My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

日本製鋼所

2008-05-31 20:59:51 | 風車日記
興味あります→製品情報:風力発電システム:JSW J82 風力発電システムの特長

室蘭民報によれば

『世界的な風車需要の増大に対応。J82は19年度の2基を手始めに、本年度は現有能力フル稼働で30基を製造・納入する。計画によると、21年度は設備投資、人員増を進めながら採算ラインの50基にのせ、23年度までに100基製造体制を構築する。

 国内では毎年、2000キロワット級に換算すると約200基の風車の需要があるが、100基製造が実現すればシェアの半分を獲得することになる。また、現在は発電装置の部品類の8割を輸入に頼っているが、7割を国産品に切り替えていく方針だ。

 唐牛敏晴風力製品部長は「100基製造ラインを構築して国内シェアトップを勝ち取りたい。将来的には海外市場にも進出し、3000キロワット級の開発にも取り組んでいく」と意気込んでいる。』

以上、引用終わり。

日本製鋼所の風車です。既存メーカーは日本の市場に興味を失いつつあるでしょうから、まずは国内を本気でやれば可能性はあるかもしれませんが、同期発電機ということで価格面での競争力はどんなもんなんでしょうか?

Lagerwey→Zephyrosの流れをくむ風車ですが発電装置の部品類の国産品への切り替えは是非とも早めに達成した方が良さそうです。

ところで、原弘産とはどういう関係なんだろう?



今年もやります。夏休み風車見学会

2008-05-30 20:56:29 | 風車日記
今年もやります→風力発電 H20夏休み風車見学会

昨年は13日間で608人の方に参加いただきました。
予想よりずっと多くの参加者に驚きましたが、とても励みになりました。

昨年は土曜日だけ休ませてもらいましたが、今年は15日間連続で休まず開催することにしました。自分も出張などで留守をする日以外は一日2回、風車の案内をさせていただきます。

今年もお子さんには風車の模型をプレゼントします。勉強目的でも観光目的でも大歓迎です。昨年は無かった展望台付き牡蠣殻エコトイレもありますので、ゆっくり見学してください。

第8回 風力エネルギー利用総合セミナーについて

2008-05-29 21:28:45 | 風車日記
一昨日(27日)のエントリーのコメント欄でエネルコンの風車のことが話題になっていますが、6月20・21日に足利工業大学で開催される恒例の風力エネルギー利用総合セミナーの2日目に「Enercon風車の特徴および事業展開」という講演があります。また、「ヴェスタス風車の特徴および事業展開」というのもあります。

その前には三菱重工の上田氏から「風力発電ビジネスの国際動向」という講演もありますから、この3つを聴けば現在の風車産業のことはあらかた理解できるのではないでしょうか。

この他にも2日間、興味のある講演が目白押しです。自分も参加したいところですが、後任者が出張する予定になっています。これが都内での開催だったら有休とってでも出かける所ですが、足工大はちょっと遠くて不便なのが玉にキズですね。

21日(土)には国立環境研究所のシンポジウムもあって、こちらにも興味があるのですが、別の予定があるのでどうするか悩ましいところです。

研修に行ってきました

2008-05-28 21:20:32 | 独り言
昨日今日の2日間、静岡で新任監督者研修を受けてきました。前泊したので二泊したのですが、子供の声が聞こえないというのは落ち着くような、落ち着かないような変な感じです。まあ、気分転換にはなりました。

他の自治体の様子を聞くと、当職場の研修は圧倒的に少ない感じです。『政策形成』みたいな研修は皆無ですが、もっと人材育成にお金を使うべきですね。
月並みですが、研修の成果を生かすも殺すも明日からの自分の心がけしだいです。

NHKニュース9で電気自動車を特集しています。電池開発競争の覇者はどこになるのでしょうか。

説明責任

2008-05-27 20:05:57 | 風車日記
昨日、三菱風車の建設とその後のメンテナンスに携わっている企業の方の訪問をうけました。客先からメンテナンス費用が高すぎるから何とかならないか?と言われて当町を視察に来たということです。

残念ながら、当町でもメンテナンスの費用には頭を悩ませて、今年度の保守契約の締結もままならない状況だという話しをしました。

この企業も客先と三菱重工の間の板ばさみに耐えられず、手を引くということになるかもしれません。当町でも実際そういうことになってしまいました。

今回私が聞いたメンテナンス費用を前提にすると、三菱の1000Aを1基だけ建設して風力発電事業で利益をあげるのは驚くような設備利用率を稼げる風況の場所ではない限り不可能でしょう。

風車メーカーはこういう点をはっきりと説明してから風車を売るべきですね。まあ今では、風車1基なんてバカらしから売らないよ!ということになっているかもしれませんが。

今週はなぜだか、中国からのお客様が風車見学に来るそうです。
いやー、しかしどんな話をすればいいんでしょうか?

低炭素社会に向けた12の方策

2008-05-25 20:25:55 | 独り言
国立環境研究所から2050年に温室効果ガス70%削減にむけた、12の方策が発表されました。→
記者発表2008年5月22日地球環境研究総合推進費戦略的研究プロジェクト「脱温暖化2050プロジェクト」成果発表のお知らせ ~低炭素社会に向けた12の方策~ 国立環境研究所

ほとんどは、今ある技術で対応可能なものばかりです。要するにあとはやる気しだいということでしょうか。

12の方策の中には、『太陽と風の地産池消』というのもあります。
なぜ田舎で都会の電気を作らなければならないのか?みたいなことを言う人もいますが、太陽光や風力発電ならそういう八つ当たりは通用しませんね。

草原シンポジウム

2008-05-24 21:56:33 | 独り言
今日は、ボーリング屋さんに教わりながら、源(温)泉掃除用の鑿(ノミ)のワイヤを取り替えました。

昨日は9月27・28日に当町で開催予定の草原シンポジウムについて、関係者と打合せがありました。
町内稲取地区で古くから維持されている草原について、日本全国の草原保存の取組みなどについて事例を紹介していただいただきながら、いろいろ考えてみようというシンポジウムです。

今後どのように草原を維持していくのかということを考えたり、町外の方にもひろく細野高原を知って欲しいというのが目的ですが、個人的には里山や草原など人の暮らしにとっての必要性から維持されてきたものが、ライフスタイルの変化によって放置されている現在、それでも尚、本当に労力を費やし維持していく価値があるのかということを勉強したいと思います。

風車が建てばこの細野高原を訪れる人は間違いなく増えるでしょう。山焼をもっと観光的に多くの人に見て欲しいという考えもあるようですし、いろいろと考えることがありそうです。

三菱重工、洋上風車に参入

2008-05-22 22:09:29 | 風車日記
以下、産経新聞の記事です。

『三菱重工業は、海の上で発電する洋上風車に参入する。22日の事業説明会で福江一郎副社長が表明した。早ければ2011年に海外にブレード(翼)などの生産拠点を設け、需要の多い欧米の電力会社などに売り込む。風力発電は今後、陸上から立地や輸送の制約のない海上に向かうとされている。競争力のある大型風車を事業化し、世界シェア10%を目指す。

 開発するのは、定格出力5メガ(1メガは100万)~7メガワット級の大容量風力発電機。翼の回転部分(ローター)の直径は約130メートルを計画している。現在、同社が手がける風車は2・4メガワット、ローター径95メートルが最大。

 洋上発電には浅い海での着底式と深い海での浮体式の2通りあり、まず着底式で参入し、「その2~3年後に浮体式も実用化する」(福江副社長)方針。着底式は蘭ベスタス社などが欧州の一部ですでに実用化しているが、浮体式は世界に例がない。

 事業化にあたって、メキシコのブレード生産の合弁会社であるヴィエンテック社で、洋上用ブレードのラインを拡張する。発電機や増速機を収納するナセルと呼ばれる中核部品の組み立ては、米東海岸部に単独で工場を新設する計画だ。』

以上、引用終わり。

洋上風車では造船技術も豊富な重工メーカーの優位性が発揮できるのではないでしょうか。是非、頑張って欲しいですね。
あっ、当町の風車メンテナンスもお忘れなく(苦笑)。

本日で今月の発電目標を達成しました。昨年の9月から8ヶ月連続で目標値割れだったので、本当に久しぶりです。残り9日間、少しでも多く発電できると良いのですが。

中国電力もです

2008-05-21 20:57:51 | 独り言
農林漁業バイオ燃料法が成立しました。施行は秋以降のようですがどの程度実効性を発揮できるのでしょうか。

中国電力も今年度からとうとう、連系制限するようです。今後の検討の結果によってはまだいけるかもしれません。早急な検討を期待したいところです。

来月立ち上げる予定の「まちづくり協議会」の人選が本格化しています。年齢、性別、居住地、職業などいろいろとバランスを考えなければいけませんし、もちろん真面目に協力してくれる人でなければ困りますので、なかなか難しいですね。

可能な限り、自由に思ったことが言えるような会にしたいと思います。

洋上風車

2008-05-20 22:05:50 | 独り言
5月17日のエントリーで紹介した夏休みのインターン事業ですが→夏休みに東伊豆町で思い出づくりしませんか? - 風力発電と子育て日記 2件ほど問い合わせをいただきました。問い合わせをいただいただけで、最終的に当町を希望していただいたわけではありませんが、取り敢えずホッとしました。

浜松市の沖合い500mの所に洋上風車の計画が持ち上がり、それに対し浜松市がガイドラインの範囲を海上にまで広げるそうです。北海道の事業者ということですからおそらくCEFでしょう。

海外でもここのところ洋上風車が思ったほど進展していません。建設からメンテナンスまでいろいろと克服しなければいけない点があるようです。

今朝も明け方から台風により荒れ模様の天候でした。5月になって台風が接近したのは2回目ですが洋上風車にとっては台風も大きな問題であろうと容易に想像がつきます。

しかし、それにしても5月の天候とは思えません。今年の夏はどんな夏になるのか少し不安です。