原発なんて止めればいいと言う方も多いと思いますが、その場合の代替発電方法はどうすれば良いのでしょうか。地球温暖化のことを考えると、従来の火力発電というわけにはいきません。本当に、東洋町だけの問題ではありません。

噂の東京マガジン

2007-04-22 19:31:17 | 風車日記
本日午後1時より、TBSの噂の東京マガジンの中で、風力発電が取り上げられました。全国各地で風車建設反対運動が起きていることを、おもしろおかしく伝えていました。

当町のことも取り上げられたのですが、内容としては想定の範囲内というところでした。時間の都合もあるのでしょうが、やはりチョッと勉強不足という感じは否めませんでした。

当町風力発電所のことも、売電収入が4,800万円から5,000万円あるということだけが使われて、その後、収益を太陽光発電の補助金や子供たちへの環境教育に使っているという説明をしたところは、まったく使われていませんでした。

木を切る、山を削る、それがイコール自然破壊だというのは少々短絡的だと思います。そんなこと言ったら木造家屋には住めません。というのはチョッと話が飛躍しすぎですが、本来、日本はこれからどんどん木を切っていかなければならないはずです。この点はもう少し勉強して、機会を見て取り上げたいと思います。

また、日本中が風車だらけになってしまうというようなことを大袈裟に言っていましたが、とんでもない誤解です。それでは、日本の94%の広さの国土に日本の18倍の風車が建っているドイツや、日本の九州ほどの面積の国土に日本の3倍近い風車が建っているデンマークなどは滅茶苦茶な国ということになってしまいます。

それから、国から補助金が出ているのでそれを目当てに金儲けのために風車を建てているのはけしからんという論調も放送では目立ちました。

国が補助金を出すのには理由があるのではないですか?しかも補助金は補助対象事業費の3割以下です。ということは、7割は事業者が独自に調達するわけです。通常はプロジェクトファイナンスというかたちで融資を受けるわけですから、企業にとっても相当のリスクがあるはずです。補助金交付イコール金儲け、というのはまったく現実を正しく示していないと思います。他の箱物は工事を請け負った業者が儲かってそれで終わりですが、風力発電はその後、事業者が資金を回収しなければなりません。事業者が儲けるためには、より多くの電気を発電するしかないわけです。

また、どこかでお金が儲かる仕組みでなければ、新エネルギーの普及など絵に描いた餅でしかありません。新エネルギーの普及が急速に進んでいる国では儲かる仕組みが確立しているのではないでしょうか。

もちろん、何でも風車を建てればいいということではありません。番組では自治体の中では先進的なガイドラインを策定した、浜松市でさえ非難されていましたから、やはりここはある程度国がリードする形で明確な基準が必要になってくると思いますし、自治体にとってもその方が助かります。

それから、東京に住んでいるであろう、番組出演者の皆さんは、日頃、自分たちが湯水のように使っている電気がどこの発電所で作られているのか、そして、その発電所の周りの人たちに犠牲を強いているのではないかということを少しでも考えてみていただきたいと思います。

今週はテレビ静岡(フジテレビ系)でも同様の特集が土曜日の午前11時半過ぎにあるようです。興味のある静岡県在住の方はご覧になってはいかがでしょうか。

今日は、中学に入学した娘がソフトテニス部に入部するというので、ラケットを買いに行きました。自分も中学生の時にはテニスをやっていたのですが、まさか娘とテニスができる日が来るとは思いもしませんでした。なんか、不思議な感じですね。

蓄電池併用風車の採算は?

2007-04-21 23:49:24 | 風車日記
青森県の六ヶ所村で日本風力開発が蓄電池併設の5万1千kwの風力発電所を建設するそうです。蓄電池の容量は3万4千kwで種類はNAS電池だそうです。

総工費約220億円とのことですから、43万円/kwほどになります。ということは、だいたい半分は蓄電池にかかる費用ということでしょうか。全体の制御システムにかかる費用がどの程度かわかりませんから、何とも言えませんが。
しかし、補助金が交付されるとはいえ、採算とれるんでしょうか?六ヶ所村には風車が集中していますから、風況は相当良いのだとは思いますが。

今夜は、町内会の役員、班長の合同会議がありました。13班ある中で、班長会長を務めることになってしまいました。1年間、まわりに迷惑をかけないように、しっかりやりたいと思います。

展望台付き風車

2007-04-19 21:25:42 | 風車日記
日本風力発電協会ホームページで第18号国際部会ニュースをご覧ください。→JWPA中間法人日本風力発電協会

風車ファンなら誰もが一度は考える?展望台つきの風車です。エネルコンの風車で場所はドイツ北部だそうですが、記事によるとイギリスにも同様の風車があるそうで、そちらは一人5ユーロの入場料で見学できるとのことです。
ナセルのすぐ下にガラス張りの展望台が付いていますが、台風の多い日本では強度的にどうなんでしょうか。うちの町にも1機欲しいですね。

当町風車3号機の制御油ポンプに不具合が発生してから、はや2週間です。相変わらず、交換に要する費用が不明のため、身動きがとれません。ポンプの在庫はあるので、すぐにでも取り替えたいとのことだったのですが、このままゴールデンウィークに突入でしょうか。
やはり、わずか設備容量1,800kwの田舎町が運用する零細風力発電所には世界の三菱重工の営業担当は興味が無いということでしょう。
ポンプ1台とスーパーバイザー労務費が長崎からの往復を含めて3日間、宿泊費が2日間に往復の交通費。あと、現地でのレンタカー代ぐらいでしょうか。ポンプの金額がわかれば、私でも積算できますよ。

以前から三菱重工の風車を運用している、全国の自治体の皆さんとユーザー会でも結成して情報交換をしたり、問題を提起したりできないものかと考えているのですが、興味のある担当者の方はいないでしょうか?