町営の野球場は風力発電所のすぐそばなので、風車が回っているかどうかもすぐにわかります。
今月は風況調査によれば一年で2番目に風が吹く月のはずですが、全然だめです。
200万円近く目標に不足しています。
昨年からどうも風が弱い状況が続いています。これが一時的なものなら良いのですが、気候変動で長期化するとしたら・・・・・
明日付けで人事異動です。機構も新しくなり、メンバーも変わります。心機一転、初心に返りがんばります。
(毎日新聞より)
つくば市の風車問題で、同市の市民団体「市井ランダム倶楽部」は25日、市原健一市長や小野寺清助役ら市幹部に市内の小型風車23基の設置費用約3億円の弁済を求める住民訴訟を水戸地裁に起こした。
訴状によると、小野寺助役らは、市内の平野部では風が弱いため風車事業が成り立たないことを知りながら、早稲田大に事業を委託。計画通りの発電量を確保するために早大に虚偽の予定発電量を算出させて、環境省から不正に交付金を受け取った。また、当初1基1000万円で30基の予定が、正当な理由もなく、1基約1300万円に引き上げられた結果、23基しか設置できず、市に多大な損失を与えたなどとしている。
同団体の亀山大二郎さんは「市の怠慢さを追及していく」と話し、市法務室は「訴状を見ていないので、詳しいことは控えさせていただく」とのコメントを出した。
つくば市は訴状を見たら詳しいコメントを出してください。
市民がつくば市幹部を訴え、つくば市が早稲田大学を訴えるという図式になりましたが、司法がどのように判断するかに関わらず、事実関係が明らかになることを希望します。私たち部外者には裁判の詳細を知る術がないので、市民団体の方たちに、情報公開を期待したいと思います。
今日、下田市に出張した帰り、国道135線から少し山側に入った丘の上に建つ、日本工業大学のセミナーハウスに寄ってきました。そこには、つくば市で問題になっているものと同型の風車が設置されているからです。
今日見た風車は定格出力1kwですから、つくば市に設置された10kw風車よりかなり小さいのですが、仕組みはまったくいっしょです。
私がセミナーハウスに着いた時は無風に近い状況でした。設置場所はバルコニー?の上で、セミナーハウスと樹木に挟まれてあまり条件が良いとは言えないところです。しかし、時々風速が2m/s(私の体感です)ほどになると風車はユルユルと回っていました。ですから、風さえあれば回りそうだなと感じました。今度はもう少し風がある時に行ってみたいと思います。
つくば市の回らない風車は今後どうなってしまうのでしょうか。このまま移設されることもなく、朽ち果てていくとしたら本当に許せません。市民の方は風車の移設運動を起こしたらどうでしょうか。