My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

三菱重工風車ホームページが更新されました

2008-03-30 18:53:29 | 独り言
久しぶりに更新されました→三菱重工 風力 風車

「風力講座」などは風車ファンや自治体担当者は勉強のためにも必見です。
今回更新された中にはチョットだけですが動画で風車工場の中の様子を見ることができるコンテンツもあります。

「③既設機のトラブル収束と利益体質への転換」という一文が気になりました。トラブル収束は良いのですが、利益体質への転換が保守料金のアップにより達成されるものでないことをを希望します(苦笑)。


一昨日(金曜日)、教育委員会に派遣されていた小学校の先生(地元の先輩です)が学校へ戻るので有志で送別会をしたのですが、帰宅が2時半を過ぎてしまいました。よせばいいのにその後、パソコンを立ち上げてしまいました。夜更かしすると歳のせいでしょうか数日間尾を引きます。

先輩と話をして、以前より不安に感じていた我が町の教育に対してますます危機感が募りました。業界では「伊東3年、賀茂10年」という言葉があるそうです。賀茂郡下の教育は東海道沿線より10年遅れているということです。
こういう話を聞くとやはり合併の必要性が頭をよぎります。

慣れない職場(役場)で4年間もがんばってくれた先輩には「お疲れ様でした」と言いたいところですが、学校に戻っても闘ってください。応援します。

整理整頓

2008-03-27 21:41:03 | 独り言
課を移るわけではありませんが、机は移動しなければなりません。
しかし、一向に片付きません。

何が苦手って、整理整頓が一番の苦手です。
新年度の目標は整理整頓にします。

ついでに、頭の中も整理整頓したいところです。

びっくりです(スペイン風車事情)

2008-03-26 21:08:21 | 風車日記
【3月26日 AFP】スペインで国内の全電力需要に占める風力発電量の割合が一時、過去最高の40.8%を記録した。スペイン風力発電協会(AEE)が25日、明らかにした。

 同国では22日夕、強風のため風力発電量は9862メガワットに達した。イースター休暇の週末で電力消費量が少なかったため、全電力需要に占める割合は40.8%に達した。

 AEEによると、21日から23日の全電力需要に占める風力発電量の割合は平均28%だった。

 同国でこれまでの最大風力発電量は1万32メガワット。この記録が出た3月4日は電力需要の多い平日だったため、全電力需要に占める割合は今回ほど高くはなかった。

 同国の風力発電量は、2007年に初めて水力発電量と並んだ。

 政府は前年7月、再生可能資源によるエネルギー供給を高めるために、沖合に風力発電施設を建設することを認める法律を承認した。陸上施設よりコストはかさむものの、強く安定した風が期待できる利点がある。

 欧州連合(EU)の中でドイツ、デンマークと並ぶ3大風力発電国のスペインは、2020年までに再生可能資源によるエネルギー供給を3倍に拡大することを目指している。(c)AFP

ちょっと(いや、だいぶ)びっくりします。
電力系統の違いがあることは理解していますが、全電力需要の40.8%!!!ですよ!!!

温暖化やエネルギー問題を考えると、これぐらいのことをやらなければだめですね。可能な場所には風車と太陽光パネルを縦横無尽に設置しなければいけない時代がすぐそこまで来ているのかもしれません。


和解はあり得ないでしょう

2008-03-25 21:26:19 | つくば市風車問題
東京新聞によれば

「東京地裁は争点を▽事業実現の可能性▽設置風車の前提条件▽事業内容の告
知▽風車の設計▽委託契約の合意内容▽誓約書の解釈-の六点に整理した。だ
が、裁判では双方の主張は、ことごとく食い違いを見せている。

 ■早大の主張
 早大は、市の立場を「事業の成否の責任を直接負うべき事業主体」と位置付
けた。さらに、「市内の風況の予備知識がない教授に、発電事業を否定する調
査結果など、十分な情報を示さず作業を依頼した」と指摘。
 「専門家を利用して性急で強引に事業を進めたのは、環境省の交付金事業を
活用した公共事業のバラまきを意図したもので、事業の基礎をないがしろにし
た市のずさんな姿勢は、すべて説明できる」と厳しく非難している。

 ■つくば市の主張
 一方、つくば市は「地方公共団体、その職員として、実現不可能な事業を強
行する理由や動機は一切存在しない」と早大側の主張を全面否定。事業を担当
した早大教授について「市に損害を発生させた事実を隠し、責任を免れようと
している」と批判した。
 事業実施では「風力発電について、まったくの素人の事業担当者が、研究の
最先端を行く教授を信用するのは当然で、権威者のアドバイスに疑問を呈する
のは非現実的」とし、市側に責任はないとの主張を展開している。

 ■和解協議
 双方の主張が平行線をたどる一方で、昨年十一月から和解協議が非公開で始
まった。両者とも具体的な内容について「コメントできない」としているが、
関係者によると、設置された二十三基の風車を保存する方向で、話し合いを続
けているという。
 維持管理のための発電量確保や、昨年末に三重県で起きた同種の風車の落下
事故を確実に回避できる修繕の可能性が、和解成立のポイントとみられるが、
和解が成立すれば、責任の所在があいまいになる可能性もある。」

以上引用終わり

これだけ、双方の主張が食い違っていて「和解」なんて考えられません。記事の最後にもありますが、和解により責任の所在を明らかにしないまま幕引きというのだけは避けて欲しいところです。

年度末

2008-03-24 22:51:49 | 独り言
年度末です。

土曜日は隣組の総会がありましたが、無事に終了しこれで4月の町内会の総会をもって班長もお役御免です。

日曜日は幼稚園の引越しでした。幼稚園が統合され新園舎に引っ越しました。これで、私がかよった幼稚園ともお別れでなんとなく寂しいところですが、子供はきっと新園舎を見て喜ぶでしょう。

明日は後任者に仕事の引継ぎです。自分がどこかにいなくなるわけではないので、仕事をしながら引継げばよいとも思ったのですが、やはり異動してくる立場としたら、どんな仕事をするのかを一通り知らないと不安でしょう。

24時間365日風車のことが頭から離れないような生活を心がければ、嫌でも仕事を覚えます。心配しなくても大丈夫。

しずおか新エネルギー推進協働セミナー

2008-03-23 21:56:40 | 独り言
先週の水曜日(19日)に静岡で新エネルギーのセミナーに出席して、日本総合研究所の井熊均氏の「地球温暖化と再生可能エネルギー」という講演を聴きました。

内容的には本人が編著にかかわっている「だから日本の新エネルギーはうまくいかない!」という本とあまり変わり映えのしないものでした。

・世界中で省エネで温暖化を防止できると考えている国は無い
・にも関わらず、日本政府は省エネ精神論ばかりをふりまわしていてピントがずれている。
・本当に必要なのはエネルギー転換である。
・出遅れた国産風車メーカーが今後世界のシェア10位以内に入ることはない。
・最近では5~10基程度の風車購入では見積りさえ作成してもらえない。
・5基程度の風車を売って、調子が悪いから直しに来てくれと言われるのは邪魔くさい。
・ドイツのFITを最初は馬鹿げた政策だと言っている人達もいたが、最近ではほとんどいなくなった。
・日本とドイツのどちらが正しかったかは今や明らかだ。
・日本の太陽光技術はすばらしいが、多少発電効率が劣っても耐久性やコストが変わらなければ、大量導入には問題にならない。海外の太陽光発電導入のスケール感とスピード感の前では多少の発電効率の優劣は関係ない。

などが非常に大雑把な講演内容です。

シンクタンク所属にしては風力発電についての資料が古く(世界10位)、また三菱重工に在籍していたのに事実誤認があるのは気になりました。
また、EPTやLCA、系統連系について会場から質問が出ましたが、しっかり回答できていませんでした。

後半はバイオエネルギーを盛んに推奨していました。井熊氏は次の飯の種と狙いを定めているのでしょうか(苦笑)。

人事異動内示

2008-03-20 19:48:29 | 独り言
人事異動が内示されました。
結論から言うと、部下が二人できて、その内の一人に1年間かけて風力発電事業を引き継いでいくことになりそうです。
ということで少なくとも1年間は風力発電との付き合いは続きそうです。
そういうことですので、当ブログを読んでくださる皆さん、平成20年度もよろしくお願いします。

当町では伊豆半島南部の市町合併の枠組みから離脱したこともあり4月以降、まちづくり協議会を立ち上げて、まちづくりについて議論していくことになっていますが、これが当面、最大の仕事になりそうです。

企画と地域振興の両方の係を兼務することになったので、少々荷が重いのですが、まあ、取り敢えずやってみます。

話は変わりますが、風車2号機が日曜日の午前2時半頃から制御ポンプの不調で停止しています。今年はポンプを交換の予定だったのですが、点検までもちませんでした。ポンプはすでに確保済みなのですが、風車メーカーのSV(スーパーバイザー)の手配がつきません。やはり忙しいのですね(泣)。よろしくお願いします。

風車と言えば、今日は朝から猛烈な風が吹いて風車は停止しています。
最大瞬間風速40.8m/sを記録して時間平均風速30m/s以上が5時間続きました。
午後7時半現在も時折30m/s以上の風が吹いています。
台風はこれほど長時間強風が続かないので台風以上と言ってもよい風です。
これぐらいの風ではビクともしないはずですが、あまり良い気はしませんね。

切羽詰っているのに

2008-03-17 21:19:08 | 独り言
本日、議会定例会が閉会しました。

円高(というよりドル安か)、株安が止まりません。
これが当町のような田舎の観光地にどのような影響を与えるのでしょうか。

素人考えでまず思いつくのは、国内旅行から海外旅行へのシフトです。
また、株安は個人消費に悪影響を与えるでしょう。保有している株式に含み益がでていると、利益を確定していなくても何となく儲かったような気になって、財布の紐が緩みます。今回はもちろんその逆です。

最近、町内の観光産業が相当厳しいとの声を噂話も含めてよく耳にします。
温暖化対策と同様、町内観光業をどうするのかというのも待った無しの、危機的な状況だと思います。

できることはすべてやる。そういう危機意識がホテル・旅館の経営者以外の町民にどれだけあるでしょうか。

JRウォーキングイベント

2008-03-15 21:00:40 | 風車日記
昨晩とうって変わって今日は穏やかな天気となりました。

今日は町内でJRのウォーキングイベントがおこなわれ、風力発電所もコースの一部となっているということで、頼まれてもいないのに同僚と二人で押し売りの風車ガイドをしてきました。

パンフレットを自由に取ってもらおうと机の上に置き、風車に「風車内見学できます」と張り紙をして準備しました。

参加者が風車付近に到着し始めると、次男(小2)と同僚の子供がパンフレットを配り始めました。次男はそのうち大きな声で「風車の中を見れますよー、あまり見れませんよー、お得ですよー」と客引きを始めました。(笑)

その効果もあってか?多くの参加者が風車に立ち寄ってくれました。パンフレットはおよそ400部ほど配布できました。おそらく600人ほどの方が風車内部を見学したのではないでしょうか。

多くの方から質問をいただき喜んでいただけたように思います。見学者が風車の周りに集まったのを見計らって風車を3回ほど停止して、風車の運転について説明しました。

これから、ますます暖かくなると風力発電所は最高です。エコトイレも完成したので安心してゆっくりできます。

受付時間も終了して人影もまばらになったころ、ベンチに座ってなかなか動かない男性がいることに気が付いたのですが、そのうち女性の方が近づいて来ました。聞けば嫌がる旦那さんを無理やり連れてきたのだがこれ以上歩けないと言っているので、近くにバス停はないでしょうか?とのことでした。

バス停までは距離もありますし、バスもいつ来るかわかりません。かなり年配のかただったので、駅まで送ることにしました。車の中で話をすると長野県の諏訪市から来たそうです。
ウォーキングイベントは一度参加するとその後も案内が送付されて来るそうです。もう歳なので、断ろうと思って今回参加したということでした。

ところで、今回このご夫婦はたまたま自分と会ったので無事に駅まで戻ることができましたが、JRももう少し配慮が必要かもしれませんね。
土地勘の無い場所を歩くわけですから、地図に書いてあるコースの距離だけでは参加者にはわからないことも多くあるはずです。気軽に参加したら思ったよりきつかったということもあるでしょう。

自己責任と言えばそれまでですが、参加者には高齢の方も多いようでしたし、最後列には確認のためにJRの職員が付くようなことが必要ではないでしょうか。