My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

風が吹きません

2006-04-30 21:12:02 | 風車日記
今日は午前中を仕事をして、午後から今年初めて野球をしました。やはり野外は気持ちがいいですね。

町営の野球場は風力発電所のすぐそばなので、風車が回っているかどうかもすぐにわかります。

今月は風況調査によれば一年で2番目に風が吹く月のはずですが、全然だめです。
200万円近く目標に不足しています。

昨年からどうも風が弱い状況が続いています。これが一時的なものなら良いのですが、気候変動で長期化するとしたら・・・・・

明日付けで人事異動です。機構も新しくなり、メンバーも変わります。心機一転、初心に返りがんばります。

つくば市風車と同型の風車を見てきました。

2006-04-28 23:13:16 | つくば市風車問題

(毎日新聞より)
つくば市の風車問題で、同市の市民団体「市井ランダム倶楽部」は25日、市原健一市長や小野寺清助役ら市幹部に市内の小型風車23基の設置費用約3億円の弁済を求める住民訴訟を水戸地裁に起こした。
 訴状によると、小野寺助役らは、市内の平野部では風が弱いため風車事業が成り立たないことを知りながら、早稲田大に事業を委託。計画通りの発電量を確保するために早大に虚偽の予定発電量を算出させて、環境省から不正に交付金を受け取った。また、当初1基1000万円で30基の予定が、正当な理由もなく、1基約1300万円に引き上げられた結果、23基しか設置できず、市に多大な損失を与えたなどとしている。
 同団体の亀山大二郎さんは「市の怠慢さを追及していく」と話し、市法務室は「訴状を見ていないので、詳しいことは控えさせていただく」とのコメントを出した。

つくば市は訴状を見たら詳しいコメントを出してください。

市民がつくば市幹部を訴え、つくば市が早稲田大学を訴えるという図式になりましたが、司法がどのように判断するかに関わらず、事実関係が明らかになることを希望します。私たち部外者には裁判の詳細を知る術がないので、市民団体の方たちに、情報公開を期待したいと思います。

今日、下田市に出張した帰り、国道135線から少し山側に入った丘の上に建つ、日本工業大学のセミナーハウスに寄ってきました。そこには、つくば市で問題になっているものと同型の風車が設置されているからです。

今日見た風車は定格出力1kwですから、つくば市に設置された10kw風車よりかなり小さいのですが、仕組みはまったくいっしょです。

私がセミナーハウスに着いた時は無風に近い状況でした。設置場所はバルコニー?の上で、セミナーハウスと樹木に挟まれてあまり条件が良いとは言えないところです。しかし、時々風速が2m/s(私の体感です)ほどになると風車はユルユルと回っていました。ですから、風さえあれば回りそうだなと感じました。今度はもう少し風がある時に行ってみたいと思います。

つくば市の回らない風車は今後どうなってしまうのでしょうか。このまま移設されることもなく、朽ち果てていくとしたら本当に許せません。市民の方は風車の移設運動を起こしたらどうでしょうか。


風車故障停止中&風車の電気を売って欲しいそうです

2006-04-27 21:41:06 | 風車日記
今しがた風車から自宅に戻ってきました。8時半ごろ風車が故障したとの連絡を宿直からもらい、すぐに遠隔監視装置を見ました。

普段なら故障停止したときには該当する風車の表示が黄色くなっているのですが、どういうわけか今回は緑でした。緑は待機(風待ち)を示す表示です。
故障の内容を見ると「ナセル制御装置故障」となっています。普段は出たことの無い故障です。

念のため、風車に言ってリセットを試みましたがダメでした。先週から風車で風の乱れの計測の準備が行われており、今日から風車メーカーの電気のスーパーバイザー二人が作業をしました。作業中に何度か「ナセル制御装置故障」の表示が出ているので作業の内容に関連しているのかもしれません。
明日、朝一で現場へ行って風車メーカーのスーパーバイザーに確認してみようと思います。

しかし、久しぶりに夜の風車へ行きましたが、山の中なのでやはりちょっと怖かったです。

今日は風車で発電した電気を売ってもらえないかという問い合わせがありました。当町風力発電所は電力受給契約で、発生した電力のすべてを東京電力に販売することが規定されているのですが、一応、東電にそういうことが可能なのか聞いてみようと思います。

問い合わせによると東京電力より高値で電気を買い取ってもよいとのことです。詳細は不明ですが、クリーンな電気を使っての事業を考えているそうです。

平成17年度風車停止状況を掲載しました&人事異動がありました

2006-04-26 21:48:53 | 風車日記
平成17年度の東伊豆町風車の停止状況をホームページに掲載しました。風力発電

平成16年度は落雷被害等により風車を運転できない時間が全体の9.8%もありましたが、17年度は3.4%に改善されました。長時間の停止は4月末から5月にかけてピッチリンク機構が故障し1号機が420時間停止した事案のみでした。

しかし、運転可能時間は大幅に増加したものの発電量は減少してしまいました。風況が悪かったのが原因です。風況については運転状況の項目を見てください。

本日、人事異動が発表されました。機構改革により所属の係名は変わりましたが、引き続き風力発電の担当となりました。役所勤めという性質上、いつまでも風力発電の担当と言うわけにもいきません(他の部署も経験しなくては・・・)し、風車の担当にもちょっと疲れているので、異動してもいいかなーとも思っていたのですが、民間事業者が計画しているウインドファームに道筋がつくまでは、このままということのようです。(子供達は喜んでいます)

また、新エネルギービジョンの策定や、風力発電所の公園整備、天城地域エコタウン計画等の推進や新たに環境教育も事務分掌に加わりました。なかなかやりがいがありそうです。


風況観測ポールの建て込みが行われました

2006-04-25 22:24:54 | 風車日記
今日は日本型風車ガイドライン策定に係る、風況観測のための風況観測ポールの建て込みが行われました。また、風車では歪計の取り付けなどが着々と進んでいます。

日本での風力発電推進のために少しでも役立てればうれしいのですが、計測の結果、現在の当町の風車について風の乱れによる影響が、風車設計の際の前提より大きく、風車の寿命に影響があるというような結果がでないか心配です。

仕事が終わってから、南伊豆町にある韓国料理店に行きました。料理もおいしかったのですが、古民家風の店舗のつくりが趣があってたいへんよかったです。宿泊もできるそうで、伊豆の旅の穴場ではないでしょうか。

本当の話でしょうか

2006-04-24 20:46:44 | 風車日記
鉄塔と鉄塔の間に電線を張って、それで風車を雷撃から守ろうという取り組みが実施されると小耳に挟んだのですが、どこの風車でしょうか。

送電線の下に風車を入れるようなイメージでしょうか。効果無さそうな気がしますが、本当の話でしょうか。

本日より30代最後の1年に突入しました。明後日に人事異動の発表が予定されていますが、30代の締めくくりに相応しい一年にしたいと思います。

風力発電所の公園整備

2006-04-23 17:22:28 | 風車日記
先週町長と風力発電について打合せをしている中で、風力発電所の整備の話が出た。現在風車まで誰でも自由に近づくことができるため、天気の良い休日には、かなりの人が風車の見学に来る。

また、視察や遠足でも風車が利用されている。そこで、ゆっくりしてもらうには最低限トイレぐらいは必要ではないかとの話は以前からあった。(できればエコトイレで)

また、天気の良い日には伊豆七島や天城連峰が一望できるので、お客さんから島の名前を聞かれることも多い。そこで、島やあるいは山の名前がわかるような看板を設置したらどうだろう。

それから、風車建設当時はどれだけの人が風車を訪れるかわからなかったので、風車付近には啓発表示板(発電量や風速がわかるもの)も設置しなかったが、それも欲しい。

あとは、ゆっくりしてもらうためにベンチも欲しいし、風景にマッチするような花の植栽もいいかもしれません。

町長と話をしたのは、トイレと看板の件だけですが、今後、観光商工課とも連携して、例えば観光施設整備事業という県の補助事業などが活用できないかも含めて検討することになりました。できれば平成19年度には予算要求できるようにしたいです。

それから、先週、町内で進行している風力発電事業の事業会社が町長に概要説明に来ましたが、そのサイトもたいへん眺めの良い場所であり、熱川温泉から比較的近いので、展望台や駐車場の設置などを検討して、観光資源として活用したいということで、協力をお願いしました。

事業会社も啓発の一環としても、地元との共生は必要との考えをお持ちのようで、たいへん心強く感じました。あとは地元の皆さんからどのようなアイデアが出るのか(出ないのか)が問題でしょうか。

風車での作業が続いています

2006-04-22 19:05:59 | 風車日記
今日はこの間の日曜日に引き続き、温泉の給湯本管の敷設替えでした。今日はチョット本格的な作業だったのでさすがに、父親と自分の二人と言うわけにはいかず、水道屋さん3人に手伝ってもらいました。日ごろ運動不足の身には少々きつかったです。

風車では昨日より本格的に、日本型風車ガイドライン策定に係る研究のための作業が始まっています。風車メーカーの技術者等が土日も関係なく作業中です。この現場が終わると沖縄に移動するとのことです。仕事とはいえホントたいへんですね。体力の無い自分には真似できません。

明日は義父の一周忌の法事です。時のたつのは本当にはやいものです。

市町の指導をする前に

2006-04-21 22:59:55 | 風車日記
今日は、風力発電事業の決算統計調査の説明会で静岡に出張しました。県内各市町の水道、下水道、病院、駐車場、市場、電気などの各事業の決算担当者が一同に会したわけですが、正直無駄な出張です。

資料を郵送してもらえれば事足りる内容で、質疑でも個別具体的な内容については、県の担当者はさっぱり答えられず、後日個別に回答しますという回答を連発していました。そんなんなら質疑の時間なんて必要ないです。

公営企業に厳しい視線が向けられているうんぬんの話がありましたが、今日集まった各市町職員の出張手当の総額もかなりの額になるのではないでしょうか。県こそ市町を指導する前にもう少し考えるべきことがあるように思います。

帰宅後、後輩4人に手伝ってもらい、鯉のぼりを上げる竿を立てました。

原発と伊豆半島と風力発電の関係

2006-04-20 22:26:22 | 風車日記
チェルノブイリから20年ということで、ニュースなどでも盛んに取り上げられています。

二つの意味で私の住んでいる伊豆半島も原発と無関係ではありません。
一つは伊豆半島は駿河湾を挟んで、中部電力の浜岡原発が目と鼻の先です。浜岡原発で事故が起きたときに西風が吹いていたら・・・・・

二つ目は、普段、伊豆半島で使っている電気は新潟の柏崎の原発で作られたものだということです。自分の住んでいる近くに原発があって喜ぶ人はいないでしょうから、伊豆に住む人たちの生活は新潟の人の犠牲の上に成り立っているわけです。また、柏崎の低濃度放射性廃棄物は青森に運ばれていますから、青森の人の犠牲もあるわけです。

本日、町内で計画されている2つの風力発電事業のうちの片方の事業者の方が、町長と面談し、事業概要の説明を受けました。幸い地元自治会が既に計画に同意していることから、今後は問題となる個別法をクリアしていけば十分実現可能だと思います。

あくまでも数字上だけの話ではありますが、町内で必要な電力を、町内の発電で賄うことも可能となります。だからといって新潟や青森の方の犠牲を軽減できるわけではありませんが、なんとなく気持ちが軽くなる気がします。まあ単なる自己満足ですが。

今後は観光資源化や環境教育にも力を入れたいですね。