My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

妄想家

2011-05-29 22:09:27 | 独り言
今日は台風を心配していましたが、21時50分現在で秒速3mほど
の風しか吹いていません。
風力発電はもう少しで月間の設備利用率30%に到達しそうです。

ソフトバンクの孫さんの自然エネルギーへの参入について否定的
な意見が特に識者から出ています。太陽光発電はコストが高く、
最終的には国民負担が大きくなるというのが主な反対意見です。

これは事実なので、反対の場合は原発を維持していくか、火力
発電を増やすかということになります。この点は国民的な議論
が必要になるでしょう。

もちろん省エネは当然の前提なのですが、それだけでは温暖化
問題や化石燃料の枯渇に対する解決策にはなりません。

でも結局、世の中を変えるのは評論家ではなく、孫さんのよう
な妄想家だったりするのかもしれませんね。

再会

2011-05-25 22:55:20 | 独り言
今日は嬉しいことがありました。
町営風車建設工事の際の現場代理人の方が職場を訪ねて
来てくれました。

風車建設現場で右も左もわからない自分を相手にプロの
仕事で無事に風車を完成させてくれた方です。
一緒に長崎その他に工場検査にも行きました。色々と
当時のことを思い出します。

風車を最後までしっかり回し切ることが恩返しだと思い
ますので、町として全力で取り組みたいですね。

風力発電に興味を持った方へ

2011-05-24 21:28:07 | 独り言
東芝やワタミが風力発電事業に参入し、ソフトバンクはメガ
ソーラー事業に取り組むそうです。

いつかはこういう日が来ると思っていましたが、震災(原発
事故)がトリガーになったのは残念です。

今回の原発事故で太陽光発電や風力発電に興味を持った方は、
東伊豆町にお越しください。
庁舎や小中学校には太陽光発電が導入され、町営で風力発電
事業も行っています。

特に町営風力発電所は運転実績、情報公開、環境教育の観点
から非常に評価の高い施設です。

視察見学は企画調整課(0557-23-6202)で対応しています。
もちろん個人的に声をかけていただいても結構です。

ちょっと忙しい

2011-05-21 08:48:04 | その他の仕事
5月に入り、出張、会議、打合わせなど自分には時間を
コントロールできない仕事が毎日のように続き慌ただし
くしています。
ロープワークを駆使した町営風車の錆補修作業も、ほん
の少し、人が風車からぶら下がっているのを確認しただ
けで、ゆっくり作業を見学する時間は作れませんでした。

補助金の申請や補正予算の検討など事務仕事は夜か休日
にやらざるを得ない状態で、今日も本当は仕事に行くつ
もりだったのですが、ワックス清掃があるとのことで職
場へ入ることができません。仕方が無いので自宅で来週
の例規検討委員会の勉強でもしようと思います。

明日の日曜日は町内で開催される
Goody'z ~DANCE & MUSIC~ の駐車場整理を手伝う予
定です。地元の若者が中心となって一生懸命準備を進めて
きたので、何とか天気がもってくれればと思います。

そう言えば、ワタミがNPOと組んで風力発電事業に乗り
出すという記事を見ました。
ワタミが使う電気に比べると2MWの風車で発電される電気
はわずかなものですが、この取組が単なる企業PRにとど
まらない本気の事業なのか今後に注目していきたいと思い
ます。

県エネルギー政策についての新聞報道

2011-05-14 21:43:28 | 独り言
日経朝刊の静岡版に県の経済産業部理事のインタビュー
記事が掲載されました。
その中で浜岡原発全面停止を受けてこの理事は「代替
エネルギーの開発支援も含めた地域自立型の電力需給
モデルを構築したい」と発言しています。

「地域自立型の電力需給モデル」とは何か?と問われて
「日本のエネルギー政策は電力の安定供給、環境への
適合、経済性の3つから組み立てられている。これまで
県として関わりは環境への適合が中心だった。これから
は電力の安定供給についても、積極的に関わりを持つ必
要がある。」と応えていますが、質問とまったくかみ合っ
ていません。

おそらく、「地域自立型の電力需給モデル」と言っては
みたものの、具体的、技術的なことはまったくわかって
いないのでしょう。この辺りは知事とそっくりだと感じ
ます。

県のトップや幹部がこの程度の知識で政策を語るのです
から、正直言って今後の県の新エネルギー政策には期待
できそうもありません。

また、読売新聞では「中部電力も困惑・・・ブレる静岡
県知事の原発発言」という見出しで、浜岡原発に対する
知事の場当たり的な発言を報じています。

原発や新エネルギーについて思いつきでの発言は控えて
もっと腰を据えてじっくりと取り組んで欲しいと思います。


高所作業

2011-05-13 23:33:48 | 風車日記
来週の月曜日から3日間、町営風車ではタワーの錆が出ている部分
を再塗装する作業が行われるそうです。

タワーの高さはおよそ37メートルありますが、ロープで上からぶら
下がって作業するようです。高所恐怖症の自分は想像しただけで具
合が悪くなりそうです。

ブレードの補修等に比べるとタワーからぶらさがるのは地味だと担
当する会社の方は言っています。
時間を見つけてのぞきに行きたいと思います。

県は何のためにあるのだろう?

2011-05-10 21:25:54 | その他の仕事
中電の浜岡原発停止決定を受けて静岡県知事が「県内
各所に職員を派遣して節電を呼び掛ける」というような
発言をしたようですが、こんなの小さな国ほどの経済力の
ある県の「政策」とは言えません。節電は県に言われなく
ても勝手にやります。

せめて太陽光発電設置に対してkW当たり10万円を補助する
くらいのことは言って欲しいですね。
静岡県は国から交付されたお金を基金にしてそこからわずか
ばかりの補助金を太陽発電とエコキュートをセットで設置
した場合だけ交付しています。

要するに国からお金をもらったから何かやらなければいけ
ないからという小手先の補助制度です。県は全然お金を使っ
ていません。

今回の震災に関しての経済対策にしても、財源の必要のな
い口先だけの政策ばかりで残念です。観光面でも県知事が
県の観光協会長であるにもかかわらず、財政面での支援は
ほとんどありません。

最近「県」は何のためにあるのだろう?と疑問に感じます。

浜岡原発停止について

2011-05-06 23:06:44 | 独り言
管首相が中部電力に対して、浜岡原発を停止するよう要請した
ことをニュースで知りました。

浜岡原発から遠く無い伊豆半島に住んでいる者としては、以前
から原発のことを心配していましたし、現実的に可能であれば
停止するべきだと考えていました。

ただ、今回の首相による突然の「要請」には問題があると思い
ます。法的根拠に基づいて手続きを経た上での「命令」であれ
ば首相の権限で実行すれば良いのでしょうが、今回は何のルー
ルも無い言わば思いつきによる要請です。

民間事業者の施設である原発をルールも無しに首相の要請で停
止するというのは、民主主義、法治国家として問題があるよう
に思います。

今年中に世界の人口が70億人を突破し2025年には80億人に達
するそうです。人口増加のほとんどは発展途上国で起きる現象
です。今後、途上国でも電気が使えるようになれば、世界のエネ
ルギー需要は急速に増えて行きます。
また、最近、北極評議会が今世紀末には海面が1.6メートル上昇
するという予測を発表しました。これはIPCCの予測を大きく上回っ
ています。

温暖化対策と急増するエネルギー供給を原発無しで達成するの
は至難の業だと言わざるを得ません。

ドイツでは原発を止めたことにより、電気を外国から輸入する
事態となっています。また、ドイツは現在まで着実に風力発電
と太陽光発電を導入してきました。首相が唐突に原発停止を要
請した日本とはエネルギー政策が大きく異なっています。

自分は古い原発と地震の危険の高い原発は順次停止して、最新
の知見で設計されている原発を新設するのが合理的だと思います。
ただ、現在の世論を考えると原発の新設はかなり難しいでしょう。

浜岡原発は停止すべき優先度の高い原発だと思います。ただ、そ
れは首相の思い付きでするべきものでは無く、エネルギー政策
全体を考える中で論理的に行われるべきではないでしょうか。

原発も駄目、風力発電も駄目、でも電気は今までどおり使いたい。
というのは、今後、世界的には許されない政策となるでしょう。

ドイツの洋上風車と日本

2011-05-05 21:43:18 | 風車日記
ドイツでメンケル首相が出席した初の洋上ウインドファーム
の稼働式が行われたという報道を目にしました。

このウインドファームはシーメンスの2.3MW風車21機で構成さ
れていますが、ドイツは2030年までにウインドファームを2万
~2万5千MW導入する計画だということです。

これを見て「日本でも洋上風車を」というつぶやきをツイッター
でいくつも見かけました。

ただ、ドイツは日本の94%ほどの国土に日本の十数倍の風車
を導入し、陸上に適地が尽きたので洋上に進出したのです。
こう書くと、日本と違いヨーロッパには風向きが一定の安定
した風が吹いているから多くの風車が建設されたというよう
んことを言う人もいるのですが、実はドイツはあまり風況が
良くありません。設備利用率だと20%を切る年もあるようで
す。

東伊豆町の風力発電所が運転開始後平均の設備利用率は25%
以上をキープしていることを考えるとドイツに風車がたくさ
ん建っているのは良い風が吹くからではないことがわかります。
ただ、ドイツでの風車建設費用が日本よりかなり安いというこ
とは忘れてはいけません。

日本はコストの高い洋上風車に移行する前に、合理的に建設
できる場所があるのなら陸上風車をしっかり建設運用すること
を優先するべきだと思います。

先日、環境省から発表された「22年度 再生可能エネルギー
導入ポテンシャル調査」の報告書にザッと目を通しましたが
北海道、東北地方を中心に風力発電所を建設できる場所がま
だまだ残されています。系統強化等の投資は必要になりますが
本当に原発縮小を目指すなら必要な投資ということになるで
しょう。

連休も後半戦

2011-05-04 21:34:00 | 独り言
今日は連休2回目となる、細野高原山菜狩りの入込客数調査
の当番でした。

お客さんの車が続けざまに来ると一人では忙しなく、来ない
時は手持無沙汰なので、前回に続き嫁と次男、三男に手伝っ
てもらいました。ありがとう。

車の中から「森田さんですか?」と見知らぬ人から声をか
けられました。聞けばツイッターのフォロワーとのこと。
同乗者を見るとご両親ともに顔見知りの方でした。

はっきりわかりませんが、フォロワーの中には当町出身で首
都圏在住の方が何人かいるようです。そういう方には自分の
つぶやきが故郷を知るソースの一つになっているのかもしれ
ません。

観光商工課でもツイッターで情報発信しようかと思う今日こ
の頃です。

明日は連休中唯一、出かける予定が何もありません。温泉の
源泉掃除をしたら本でも読みながらゴロゴロしようかと思い
ます。

今日は午後7時半からNHKの「クイズでGo!ローカル線
の旅」で伊豆急線が取り上げられて当町でも北川温泉と稲取
温泉の様子が放映されました。連休後のお客さんの入りを心
配している中、ありがたいタイミングでの放映でした。

北川温泉のロケでは何から何まで地元の方達にご協力いただ
いたと、ロケ担当の職員から聞きました。ロケや取材には地
元の方の協力が欠かせません。今後もよろしくお願いします。