My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

今年も終わりです。

2005-12-30 22:01:37 | 風車日記
本年も残すところ明日1日となりました。いつもですと最後の悪あがきで年賀状を印刷しているところですが、今年は義父が亡くなり喪中のため、それもありません。一応大掃除らしきことはしていますが、明日は妻の実家に泊まる予定です。妻の実家とはいっても、車で7分ぐらいの距離ですが。

クリスマス以降さっぱりの風車でしたが、今日の夕方から風が強くなってきました。今月の目標はクリアしていますが、今年度の通算ではまだ150万円ぐらいは赤字でしょうか。残り2ヶ月で挽回できるでしょうか。風況調査の結果から1月はかなりノルマがきついのが心配です。

昨年度よりは発電量は減りそうですが、昨年2度被害のあった落雷が今年は無く、ゴールデンウィークに1号機がピッチリンク機構の故障で2週間止まった以外には大きな故障もありませんでした。

来年は年間を通じて故障がなく、風車にとってちょうどいい風が吹きますように。
それから、全国風サミットもよろしくお願いします。がんばります。

三菱重工へのお願い。

2005-12-29 20:26:30 | 風車日記
三菱重工が新エネルギー分野を拡充するらしい。風車の営業や基本設計も長崎造船所に移管されるとのことだ。

基本的には賛成です。当町は三菱重工の中部支社(名古屋)管内だが実際には東京の方が近く、風車に落雷があろうが故障しようが中部支社からは音沙汰がなかった。結局、直接長崎とやり取りして技術者の派遣や日程の調整をしてきた。

しかし、この機構改革が真に意味のあるものになるかどうかはわからない。
今年はとにかく三菱グループの不祥事が多い1年だった。明治安田生命の2度にわたる業務停止命令、三菱地所・マテリアルの土壌汚染マンション問題、重工の橋梁談合事件、三菱電機の成田空港での談合事件。ざっと思いつくだけでもこれだけある。

これだけあると、偶然とは思えない。企業の体質に何らかの問題があるのは明らかだろう。それぞれの事件発覚から、その後の推移を見ると共通しているのは、客先不在ということだ。三菱関係者はいやそんなことはない。というかもしれないが、それは三菱の関係者が決めることではなく、三菱製品のユーザーが決めることだ。

せっかく機構を改革するのだから、併せて意識の改革もしてください。例えば、客から問い合わせや提案、相談があった場合には必ず回答すること。普通の会社なら当たり前だと思うでしょうが、この当たり前のことさえできていないのです。さらに回答は3日以内とか7日以内とか自らに期限を課してみてはいかがでしょうか。

これだけでもユーザーからの印象は大きく変わるはずです。日本を代表する企業グループの一員だというプライドも大切かもしれませんが、すべてはユーザーあってのことですから。

ちょっと厳しい意見になってしまったかもしれませんが、三菱ユーザーは三菱にしっかりしてもらわなければ困るのです。頼みの綱なのです。そこのところよろしく。

仕事納めでした。風車で電力品質の測定が始まりました。

2005-12-28 22:43:15 | 風車日記
今日は仕事納めでした。今年もなんとか無事に終わることができました。ご協力いただいた皆さんありがとうございました。

今日から2月末まで、風車で電力品質の測定が始まりました。風車運転開始後、電力品質に関して若干問題があり、東京電力伊豆支社が風車の系統連系盤内で電力品質の測定を行い、そのデータを元に風車の制御をあれこれ改善してきました。

それにより電力品質はガイドラインの規定値内に収まりましたが、再度冬の風の乱れの強い時期に測定したいとのことで今日測定器を設置しました。

風車が運転を開始してから丸2年間、風車を連系している系統の需要家の皆さんに迷惑をかけたことは一度もありませんので、特に問題はないと思うのですが、現場を預かる東京電力の皆さんは非常に慎重です。ちょっとガイドラインに拘り過ぎではないかとも思いますが、無事に測定が終わることを祈るのみです。

風車は年末に来て失速気味です。寒さは厳しいのですが、穏やかな天候が続いています。今日も風車からは房総半島まではっきり見ることができました。

風速、風向計及び避雷針に錆が・・・

2005-12-27 23:21:43 | 風車日記
今日は午前中、風車のメンテナンスを委託している関電工の担当者が、風車の年次点検の報告書を持って来ました。

幸い点検結果ですぐに問題となる事項はありませんでしたが、一点だけ気になることがありました。風速計、風向計が設置されているポールと避雷針に錆が出ているのです。風車3機ともです。運転開始後まだ2年が経ったばかりです。こんなもんでしょうか。風車は港に建っているわけではありません。山の上です。
他のメーカーの風車はどうなんでしょうか。是非知りたいです。

午後は伊豆市で天城地域エコタウン構想策定に関する打合せが行われ出席しました。県のエネルギー対策室が音頭をとって、伊豆市、河津町、西伊豆町、東伊豆町が連携してエコタウンを作ろうというのが趣旨です。

昨年度は新エネルギーの導入可能性調査を今年度はエコタウン構想の基本構想を策定しています。取りまとめは三菱総研が行っています。

県の希望では来年度以降、徐々に実際に新エネルギー導入のフェーズに入り、また、推進協議会のような組織を立ち上げ、その事務局を当事者である自治体にまかせたいということでした。事務局をどこが引き受けるかはともかくとして、具体的に推進協議会でどのような活動をするのか、また各市町がどのように連携してエコタウンと呼べるようなものにしていくのか、具体的な取り組みがイメージできません。

実際の新エネルギー施設は基本的には各市町が独自に導入するしかないので、連携は難しいでしょう。ハードがらみで木質系バイオマス発電施設もしくは熱利用施設をどこかへ建設して、そこへ間伐材などを持ちこむというのが唯一考えられる連携でしょうか。
それ以外には何かソフト面で連携していくしかないように思います。例えば、新エネルギーを観光面で互いに連携させるといったことでしょうか。

どちらにしても具体案となるとなかなか難しいですね。新エネルギーというよりはなにか環境政策としての切り口が必要でしょうか。

風車とまちづくり

2005-12-26 22:48:38 | 風車日記
今日は東京から大学生が風車に来ました。目的は卒業論文作成の取材のためです。卒論のテーマは「風車とまちづくり」ということでした。確かに、日本は地方自治体が町づくりや、地域振興目的で風車を建てている世界でも珍しい国です。

しかし、実際に風車を建ててみるとそれだけでまちづくりが劇的に進展するということはありません。まちづくりは地方自治体、特に田舎の市町村にとっては大命題であるわけですが、簡単なことではありません。

町づくりの明確な目標やそこに至る確実な方法を簡単に見出している自治体は非常に少ないのではないでしょうか。仮に目標が定まったとしても、そこに済む住民にその気になってもらわなければなりません。

また、私の印象としては行政主導のまちづくりが、上手くワークすることは非常に少ないように感じます。住民が主体となって自然発生的に盛り上がる町づくりに行政は邪魔にならないように少しだけ手助けする、そういう形が理想ではないでしょうか。

自分は大学卒業に当たり卒業論文を書きませんでした。ですので、その苦労はわかりませんが、4年間の大学生活の総決算ということになると思いますので、最後までがんばって良い物を書いてください。

風車カットアウト停止中

2005-12-25 22:34:22 | 風車日記
現在というか、午後5時過ぎから強風が吹き続けており、風車は3機ともカットアウトで停止中です。今のところの最大風速は34m/sで30m/s超えを連発しています。

先ほど茶の間で家族と話をしていると、ゴロゴロという大きな音がしたので、反射的に雷かと思いからだがビクッとしました。近所でやっているクリスマスのイベントの花火の音でした。もはや職業病か。

クリスマスのイベントで昨日今日と花火です。どうなんでしょう。日本全国イベントと言えば花火、という状況になっているような。やはり手っ取り早いということでしょうか。その他には、地元の和太鼓、スチールパンのコンサートなどが行われたそうです。クリスマスの夜に和太鼓?これもどうなんでしょうか。

かといって自分にも気の利いたアイデアがあるわけではありません。イベントってやはり一過性の効果しかないのだろうか。本当は○○の熱川温泉というような冠が付くような温泉場作りが必要だと思うのです。年配の方には細腕繁盛記の熱川温泉というイメージもあるようですが、若い人にはさっぱり???です。

最近は自分も年でしょうか、妻と旅行するなら風情のある温泉場をのんびり散策でもしてみたいです。それから、地元でとれた野菜や魚の並ぶ朝市なんかで買い物でもしてみたいですね。まあ、4人の子育てが終わるまではチョット無理かな。

クリスマスですね。

2005-12-25 14:20:23 | 風車日記
昨晩は、子どもたちが「あわてんぼうのサンタクロース」を大合唱した後、ケーキを食べました。都会のクリスマスの華やかさはまったくありませんが、親としては幸せを感じるクリスマスイブでした。

今日は朝からサンタクロースにもらったゲームを大喜びでやってます。ちょっとだけ参戦しましたが、子どもにまったく歯が立ちません。

風車はと言えば朝のうちは無風でしたが、昼頃からいい風が吹いています。このぶんだと、今晩には今月の目標発電量に達しそうです。

大荒れでした。

2005-12-24 01:30:02 | 風車日記
昨日(23日)は朝から強風が吹き荒れ、過発電により風車が三回停止しました。その他にも風の乱れで、逆電力が発生して風車は解列と並列を繰り返し、運転できない時間も多かったので、強風の割には発電できませんでした。

しかし、自宅で遠隔監視装置が使えるようになってから、本当に楽になりました。去年の冬は夜中や休日に何度も呼び出されて役場へ行っていました。そういえば、一昨年は大晦日の夜も風車にいました。風がビュービュー吹くと風車がいつ止まるかと自宅でも落ち着かず、夜中に何度も目が覚めました。

自分は下戸なので24時間シラフですが、お酒が好きな人が自分の後に風車の担当になったらどうするんだろう?などと余計な心配までしていました。

しかし、今では暖かい自分の部屋で風車の操作ができるのです。冬本番となって、しみじみありがたいやら、うれしいやらです。まあ、もちろん風車が止まらないのが一番ですが。

断続的に強風が吹いてます。風車はたいへんです。

2005-12-22 22:44:23 | 風車日記
昨晩は朝まで風車が止まることもありませんでした。
今日は一日断続的に強風が吹いています。風速も0m/sから28m/sまで安定しません。風車にとっては大変です。こういう風の繰り返しが風車を痛めつける大きな要因になるのでしょう。

昼休みには風車が原因不明の故障で停止しました。風車へ行ってリセットしたら問題なく運転できましたが、少し前にも同じことがありました。
昼間にもかかわらず、風車サイトの外気温は2.8℃しかありませんでした。伊豆でさえこれですから、全国の風車サイトはたいへんなことになっているのではないでしょうか。

風車の管理をしている皆さん事故等に気をつけてがんばってください。

やはり年末は忙しないですね。

2005-12-21 21:49:32 | 風車日記
昨日は午前中、町内回覧配布、午後は地元の小学校の総合学習とほとんど自席にいませんでした。

総合学習では5年生26人が役場で1時間弱風車や温暖化の勉強をして、その後、風車へ行きました。気温9度、風速6m/sと比較的穏やかな天候でした。いつものように風車が翼の角度を変えるだけで停止するところを見せました。
来年1月には、勉強の成果の発表会があるので招待してくれるとのことでした。

夜は、役場の宿直当番でした22:30頃に近所の駐車場に猫が死んでいてほっておくのはかわいそうだから何とかならないか?との電話がありました。こういう問い合わせがあるとほんと困ります。困るというのは迷惑だという意味ではありません。

こういうことまで役場で対応するとほんとにキリがなくなってしまいますし、かといって個人ではどこに持っていったらいいか困ってしまうということも想像がつきます。今回は住民課地域係に話をつないどきました。

今日は朝から風車の月次点検でした。風車1号機の地上から10m程度のところに錆が出ていることが判明したため、高所作業者で補修する予定でしたが、風が強く断念しました。

明日の未明から大荒れの天気になるようです。風車が停止することなく朝まで寝られるでしょうか。天気予報だと微妙なところです。