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My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

今日の視察

2007-05-31 20:29:13 | 風車日記
今日は午前中、新任の町立小中学校の先生を3人、風車に案内しました。研修の一環ということらしいです。風車の話と環境教育の話を少しだけさせてもらいました。

午後は、県内の長泉町というところから、消費研究会の皆さんが視察にみえました。車で2時間足らずの距離にある町ですが、24人ほどでしょうか当町で昼食をとり、風車見学のあとは、みかんワイナリーにも寄っていただきました。

ほとんどが女性でしたが、元気いっぱいでこちらまでパワーをもらったような気がします。風車についてはもちろんですが、温暖化の話なども興味をもって聞いていただきました。楽しんでいただけたのではないかと思います。

大量受注おめでとうございます

2007-05-30 20:26:38 | 風車日記
今日は午前中、風車進入路の草刈を4人でしました。延長1.1kmあるので、とても全部は終わりませんでしたが、少しスッキリしました。これからの季節雑草はあっという間に伸びるので、何度か草刈をする必要があります。

三菱重工がアメリカで風車を788機受注したそうです。内訳は1M機が377機、2.4M機が411機です。納期は2007~2009年とのことです。総出力容量は国内の風車の総出力に匹敵します。まずは、おめでとうございます。

皮肉ではなく、これだけの商売していたら600kw機のメンテナンスなんて力が入らないのも無理は無いですし、メンテナンス費用の値引きなんてする気はおきないですよね。

風車故障→間もなく復旧

2007-05-28 22:51:15 | 風車日記
昨日(日曜日)の朝3時40分頃、ヨーブレーキブースター圧異常で風車が停止した。遠隔監視装置から再起動できなかったので、6時頃風車へ行って手動でリセットしようとしたが、再起動できなかった。

休み明けの今日、風車メーカーに電話をしたが、2ヶ月ほど前にヨーブレーキもブースターも交換したので原因に見当がつかないということで、保守をお願いしている関電工に対応を依頼した。
連絡後、すぐに対応してもらい技術員が駆けつけてくれた(感謝)。結局、大きな異常は見つからず、風車は運転ができる状態となった。今のところは特に再現性もないようなので、しばらく様子見です。取り敢えずホッとしました。

明日の午後は環境教育の関係で下田市へ出張です。

クリーン作戦

2007-05-27 19:02:50 | 独り言
今日は午前中、クリーン作戦(町内一斉清掃)が行われた。各町内会単位で清掃に取り組んだ。私の住む町内会は13の班に分かれており、それぞれ自分の班を清掃した。

私の班では、側溝の泥やゴミを上げたり、道路端の草刈をした。自分は今年班長をしているので、最後に先輩二人に手伝ってもらい、ゴミを清掃センターへ運んで終了した。

この作業には、育成会(中学生)や子供会(小学生)も参加しており、子供の頃から地域の一員として、地域の大人たちと同じ作業をすることになる。教育上も意味があるのではないでしょうか。

午後は、野球の審判に行きました。今まで主審はしたことがなかったのですが、主審をするはずだった後輩がどうしても都合がつかないなったということで、代役をつとめてきましたが、試合をする3倍ぐらい気疲れしました。今後は審判の判定に不服そうな顔をするのはやめます。

風車は今週も視察があるのですが、先週は大学のゼミや町内ホテルを使用しての研修について問い合わせがありました。できるだけ協力したいと思います。

レスター・ブラウン氏と安井至氏

2007-05-26 22:01:46 | 独り言
24日(木)に大手町の日経ホールで、第2回三井物産環境基金セミナー「地球環境問題の最新状況と対応策」が開催されました。

忘れないうちに、その内容を書き留めておきたいと思います。
講演をしたのは、アースポリシー研究所所長のレスター・ブラウン氏と、国際連合大学副学長の安井至さんでした。

以前からレスター・ブラウンの著書「エコ・エコノミー」や「プランB」あるいは、安井さんのブログやホームページを見て興味を持っていたので、この2人の話を揃って聞けるということで、迷わず参加しました。

ます、レスター・ブラウン氏の話は基本的にはその著書「プランB2.0」の内容でした。細かい話は抜きにして恐らく、一番訴えたかったのは「文明の破綻を意識しなければならない」ということだと思います。自然の限界点がどこにあるのかは正確にはわからないので、温暖化への取り組みは時間との戦いだということです。
また、温暖化問題については「世代間の分断」が起きるだろうとも話していました。将来の世代が今のIPCCのレポートを見て「なぜひどいことになるのがわかっていたのに、自分たちの前の世代は何もしてくれなかったのだ!」と言うことになるかもしれない、とのことでしたが、被害者になる将来の世代からこう言われないように行動しなければなりません。

レスター・ブラウン氏は以前より風力発電に大きな期待を寄せていたのですが、これは今でも変わりない、というよりは更にその期待は大きくなっているようです。アメリカでの風力発電のポテンシャルは過小評価されていたと述べていました。

安井さんは、先日ノルウェーが2050年に炭素中立国になると宣言したことに触れ、現在産油国として豊かな生活を維持しているノルウェーが石油に依存できるのはあと30年ほどで、また水力はすでに限界であり原子力は認めない国民性なので、今後は洋上風力発電へ移行していくとのことでした。

日本は今まで少しずつ無駄をそぎ落とす努力をしてきたが、今後はそのようなやり方では限度があり、一気に効率を高める観点から新しい技術の開発に力を入れなければならないということを、Eco Tech 2.0という表現を用いて説明していました。ここでいう2.0とは効率2倍ということです。
また、どうやってお金を稼ぐか(GDPを伸ばすか)ということでは無く、どういうふうにお金を使うかが大事になってくるとも話していました。

どうお金を使うかということですが、これからは量ではなく、人に薀蓄が語れる(自慢できる)物、そして将来ヴィンテージになるようなものにお金を使うということらしいです。
また、国としてのお金の使い方ですが温暖化の影響を真っ先に受けるのは発展途上国であり、温室効果ガス削減の責任はまずは先進国にあることや、最近日本がODAの金額を減らしていることについても懸念を示していました。

その他、日本のトップランナー方式のすばらしさや、風車がらみでは国プロで巨大グリッドを構築して2050年にはDC送電網を構築し、供給の最終時点で55Hzにする(これは冗談か?)なんていう話もしてました。

お二人の意見が最も一致したのは燃料電池車はハイブリッド車に勝てないという点でした。水素の製造にかかるエネルギーと、供給のインフラ整備の難しさを理由にあげていました。また、二人ともプラグインハイブリッド車の登場に期待しているようでしたが、安井さんはかなり高価なものになるのではないかと予測していました。レスター・ブラウン氏はプリウスに乗る際に幸せを感じるとさえ言っていました。

まとまりのない文章になってしまいましたが、最後に安井さんが言っていたことで気になることがあります。アメリカは京都議定書から離脱しているが、一度方向転換したらすごい勢いで、温室効果ガス削減に走り出す可能性があり、その時は日本だけが取り残されることになるということでした。

安倍首相が温室効果ガス50%削減を言い出しましたが、具体策には触れていません。さて、どうなることでしょう。

今日は代休をとりました

2007-05-24 23:11:00 | 独り言
今日は代休を利用して、東京大手町へレスター・ブラウン氏と安井至氏の講演を聞きに行ってきました。講演の内容については明日以降に書きたいと思います。

少し早めに東京についたので、新丸ビルを覗いてきました。平日とはいえ、結構、混雑していました。買い物というよりは明らかに丸ビル観光が目的というグループもかなりいました。

平日の昼だから当然かもしれませんが、客の90%は女性です。やはり、何の商売でも女性を押さえなければだめですね。

ツアーの受け入れが始まりました

2007-05-22 22:19:24 | 風車日記
今日は、長崎県雲仙市から2名の職員が視察にみえました。また、初めて風力発電所に旅行代理店のツアーを受け入れました。

雲仙市の職員は2時間半ほどみっちり視察していきましたので、時間の関係でツアーの方は上司と同僚に対応してもらいました。(現場ではいっしょになりました)。

九州は系統連系受け入れに制約があり、風力発電事業の見通しが立てにくくなっています。環境付加価値分を電力会社以外に売却する方法があることなどをお話しました。また、赤字を出してまで風車を導入することは理解を得られないという点について意見が一致しました。

ツアーについては、今まで単発でバス会社や代理店の視察や見学を受け入れたことは何度もあるのですが、今回は全6回の箱根伊豆ツアーの立ち寄り場所として連続で受け入れるという初めての試みです。
また、当町のお客さんは関東圏の方がほとんどなのですが、今回は大阪出発のツアーということで皆さん関西のお客さんです。

今日は風車も見学にはほど良い風でまわっていて、また天気に恵まれたので24名のお客さんにたいへん喜んでいただきました。風車見学の後はみかんワイン工場でお土産も買っていただき、その後無事に町内のホテルにチェックインされました。
風車だけを見に来たお客さんではないので、あまり風車についてくどい説明は止めて、世間話なども織り込みつつ、それでも密かに風車の必要性などをお話できればと考えています。

今後、同じエージェントさんに引き続き当町へお客さんを送り込んでもらいたいのはもちろんですし、今回を含め実績を積んで、他のエージェントさんにもアピールできたらと目論んでいます。

洋上風車(少し心配)

2007-05-21 20:33:48 | 風車日記
石川県の内灘町の沖合い100~150mの海上に、2.5M風車を32機建てる計画があるそうです。事業者はクリーンエナジーファクトリで総工費は260億円。

内灘町の町営風力発電所の平成18年度の設備利用率は16.5%です。
海上に出ることにより、風況がどの程度よくなるのかわかりませんが、kwあたりの建設費33万円を回収できるのでしょうか。

雷が多いということで、町営風車のすぐ脇には高さ100mを超える避雷塔が建てられています。海上で落雷被害にあえば、恐らく海の荒れる冬季などは修理もままならないのではないでしょうか。

以前、海に出れば風況が必ず良くなるというものではなく、沿岸から少し離れた所に、風の弱い海域があるような場所も存在するとの研究発表を聞いたように記憶しています。海上での風況調査はしっかり実施したのでしょうか。

もちろん、計画にケチをつけようということではありません。プロの事業者ですから抜かりは無いと思いたいですし、チャレンジは大切ですが、いきなりにしては規模が大きいので心配です。上手くいくといいですね。

磯遊び

2007-05-20 21:30:43 | 子育て日記
今日はふるさと学級に参加しました。5年生の長男は学級生なのですが、学級生になれない2年生の次男も行きたいというので、つきそいです。

今日のテーマは「磯遊び」ということで、ガニ(蟹)引きをしました。竹の先に魚のアラをくくりつけ、それに誘われて出てきたカニを、竹の先に釣り糸を使って作ってある仕掛けで捕まえるという遊びです。捕れたカニは味噌汁の身になるのですが、とても良い出汁がでます。

潮まわりのせいか、時期が少し早いのか、カニは全然とれず残念でしたが、子供たちはそれなりに楽しんだようです。
天気が良かったので日に焼けて疲れてしまいました。

明日は町内への回覧配布の日です。また、今週から風車の水切りが始まるようです。

昨日からいい風が吹いています

2007-05-19 20:29:59 | 独り言
今日は午前中、子供を連れてアウトリガーカヌーに乗りに行く予定だったのだが、波風が強く来週に延期となりました。昨日は久しぶりに一日中良い風が吹き、風車にとっては良い日だったのですが今日も引き続き風が強く、カヌーにはあいにくの天候でした。(今は風が収まってしまいました)。

毎日読んでいる多くのブログの中に国連大学副学長の安井至さんのブログがあります。→今月の環境
ホームページも併せて読んでいますが、バランス感覚に優れているのに、安易に他人に迎合しない知性を感じます。
来週、安井さんの講演を聞く機会を得ました。楽しみです。

明日は、子供のふるさと学級で磯遊びの予定です。長男(小5)は学級生なのですが、次男(小2)が年齢の制限で一人では参加できないので、いっしょに行くことになりました。