My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

クルージング

2008-07-31 22:44:36 | 独り言
少しだけ暑さが緩んでいますが、相変わらず風は吹きません。

今日は夕方、職場の目の前の港から船に乗って30分ほどのクルーズを楽しみました。楽しんだと書きましたが、港の外は意外とうねりがあって結構揺れたので乗物に弱い自分はちょっとビビリました。

曇り空でしたが、海から見る景色は格別で風が気持ちよかったです。
いっしょに船に乗った大学生のインターンもこれで1,500円は納得できるとのことでした。

インターンの世話をしている担当者は着地型旅行商品を体験させてそのお値打ち度について色々と感想を聞いているようです。

明日は三島市から40人の小学生(環境探偵団)が風車見学に来ます。自分は夏季休暇をとって新エネルギーの勉強に行く予定です。ということで、風車見学は部下にお任せです。

インターン来町

2008-07-29 23:17:03 | 独り言
今日も風が吹きません。

本日より大学生のインターンが1名、来町しました。
町長、副町長と面談した後、世話をする担当者といっしょにお世話になる観光協会などに挨拶まわりに行きました。

ダラダラと2ヶ月を過ごしていた自分の大学生のころと比べると、まったく知らない土地に来て色々なことを体験しようという姿勢はすばらしいと思います。

夏休みですからあまり頑張り過ぎず、まずは伊豆を楽しんでもらえれば良いのではないでしょうか。

しかし、大学3年生というと自分が20歳(大学2年生)の時に生まれたということですね・・・

定期点検。風車は無事でした

2008-07-28 22:20:50 | 独り言
本日午後、風車定期点検について報告を受けました。次回定期点検(11月予定)の際に交換した方が良い部品が1点ありましたが、その他特に問題はありませんでした。12月で運転開始から5年になるので、全体的な風車の傷み具合についての印象を尋ねたところ、特に損耗が激しいというような印象はなかったということで、一安心です。暑い中2週間に及ぶ点検作業ありがとうございました。お疲れ様でした。

夜は11月に開催するあおぞら市の第1回実行委員会に出席しました。10年ほど前まで行っていたイベントを再開しようと招集されました。
また、その際にあわせて「お石曳き」を復活させたいという「稲取若者会」も実行委員として参加しています。

当町では江戸城の築城石を切り出して江戸まで運んだと歴史があり、今でも町内に置き去りにされた築城石を見ることができます。この築城石に綱をつけて昔ながらに人力で引っ張るという「お石曳きまつり」というのを10年ほど前までやっていたのですが、財政難を理由に消滅していました。

この「石曳き」は景気のいい頃には、浅草や中野、遠くは大阪までイベントとして出掛けては披露していました。自分も若かったのでスタッフとしてその都度動員されていました。大阪では御堂筋をパレードした後、江戸時代の水呑み百姓の格好で地下鉄に乗って移動させられて恥ずかしい思いをしたのも今となっては良い思い出です。

当時、子供だった20代から30才ぐらいまでの若者達がこの「石曳き」を復活させたいということで活動しています。以前のように大金はかけない(かけられない)で、気持ちでがんばろうと奮闘しています。こういう取組みに行政があまり口を出すとろくなことがないような気がしますが、後方から少しだけバックアップできればと思います。

風車定期点検が終了しました

2008-07-27 20:51:54 | 風車日記
明日の午後最終的な報告を受けますが、風車の定期点検作業が終了しました。
とりあえず追加での部品交換や悪天候による点検期間の延伸などはありませんでした。明日の報告で今後交換した方が良い部品などについては話があるかもしれませんが、取り敢えずは一安心です。

今月は風車運転開始後、最悪の風況です。下手すると計画の四分の一程度となりそうです。秋以降の風に期待したいと思います。

風車見学会番外編

2008-07-26 17:37:41 | 独り言
昨日、一昨日と1家族ずつ、夏休み風車見学会番外編ということで、風車を案内しました。今月はまったく風が吹かず発電成績は散々なのですが、両家族とも運良く回っている風車を見学することができました。

風車見学会でも良くあることですが、説明を聞いた後、大人の方が興味が湧いて次々と熱心に質問をしていただきました。また、見学会開催前にもかかわらず見学を受け入れたことについてとても感謝していただきました。
両家族とも事前の対応は部下がしたのですが、メールでのやり取りなどが迅速丁寧だったようで、たいへん良かったと思います。

少人数で対応しているので、すべての要望にお応えできるわけではありませんが、8月3日(日)から17日(日)まで土日も休まず風車見学会を開催しますので遊びに来てください。

今日は別の部下が1名、東京に出張しています。来週から夏休み期間を活用して女子大学生2名をインターンとして当企画調整課で受け入れます。今日はそのオリエンテーションで当町に来ていただく大学生との初顔合わせです。

両名とも観光について勉強しているとのことで、当町滞在中は6温泉郷で行われる夏休みのイベントの手伝いをしてもらいます。その他、農業・漁業体験や風車見学会にも参加する予定です。最後はその体験を通じて感じたことから、若者の視点で当町に対する提言をしてもらうことになります。

2週間以上に渡り貴重な夏休みを使ってのインターン活動ですから、預かる当方としても責任重大です。こちらでは車の運転などは禁止されています(国土交通省の事業です)ので、担当者はかなりの時間を割かなければなりませんが、色々な方の協力を得て、無事乗り切りたいと思います。

暑い日が続いています

2008-07-23 22:10:53 | 独り言
気象庁から高温と少雨に関する全般気象情報というのが出ています。

7月1日から21日までの各地の平均気温と降水量は以下の通りです(速
報値)。
        気温(℃) 平年差(℃)降水量(mm) 平年比(%)
   東 京  26.4  +1.7   36.5   28
   新 潟  25.0  +1.6   50.5   35
   名古屋  27.6  +2.2   30.0   18
   大 阪  28.2  +1.7   70.5   51
   広 島  27.7  +1.5   33.5   17
   高 松  28.5  +2.5    4.5    4
   福 岡  28.4  +2.0   47.0   23
   鹿児島  28.6  +1.1   76.5   35
   那 覇  29.5  +1.0   69.0   67

温暖化懐疑派の方の中には寒冷化が始まっているという人もいるようですが、体感的には理解できません。(真偽のほどは私にはわかりませんが)
高松の降水量平年比4%というのは気になります。

昨日、スネの骨を折った末っ子(5歳)は元気なのですが、うたた寝をした時に体がビックッとなり足が動いてしまい、痛みで泣いたりしています。
今年は家族揃っての夏休みの旅行というのは無理かもしれません。長男(小6)、次男(小3)は別にどこかに連れて行かないといけませんね。

夏休み風車見学会は8月3日(日)から8月17日(日)の15日間なのですが、何件か「この期間以外の見学はできませんか?」という問い合わせが入り始めました。可能な限り対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。

というわけで、明日はさっそく家族での風車見学があります。


Jパワーでも

2008-07-22 23:29:00 | 風車日記
昨日、「風が吹かなくなるリスク」について書いたのですが、風が吹かないことを心配しているのは私のような素人だけではないようです。

今日は東京に出張し風力発電推進市町村全国協議会の総会に出席しました。
来賓で異動してきたばかりのエネ庁の新エネルギー対策課長、環境省の地球温暖化対策課長(の代理)、関東海大学教授、荒川東大教授、ユーラスHDの中村常務から来賓の挨拶がありました。

皆さんから、最近は新エネルギーというと太陽光発電に注目が行きがちだが、主役はまだまだ風力発電だという話がありました。
また、四国や東北の首長からは適地はあるのに系統連系の都合で風車が建てられないとのいつもながらの問題提起があったのですが、この問題を解決できるかどうか、あるいは解決する気があるのかどうかで国の本気度と風力発電の未来がわかるといっても過言ではないでしょう。

で、総会終了後にJパワーの方から短い講演がありました。
演題は「東京臨海風力発電所の運転状況および風速の長期変動の概略調査について」でした。

東京臨海風力発電所は風況が悪い啓発風車で、目標設備利用率16%に対して実績は13%程度です。2基で1,500kw以上の条件を満たすために、ヴェスタスの850kw風車を選定しているのですが、カットイン風速4.0m/sで定格風速16m/sの風車ですから調査時の平均風速が5.4m/sのサイトに相応しい風車とは言えませんね。
初年度(平成15年度)の設備利用可能率90.3%が年々改善して19年度は97.0%だそうです。見るべきところはここだけかもしれません。まあ、風が吹いていないということを割り引かねばなりませんが。

その後、風速の長期変動について話があったのですが、ここ3年ほどの低風況は当町だけの問題ではなかったようです。Jパワーでも経営陣から大丈夫なのか?という話が出て、最後に気象官署で一斉に風向・風速計が切り替えられた1975年以降の33年間について全国66地点のデータを調査したそうです。

結果を見ると1980年前後に8年連続して33年間の平均を下回っている以外は風況は安定しています。ということでJパワーでは至近3年度の低風況は一時的であり、長期的には安定して推移すると結論付け今年度に期待しているそうです。
今月記憶に無いほど風が吹いていないことは忘れて来月以降に期待したいと思います。

また、余談として布引についてどんな状況かという質問が東海大の関教授から出ました。しかし、設備利用率は残念ながらというか予想通り言えないということでしたが、予定より発電できていないようです。
予想より風が吹いていないということもあるようですが、その場の雰囲気でいうと他にも理由がありそうな感じでした。
私の勝手な推測ですが、風車の配置に問題があるのではないでしょうか?
写真などで見る限り、風車の数が多すぎるように感じます。プロだからそんなことないかな?

帰りの新幹線の中で嫁から三男がスネの骨を折ったとのメールがありました。
子供が4人もいれば1人ぐらいは骨折ということもありうることだとは思っていたのですが、実際に起きるとビックリしました。
暑い季節にジッとしていなければならないかと思うと辛いですね。時々痛むようで泣いています。せっかくの夏休みだというのに可愛そうです。



風が吹かなくなるリスク

2008-07-21 20:03:05 | 風車日記
7月10日のエントリ「記録的に風が吹かない」にandyさんからコメントいただいたのでちょっとこの件について。
これは、昨日記事にした「島根県江津高野山風力発電所」とも関係ありです。

今後、風力発電に取り組もうという自治体は、「風が吹かなくなるリスク」を頭に入れておかなければいけないのではないでしょうか。
当町の風力発電事業も平成16年度をピークに年々平均風速が下がってきています。今月は過去に記憶がないくらい風が吹いていません。

気圧配置が少し変わり、低気圧が通る場所が変わるだけで風は吹かなくなります。
自治体の風力発電事業は大手風力発電事業者と違いこの点においてリスクの分散は事実上不可能です。
日本全国(あるいは海外)の複数箇所に風車を持つ民間事業者は、例えば北海道で風が吹かなくても九州では風がよく吹いた、というようにある程度リスクが分散できるのではないでしょうか。

これから風車を建てようという自治体は、事前の風況調査から推計した発電量の7割程度の発電量でもやっていけるような事業計画を立てることをお勧めします。
当町の風力発電事業は建設費の45%をNEDOから補助金交付を受け、残りのほとんどすべてを電気事業債という名の借金で賄っています。この借金は利息を15年、元金を12年で返済することになっています。

事業計画を立てた時点で5千万円でも1億円でも自己資金(一般財源)を投じていれば借金返済は随分楽だったと思います。想定発電量の7割の発電量でも借金の返済ができる程度に自己資金を準備できないのであれば、風力発電事業はあきらめた方が無難だと思います。

風車建設後に思ったように風が吹かないと、風車が故障しても修理する予算が工面できずに風車が長期間停止して更に収支が悪化して、より多くの税金を投入するという悪循環にはまってしまいます。現在日本の風力発電設備(10kw以上)の6.7%程度を自治体が保有していると思いますが、苦戦しているところが大半ではないでしょうか。

ちなみに風況調査の7割という数字に特に根拠はありません。私の勘です(苦笑)。

今日は温泉の源泉掃除のあと、温泉の枡の掃除をしました。
揚湯管を通って吹き上げて来た温泉を木板でふさいで枡の中に受けます。その枡がスケール(湯の華)で一杯になるので時々掃除しなければいけません。湯の華とはいっても温泉が勢い良く当たる部分は非常に堅くなります。

ツルハシや金テコなどを使ってスケールをはがしていくのですが、なんせ湯温は100℃ですから命がけです。飛び散る温泉を少し浴びるだけでも熱くて声が出てしまいます。本当に危なそうな時はカッパを着るのですが、この時期は暑くてカッパを着る気になりません。
次の日曜日にもう一度掃除をすればかなりきれいになりそうです。

明日は風力発電推進全国市町村協議会の総会に出席するため東京出張です。
明日、明後日と熱川(あたがわ)温泉では花火大会です。子供達は行きたがると思いますが、明日はちょっと間に合わないかもしれません。


島根県江津高野山風力発電所

2008-07-20 22:02:34 | 風車日記
工事の様子が良くわかります→島根県 江津高野山風力

福井県企業局の風車が売りに出たり、京都府企業局の風車も廃止の検討もされていたりと昨今の公営企業全般の事業全般の見直しの流れもあり、都道府県レベルの風力発電は苦戦しています。

詳しい経緯はもちろんわからないのですが、ホームーページに掲載されている風況調査の結果(高さ30mで5m/s)を見る限り見通しは厳しいと思います。
ちなみに当町の事前の風況調査は高さ20mで6.6m/sです。
想定設備利用率はおよそ21%ということですから風速の分布によっては達成は可能だと思いますが、総工費64億円ですから電気事業としては相当上手くやらないといけませんね。応援しています。

昨日は次男(小3)、三男(年中)を連れて松崎町の岩地海岸へ泳ぎに行ってきました。片道1時間15分ほどの道のりですが海水浴って疲れますね。都会から伊豆まで海水浴に来るお父さん達、本当にお疲れ様です。

それにしても西海岸の海水浴場はこじんまりしていますが、波も静かだし水もきれいで家族で行くにはとても良い感じです。夏休みにどうでしょうか?風車見学会とセットで。(笑)

今日はバイクでこけて入院している甥っ子(高専4年)を見舞いに一家8人で出かけてきましたが、さすがに道路が込んできました。車がすれ違えないような裏道ばかり走ったので渋滞にはつかまりませんでしたが、帰りは東京方面へ車の列が延々と続いていました。海水浴を終えて家まで運転のお父さん達に同情です。

風車メンテナンスが続いています

2008-07-18 22:13:27 | 風車日記
今日は午前中風車周辺の草刈。午後は草刈を部下にまかせて打合せ3件。
今年度に入りやけに打合せが多い。

草刈をしている間に九州の某自治体から風車についての問い合わせがあり、その後打ち合わせ中にも再度電話があったということで、打合せ終了後に折り返し電話をかけました。

その自治体では風車の計画修繕は行わず、壊れた部品のみ交換する方法をとっているようです。とにかく風車を持つ自治体ではどこでもメンテナンスは頭の痛い問題ですね

当町風車では今週月曜日からメンテナンスを実施しています。機械・電気で総勢7名の方が作業しています。昨晩は午後8時近くまでやっていました。暑い中たいへんですが、よろしくお願いします。

明日から3連休。火曜日は東京出張なので、デスクワークが間に合いません。
職場は時間外はエアコンを使えないので、暑くて効率が上がりません。