My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

風車今月も目標以下です。

2005-06-30 21:06:39 | 風車日記
今月の発電目標は36万kwhでしたが、30万kwhに届きませんでした。これで、4ヶ月連続で目標を下回りました。金額にして200万円程度のマイナスというところでしょうか。

明日から、太陽光発電システム設置費補助金の2次募集が始まります。こちらはかなり引き合いがあり、補助制度の狙いは達成できそうです。

新エネルギーの導入は時代の要請です。観光地の当町は環境問題に他の自治体よりも敏感でなくてないけません。温暖化の悪影響は真っ先に観光業を直撃します。そのことをどれだけの観光業に携わる人たちが自覚しているでしょうか。

風車の数と子供の数

2005-06-29 18:47:18 | 子育て日記
昨晩、風車の故障で家を出るとき、子供に、「風車が止まったからお父さんはいまから出かけるけど、お母さんの言うことを聞いて、お風呂に入って9時に寝ろよ」言うと、長男が、「お父さん何号機が止まったの?」と聞くので「1号機」と答えると、長男が「良かった、セーフ」というのでどういうことかと思ったら、「僕は2号機だから大丈夫」とのことでした。どうやら、1号機は長女で2号機が長男で3号機が次男ということに決まっているようです。

昨晩止まったのは1号機なので、長女の風車が止まったということになります。我が家にはもう一人3男がいるので、風車をもう1本建てないと喧嘩になりそうです。

200万円の車 VS ○○億円の風車

2005-06-28 22:58:13 | 風車日記
午後8時ごろ、夕飯を食べ終わって一休みしていたら、風車が故障で停止したとの連絡が宿直者から入った。すぐに、職場へ行ってみると、今月終わった半年点検で1年点検まではもたないといわれた部品に関するアラームでの風車の停止だった。

すぐに、部品を交換するべきかもう少し引っ張って様子をみるべきか悩む。この様子は遠隔監視装置で風車メーカーもわかっているはずだがいつものことながら特に向こうから連絡はこない。しかも、この部品は風車の運転開始後度々不具合を起こしており、その都度原因もはっきりしなかったものだ。次の点検までもたないかもしれないと言われたと言う事は、消耗品ということだろうか。

昨年の夏、台風が近くを通った後、近所の人のところに車を売ったセールスマンから、台風で何か車にありませんでしたかという問い合わせがあったそうだ。200万円の車のセールスマンの方が、億単位の風車の営業担当よりよほど親身なのはなぜなのだろうか。

風車から太陽光発電への補助金

2005-06-27 21:37:36 | 風車日記
久しぶりにいい風が吹いてます。が、しかし、今月も収支目標を大きく割り込みそうです。

今週の金曜日、7月1日から太陽光発電システムへの補助金申請の2次募集が始まります。当町では昨年度末で23軒の家に太陽光発電システムが設置されていますが、これは非常に少ない数です。そこで、今年度より風力発電の収益から太陽光発電システムの設置に補助金を出すことにしましたが、当初予算の金額が少なかったために、4月中には予算額に達してしまいました。そこで、6月の議会で35kw分の補助金を補正予算により計上しました。

風力発電で得た収益から太陽光発電へ補助を出すという仕組みは全国初ではないかと思っていましたが、高知県の梼原町で一足早く実施されていました。しかし、それにしても画期的だと自画自賛しています。

これで、太陽光発電が増えればうれしいのですが、自宅に太陽光発電をつけると、電気を買うだけでなく、売ることもあるため、その売り買いの差額が気になって、ゲーム感覚で省エネに取り組むという、二次的な効果も期待できるのではないかと考えています。

本当は自分も太陽光発電装置を自宅の屋根に付けてみたいのですが、なんせ、4人の子育て中でありそんな余裕はありません。ちょっと残念ですが、より多くの太陽光発電が町内に普及するように仕事がんばります。

風不足

2005-06-26 21:07:34 | 風車日記
今年は空梅雨でしょうか。全国的に水不足で、地域によってはかなり深刻なようです。
私の住む町では水不足との話は聞こえてきませんが、私的には完全に風不足です。これは今月に限ったことではありません。これで、3ヶ月連続で平均風速が昨年を下回りそうです。年毎に変動があるのは当然のことなので一喜一憂しても仕方ありませんが、それにしてもチョット憂鬱です。

今月は出張で8日間ほど職場を空けたので、仕事が間に合っていません。明日から少し気合入れていかねば。がんばるぞー! オー!

風力エネルギー利用総合セミナーに参加しました

2005-06-25 22:58:06 | 風車日記
昨日、今日と足利工業大学で行われた風力エネルギー利用総合セミナーに参加しました。
足利は思っていたより遠かった。しかし、時間をかけていくだけのことのある内容でした。
2日間で16本の講演や発表がありました。変り種小型風車から超大型風車まで、そして国で検討されていた系統連系対策の結果や、自治体風車の話までととてもおもしろかったです。特に、苫前町役場の職員の話は、ざっくばらんでおもしろかったです。

系統連系対策の話は、解列枠と蓄電池を使っての連系可能量の増加策が主な内容でしたが根本的には何も解決していないとの印象でした。仮に連系可能量が増えたとしても、蓄電池使用でコストアップした風力発電事業が現在の電気の買い取り価格で採算ベースに乗るとは思えません。

余談ですが、大学を卒業以来16年ぶりで学食に行きました。広くてきれいで立派な学食でしたが、やはり雰囲気は学食ならではという気がしました。

風車メーカーいろいろ

2005-06-22 21:49:21 | 風車日記
最近ある風車メーカーについて興味深い話を聞きました。その外国の風車メーカーは最近買収されたようですが、風車を買いたい客に対し、風車を建てるサイトの状況などを根掘り葉掘り聞いてきて、色々な資料の提出を求めてくるそうです。そして、そのサイトに自社の風車が適合するかどうかを判定して気に入らなければ風車を売らないそうです。

気に入らないというのは、風況が悪かったり、あるいは自社の風車の性能が発揮できないようなサイトに風車を売らないということだと思います。

色々と細かい資料の提出を求められるのでどちらが客だかわからないという冗談もあるとかないとか。しかも風車の値段は高いそうです。

この話を聞いて私はすばらしいと思いました。普通風車に限らず、とにかく多少誇大広告的なことを言ってでも自社製品を売ろうとする輩がはびこる今日この頃、風車メーカーとしての矜持を感じます。

とかく競争の激しい現在です。ここまでは無理でも最低限売ったものには最後まで責任を持ちましょう。ちなみに責任を持つということはどういうことなのか。それはそれぞれが自分で考えてみましょう。今夜は自分も町民に対して責任を果たすということがどういうことか考えてみたいと思います。

クールビズって

2005-06-21 21:39:35 | 風車日記
今日は次の風力発電事業の関係で県庁へ出張しました。県庁の職員でネクタイをしている職員は皆無でした。静岡県は以前より夏は軽装を奨励していましたが、ここへきてクールビズがブレイクしているので?職員も周囲に対する遠慮が無くなったのではないでしょうか。

ご一緒した東京電力の方もノーネクタイ姿でした。自分の中ではお堅いイメージがあったので、少し意外でしたが、想像以上にクールビズが浸透しているのでしょうか。

営業職の人はなかなかネクタイをはずせないかもしれませんが、内勤の人たちはネクタイをはずすのはむしろ自然なことでしょう。高温多湿の日本で長袖のワイシャツにネクタイをしてスーツを着るのは明らかに無理があります。

ただし、スーツの下が半そでのワイシャツだったり、普通のワイシャツでネクタイをはずしただけなのは最悪です。半そでのボタンダウンが無難ではないでしょうか。

避雷針の長さ

2005-06-20 21:50:50 | 風車日記
本日、風車の6ヶ月点検が無事に終了しました。
運転開始後1年半が経ち、定期点検は3回目ですが初めて何事も無く点検が終了しました。作業を担当された方々お疲れさまでした。

ところで、風車メーカーからの点検内容の報告終了後、風車建設及びメンテナンスを担当する会社から、昨年の雷の被害を受けての対策の提案がありました。

あまり費用がかからない範囲での提案ということで主に、昨年罹災した箇所を中心にアレスタを増設するというのが対策の1つの内容で、もう1つはナセル上の避雷針に関することでした。

昨年被害にあい、その復旧で現地に入った風車建設会社の社員にまず指摘されたのは避雷針が風速計及び風向計と比べて低すぎるのではないかいうことでした。

新聞で落雷被害の記事を見た県の建築確認の担当部署からも避雷の考え方について問い合わせがあったので、風車メーカーに確認したところ、保護角についてはJISの規格に基づいたものだが規格が古く、最近の研究ではJISで定められた保護角では不十分であることが判明しているとのことでした。それではなぜ、不十分だとわかっていながら避雷針の設計が改善されていなかったのでしょう?また、現在は改善されているのでしょうか?

今回の提案では、避雷針の長さを50cm高くし、風速・風向計の長さを50cm短くして、保護角を25度にするということですが、これは本来設計の段階で改善されてしかるべき問題だったのでは
ないのだろうかということが疑問点として浮上しました。

また、建設メーカーと風車メーカー間での検討の結果、当初風車メーカーが提示してきた金額よりは安くなったようですが、それでもかなり改造には費用がかかるとのことであり、設計の段階で見直されていてしかるべき内容が、メーカーの怠慢により放置されていたものだとしたら、この費用を当町が全額負担すべきかどうかということも疑問です。

風車のブレードは絶縁体なので雷対策は必要ないとの立場だった風車メーカーですが、この点についても方針変更があったようです。ブレードに雷対策の無い当町としてはなんとなくすっきりしない話です。この点についてもユーザーになんらかの説明があってもいいような気もしますが、いかがなものでしょうか。

また、避雷針について知見のある方がいらっしゃれば、アドバイスください。






風車の点検が無事に終わりそうです。たぶん。

2005-06-19 18:19:59 | 風車日記
今日は最後に残った1号機のメンテナンスが始まりました。
午前中は風が無かったので、作業がはかどり、明日の午前中ですべての作業が終わりそうです。

今週は、金・土曜日に足利工業大学で行われる、風力発電のセミナーに参加する予定です。プログラムを見ると相当充実していて見逃せない感じです。

しかし、足利って東京から結構遠いことがわかり前泊することにしました。
先月から、出張で家を空けることが多いのですが、子供たちはたいして寂しそうな様子もありません。っていうか、うるさいお父さんに怒られずかえって清々しているようです。