My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

南伊豆にも風車が建つそうです。

2005-02-28 21:09:23 | 風車日記
未確認情報ですが、伊豆半島の先端、南伊豆町にも風車が建つそうです。ベスタスの1,750kwが18機で総設備容量31,500kwとのことです。事業者が誰か確認がとれていませんが、少し前にはシステムズという会社が2万数千kwの風量発電所を建てるとの噂を聞いたことがあります。それとは別の案件ということでしょうか。南伊豆町では海岸線は非常に厳しい規制(国立公園)があり風車の建設はとても無理だということでしたが、海岸線から少し内陸に入ったところとのことです。

伊豆半島ではこの他、東伊豆町や伊豆市などでも風車建設の予定があるということなので、いよいよ東京電力管内でも風力発電が立ち上がってきました。先日、京都議定書が発効しましたが、風力発電は現段階では新エネルギーの中でもっとも採算ベースに乗っていると思うので、とにかく可能性のある場所ではできるところからがんばってもらいたいと思います。

ところで、故障した風車2号機は今日で停止して丸5日が経とうとしています。メンテナンス会社の担当者の体調不良から復旧が遅れていますが、結局、風車メーカーの技術員が乗り込んで来て、明日の夕方から復旧作業にとりかかることになった。こんなことなら最初からそうすればよかったのではないだろうか。以前、山形県の立川町では風車が故障で8時間も止まったら大騒ぎだと担当職員が言っていました。風車メーカーの努力の結果、風況の割には設備利用率が高く、すばらしいなと感じたのを思い出しました。○○重工さんもがんばってください。お願いします。

テレビCMと風車

2005-02-27 11:59:36 | 風車日記
今日サンデープロジェクトで堀江社長の対談を見た。大きなお世話だが、至極全うな発言をしているなと感じた。それはさておき、その最中、東京電力のCMが流れた。これに当町の風車も出ている。わずか数秒だが、朝から晩まで、しかも結構メジャーな番組で数多く流れているので、風車に視察に来る他県の人たちなどから結構な反応があり、ありがたい。

当町の風車はグリーン電力基金から1千万円助成を受けている。グリーン電力基金は電気の消費者、例えば一般の家庭で毎月の電気料金に一口500円を上乗せして寄付し、集まったお金と同額を東京電力が上乗せしてくれて、基金として運用しているものだ。そこから、太陽光や風力発電に助成金が出ている。私も、助成を受けたのをきっかけにわずか一口だが寄付を始めた。

ところで、故障している2号機だがメンテナンス担当者の発熱により結局、早くても火曜日(3月1日)の作業となった。最低でも6日間風車が完全に停止する勘定だ。最初にアラームが出たときに風車メーカーがすぐに対応していればこんなことにはならなかったのにと思うと残念だ。

インフルエンザが風車に及ぼす影響

2005-02-26 17:35:14 | 風車日記
ちなみに昨晩も夜中の0時半過ぎに風車が止まり2時半過ぎまで職場にいた。一週間で3日、計5回の呼び出しを受けた。おちおち寝ていられない。

ところで、今日は故障している風車2号機の修理の予定だったが、メンテナンス会社の担当がインフルエンザだろうか熱を出してしまい、作業が延期になってしまった。ということは風車は止まったままだ。本来なら冗談じゃないと怒りたいところだが、熱を出した担当者は昨年の2回の落雷のときも本当に一生懸命にやってくれた、信頼のできる人なので、やむを得ない。

しかし、月曜日に職場に行くのが恐ろしい。うちのトップが怒るに決まっているからだ。他人の事情などお構いなしの人なのでなんて言い訳しよう。

風車一日で11万円の損失

2005-02-25 20:01:49 | 風車日記
一昨日の夜から風車が故障して止まっているが、昨日はいい風が吹いていたので、一日で11万円の損失が出た。今日は夕方までほぼ無風だったが、4時過ぎから急に定格風速ぐらいの風が吹いてきて、故障していない2本の風車は元気良く回っている。

ところで、釜石の風車が昨年に引き続きまたもブレードが破損したと今日の新聞に大きく載っていた。設計上の耐風速である60mを超える風が局地的に吹いたのか、それ以外の原因なのか非常に気になる。それ以外の理由だとしたら、風車メーカーは大変だ。しかも壊れた風車は三菱重工の主力商品だからなおさらだ。

風車メーカーと発電事業者の双方が調査していると思うが、調査の結果をぜひとも公開してもらいたい。

風車2号機故障で停止中です。気に入らん。

2005-02-24 20:39:48 | 風車日記
ここのところ主軸ブレーキパッド磨耗というアラームが出て度々停止していた風車2号機がとうとう再起動できなくなってしまった。
土曜日にメンテナンス業者が風車メーカの指示を受けながら修理することになったが、最低でも今日、明日の二日間は完全に止まってしまう。そこで、実際にはパッドは磨耗していないので、アラームだけ強制的にクリアして風車を運転できないか風車メーカに検討を依頼したところ、本当は、ブレーキパッドのアラームが出ているが、原因はオイルのバルブが破損してオイル漏れしていることらしく、土曜日にバルブを交換するという。

私が気に入らないのは、そのことがわかった時点でメーカーから何の話も無かったということだ。こちらから聞かなければ最後まで黙っていたかもしれない。しかも、バルブ破損の原因は先月実施した一年点検にあるかもしれないということだった。仮にそうだったとしても風車が止まっている間の損失はメーカーが補填してくれるわけではない。風車ではこれが普通のことだと言うかもしれないが、それでは納税者は納得しない。

風車メーカーの営業職は自社の風車を少しでも高い値段で少しでも多く売ることに一生懸命になる。風車の設計や製造に携わる人はより大きくてより止まらない風車を作ることに一生懸命になる。どちらも当然のことだ。しかし、それらはすべて客先があってのことだということをもう少し考えてもらいたい。

風車のメーカー関係者に聞いた話だと、自治体はカモ扱いされているという。価格交渉は民間と比べて生ぬるいし、故障が発生してもメーカーに技術的なことを言われるとわからないので、言いなりになって責任の所在も追求しない。しかも、担当者には自分の風車だという認識が薄い(風車でメシを食っているという認識がない)ため、メーカーに太刀打ちできない。たとえ事業が赤字でも環境問題の普及啓発目的だという逃げ道がある。

しかし、自治体の建てる風車の資金はすべて税金だ。納税者に対する責任があることを常に自覚して仕事をする必要がある。風車メーカーも心してよろしくお願いします。

風車に厳しい春一番

2005-02-23 22:32:44 | 風車日記
今日は春一番が吹きました。しかし、風車には厳しすぎる春一番でした。でした、というか今も風が吹きまくっています。ということで、私は、職場の遠隔監視装置の前に一人寂しく座って、風が収まるのを待っています。

強風と風の乱れで昼間から風車は止まりまくり、今も風車を回せる状態ではありません。現在10分間平均風速が18m前後で、最大風速がプラス10mぐらいです。カットアウト風速に達していませんが、昨日書いた理由により風車は止まりまくっています。(今日の最大風速は今のところ33.5mです。)

さらに、2号機風車は主軸ブレーキパッド磨耗のアラームが消えず(実際にはパッドは磨耗していません)、再起動できません。もちろん故障で止まっている間に発電できたであろう電力の損失分についても風車メーカーが補填してくれるわけではありません。なんとなく釈然としませんが。そういうものだそうです。この業界は。

今日は暖かかったのですが、さすがにこの時間になると暖房の入っていない職場は冷えてきました。

風車16年度の目標(5,100万円)を達成しました。が、しかし。

2005-02-22 20:40:49 | 風車日記
当町の風車の売り上げが、昨日発電量からの推計ですが5,100万円の目標を達成しました。
風況調査の結果の85%を目途に予算を設定しましたが、最低限のノルマを果たせたということでほっとしています。

風車のメンテナンスと落雷や故障により風車は実働11ヶ月だったので、同じぐらい風が吹けばまだまだ、上積みも可能ではないかとの感触を得ました。

運用を開始してわかったことは、当町のサイトは山の上ということで、風の乱れが相当きついということだ。その結果、ピッチ制御で出力を制御しきれず、過発電、過電流が発生して保護装置が働き風車が止まるという現象が発生した。仕様ではカットアウトは10分間の平均風速が25m/sということだが、場合によっては10分間平均風速が15m/s以下で止まってしまうこともある。
しかし、風車メーカーは定格風速時に定格出力が発生することは保証するが、カットアウト風速については保証していないというような趣旨のことを言っていた。

私は仕様書はパンフレットとはわけが違うので、仕様書の内容は契約で保証されているものと考えていたのでこの点についてもう少し勉強が必要だ。
また、高風速域での風の乱れに対応するために風車の出力を絞り気味に運転しているため、10分間平均風速が17m/s程度を超えると、ひどい時には1時間で400kwhほどしか出力しないこともあるが、これも保証の対象外のようである。

しかし、仕様書には○○の場合には、仕様書のとおりの性能は発揮されません。というような具体的な記載はありません。これが風力発電業界の標準仕様でしょうか。


今日は子育て日記

2005-02-20 21:50:04 | 風車日記
今日は風も弱く風車は特に変わった事も無いのでたまには子供のことを書こう。
我が家は1番上が女の子でその後、男が3連発です。小4、小2、年中、1歳と続いている。
子供のいる人には想像できると思うが、毎日がメチャクチャにぎやかだ。っていうかうるさい。

長女は飽きっぽくて引っ込み思案で、時々給食が食べられないといって学校に行くのを嫌がる。
長男はマイペースで運動神経ゼロで何をやっても時間がかかって、弱虫で優しくて、左利きだ。
次男は、とにかく元気でおせっかいで、声が大きくて暴れん坊だ。
三男は、最近少ししゃべれるようなって、大食いで愛想がいい。

同じ親から生まれ、毎日同じものを食べ、一緒に過ごしているのにそれぞれまったく違う個性をもっている。だけど、どこかがなんとなく似ている。とっても不思議だ。

とにかく、元気にさえ育ってくれればいいと思っているが、そうはいってもついつい勉強しろとか、しっかりしろとか口うるさく言ってしまう。自分が仕事でイライラしているとなおさらだ。
よく、叱るのはいいが怒るのはだめだという話を聞くが、時々というかちょくちょく怒っている。

僕は、最近の友達みたいな親子関係なんてまったく信用していない。親としての矜持と威厳を持ち子供と接していきたい。

風車ブレーキパッド磨耗で停止。

2005-02-19 23:36:05 | 風車日記
今日は朝6時前に強風で風車が止まった。6時20分頃復帰し、その後、一日順調に回ったが、夜の10時過ぎに再度故障停止した。風がすっかり収まったなと思ったら、故障の連絡が来たので何かなと考えながら職場に向かった。原因は主軸ブレーキのパッドの磨耗のアラームが出たことによるものだった。遠隔監視装置から復帰できない内容だったので、風車へ向かった。

風車の設置場所は海抜430mほどの山の尾根沿いで、夜間は明かり一つ無く、気の小さい私にはかなり怖い。しかも、今日は雨が降っている上、ガスが出ていてほとんど前が見えなかった。通い慣れた未知なのでなんとか風車にたどり着き、アラームをリセットして復旧した。

一年点検を終え1ヶ月ほどしかたっておらず、その点検の際にブレーキパッドの磨耗についても当然点検項目に入っているが、パッドがアラームが出るほど減っているとの報告はあがってきていない。週明けにメーカーに問い合わせてみよう。

ところで今日は休日にもかかわらず2度の呼び出しを受けた。他の自治体ではやはり担当の職員が24時間対応しているのだろうか。今日のように朝6時前とか夜の10時過ぎぐらいのときはまだよいが、夜中の1時、2時に故障することもよくある。職場の同僚から大変だねと言われたときは、仕事ですから。と答えているが、結構つらい。

3機の風車でさえこのような状況だから、何十機も運用している風力発電事業者の皆さんの苦労は大変なものだろう。風力発電事業に従事している皆さん、がんばってください。

風車久々に大爆発+ライブドア問題。

2005-02-19 15:35:30 | 風車日記
昨日は風車が久々に大爆発して設備利用率91%を記録した。私は勝手に一日の発電量が3万kwhを超えると大爆発と言っている。(設備利用率70%弱)
これで今年度の予算の目標額である売電収入5,100万円の達成に目途がたった。
3月の売電金額は早くても4月2日以降でないとわからないため、2月の発電が今年度の締めとなる。

しかし、大爆発と風の乱れによる風車の停止は紙一重であり、今日も朝6時前に風車が停止した。すぐに職場に行き風況を確認してみると、平均風速が20mを越え最大では30mを超えていた。
これが、西風ならもっと早い段階で風車は停止していただろう。今日は、北東の風なので西風と比べると乱れが小さい。

話はまったく変わるが、ライブドアのホリエモンがメチャクチャたたかれている。私はへそ曲がりなので、叩かれれば叩かれるほど応援したくなる
だいたい、自民党のアホな政治家や古き悪しき財界人どもがいろいろ言っているがまったくお門違いだ。そもそも堀江社長は法律を犯していない。ルールの範囲内で自分の信念に従いチャレンジしているだけだ。電波は公共の物だと自民党の議員が言っていたが、あんたらに言われたくないんだよ。
気に入らないことがあればすぐに介入してるだろ。

しかも、ライブドアの資金の出所が、外資だったことから、これを郵政民営化と結びつけて、民営化したらハゲタカ外資に郵貯資金をすべて食い荒らされなどと声高に主張している議員もいるが、問題をすり替えるにもほどがある。

何でもかんでも、なあなあの日本式談合体質が今までどれだけの税金を食いつぶしてきたと思ってるんだ。一私企業の経営問題に口出しする暇があったら、メチャクチャな日本の財政状況をなんとかしろ。

それから、フジテレビの社長も今までいびつな資本関係をほっておいた無能さを棚に上げ、ライブドアを批判するのは恥の上塗りだ。ライブドアと提携して企業価値を上げる方策でも考えたらどうだ。