My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

育児に参加してますか?

2006-07-30 19:19:44 | 風車日記
昨日に引き続き、ふるさと学級のキャンプに顔を出して片つけを少しだけ手伝ってきました。ふるさと学級は町内の4年生以上を対象に、ふるさとの自然や歴史を楽しく勉強する集まりです。

運営は教育委員会の職員1名とボランティア指導員さんたちです。月に一度のペースで開催され我が家も長女(小6)と長男(小4)がお世話になっています。

今回のキャンプは90名近い子供たちが参加したようですが、預ける親たちには自分の子供が指導員さんたちにお世話になっているという感覚が希薄のように感じました。これは、ふるさと学級に限ったことではなく子供会などでも同様です。

子供会も役員の労力は相当のものですが、役員を経験しない親たちにはそのことが理解できず、なんら協力しようということもなく、自分の子供を任せっぱなしです。

自分の子供に興味を持ち、指導員や役員の方に一言「いつもお世話になってありがとうございます。」と感謝の気持ちを表わすだけでも良いと思うのですが。それさえできない親の何と多いことでしょう。

と、偉そうに書きましたが、これを妻が読んだら「自分こそもう少し家で育児に参加しろ!」と睨まれそうです。

教師に望むこと

2006-07-29 22:05:58 | 風車日記
昨日、風車からFMラジオの生放送があり、出演しました。テレビほどは緊張しませんでした。当り前ですが、テレビと違い映像が無いので、リスナーに何が伝わったかわかりませんが、どんな媒体でも取り上げてもらえるのは、ありがたいことです。

今日は、午前中ふるさと学級のキャンプに顔を出し、午後は職場で仕事をしました。今週はまるまる二日間出張で留守にしたので、そのしわ寄せというところです。

ところで、今年から小学校のキャンプが無くなってしまいました。私の推測ですが原因は、準備や片付けが面倒くさいからに違いありません。また、付き合いが面倒だから(これも推測ですが)という理由で、町内出身の教師が、わざわざ隣町に住んだりしています。私は子どもの頃教師になりたくて、実際大学4年の時、母校である高校へ教育実習へ行き、教員免許を取得しました。

しかし、最近の教師の言動には幻滅することも多いです。そういえば何年か前には、終業式の日を休んでハワイに新婚旅行に行ってしまった先生がいました。終業式と言えば通信簿をもらう区切りの日です。新婚旅行の出発をたった一日ずらすことができなかったのでしょうか。

私が先生に望むのは、出身大学なんかどこでもいいので、とにかく熱意があるということです。特に小学校の先生の場合は。
私の中ではやはり学校の先生というのは聖職というイメージです。

今日は色々長いですよ

2006-07-28 22:29:33 | 風車日記
一昨日、県知事がヘリコプターで伊豆上空を視察した際に、当東伊豆町の風車が止まっていたがなぜだろうということで、昨日の朝、県より問い合わせがありました。理由は風がなかったからということです。

ところで静岡県は総合計画でも新エネの導入促進をうたっていますし、エネルギー対策室は天城地域エコタウン推進協議会を立ち上げ力を入れています。
しかし、県のすべての部署に新エネルギーの導入促進が県の施策であるという共通認識はまったくないようです。

例えば風車建設に関して許認可等の申請が事業者から県の担当部署にあがった場合、新エネの導入を積極的に進めるという意識をもって対応するのと、面倒臭いと思いながら、あるいは自分の縄張りにこだわって対応するのとでは、仕事の進み具合が違います。

下田市に県の出先機関で賀茂地域支援局という部署があります。この支援局の管内で、当東伊豆町、河津町、南伊豆町、西伊豆町で風車の建設計画があり最近では情報収集ということで風力発電計画の進捗状況などについて電話で問い合わせてきます。

この賀茂地域支援局も天城地域エコタウン推進協議会のメンバーなのですが、先日の協議会の岩手県葛巻町への先進地調査を欠席しました。いったい何を考えているのかさっぱりわかりません。管内にこれだけたくさんの風力発電計画があるのですから、葛巻町へ行って景観や観光に与える影響を自分の目で確かめる必要があったのではないでしょうか?ついでに県の林業振興室も欠席でした。支援局という名称ですが、何を支援するつもりなのでしょうか。

今日は、地元新聞の記者と、当町と河津町に跨る風力発電事業計画について立ち話をしました。その記者は以前から今回の風力発電計画について、景観の問題から快く思っていないようです。

話の内容は、風力発電の必要性はわかるが何もここに立てなくてもいいのではないか?あるいは、ここに風車を建てたからといって地球温暖化問題が解決するわけではないのでは?というような意見のようです。

私は普段から環境施策を実行する上で問題なのは、「無知」、「無関心」、「無責任」の3つだと感じています。で、無関心も無責任もその原因は無知にあるのではないかと考えます。地球温暖化や化石燃料の枯渇について、正しい知識がないからこそ、無関心で無責任でいられるのではないでしょうか。

ですから、行政やマスコミは情報提供や啓発活動が大きな仕事になると思うのです。私が思うに、風車は必要だけど別の所に建てればいいとか、うちの町に風車を建てたところで温暖化を止められるわけではない、などというのは無責任の最たるものです。自分が選挙に行こうが行くまいが政治は変えられないと言って、選挙に行かないバカな大人と似ています。

すばらしい景観を壊し観光に影響があるというようなことも言っていましたが、例えば尾瀬のように年間多数の観光客が訪れるところに風車を建てるとしたら、そういう心配について議論になるのは理解できます。

しかし、現在風車建設のある当町の細野高原は、びっくりするぐらいすばらしいところなのですが、それを目当てに訪れる観光客はほとんどいません。今のままでは宝の持ち腐れです。そのような所に風車を建てたからと言って、当町の観光に悪影響が無いことぐらい、少し考えればわかるはずです。であれば、そのすばらしい細野高原を観光資源化する別の方策を考えるべきです。

それから、日本全国で一部の人が騒いでいる風車の景観問題ですが、景観というごく主観的なもの(それこそ個人の好き好きです)と、温暖化やエネルギーセキュリティの問題を総合的に判断した場合、個人の好みが優先されるべきケースがどれほどあるのでしょうか。仮に細野高原に風車が建ち景観が悪くなったとして、それにより生活が脅かされる人がいるのでしょうか?

おそらく風車の景観を問題にしている人たちには、風車のある景観が好きだとか、すばらしいと感じる人がいること自体が信じられない思いなのではないでしょうか?そう考えると景観問題だけは歩み寄りの余地がないように思います。

風車建設に反対の自然保護団体が・・・・・

2006-07-27 23:27:44 | 風車日記
先日(24日)、知らぬ間に自然保護団体の方たちが、環境省と経済産業省に風車反対の陳情を実施したそうで、その記事が25日毎日新聞朝刊静岡版に掲載されました。毎日新聞からコメントを求められ初めてその事実を知りました。

毎日新聞の記事を見た下田市にある環境省の出先機関から事情聴取の電話が一昨日(25日)の私が出張中に役場にあり同僚が対応してくれました。

そして、昨日、自然保護団体の方たちがお隣の伊東市役所で記者会見を開いたそうで、本日の伊豆新聞一面トップにその模様が掲載されました。伊東市を中心に活動しているので、伊東市役所でということでしょうか。

その間、というか、かなり前に当町に意見書が提出された以降は自然保護団体から当町へは何の接触もありません。当町からの回答の内容が気に入らなかったのでしょうか?風力発電を推進する当町と何を話しても無駄だということでしょうか?

事業者がすでに一度、反対派の方たちと話し合いの場を持ち、近いうちに再度話し合う予定になっているそうですが、その一方でいきなり国へ陳情したということは、話し合いなどしても無駄だということでしょうか。

私は一担当者ですが、風力発電へは信念をもって取り組んでいるつもりですので、新聞に反対運動のことが掲載されたぐらいでは動じませんが、風力発電についてほとんど専門知識をもたない住民の方たちが、新聞記事を見てどう思っているのか気になるところです。

新エネルギーの町、岩手県葛巻町へ行ってきました

2006-07-26 21:30:46 | 風車日記
昨日から一泊二日で、岩手県の葛巻町へ行ってきました。
天城地域エコタウン推進協議会の先進地調査ということで、県エネルギー対策室等の県の関係部署及び出先機関、住民代表、NPO代表、東京電力、シンクタンクなど多彩なメンバー総勢24名での視察となりました。

午前8時過ぎの電車で伊豆を出発して、午後2時半から岩手で視察を始められるのですから、今さらですが、新幹線網の発達には驚きます。これは、首都圏からの観光客によって成り立っていた伊豆の観光にとっては脅威です。

で、葛巻町での視察の概要については後日改めて書こうと思いますが、今回は「何もないということは、何でもできる可能性がある」というように感じました。

出雲では夕日スポットから風車を見えないように配置するようにという内容の県知事からの指導が事業者に伝達されたようですが、今回葛巻で見学した風車は雄大な大自然のなかですばらしい景観を形成していました。

しかし、風車嫌いの人にとっては自然景観を壊していると感じるのでしょう。このように個人による好き嫌いという抽象的な判断基準によって新エネルギーの導入にストップがかかることがあって本当に良いのでしょうか?

風車模型プレゼントに余裕あり

2006-07-24 21:18:31 | 風車日記
本日は予想外にいい風が朝から吹いています。その結果、夕方から懸案のオフラインフィルターポンプ過負荷エラーが出始めました。夜になりエラーの出る間隔が短くなってきました。風が弱くなる傾向なので風車が停止してしまうか微妙なところです。

ローカルな話題ですが、今週金曜日に三島市と函南町に流れている、ボイスキューというFMラジオに生出演します。レポーターが風力発電所に来て取材を受ける形のようです。放送は午後2時10分ぐらいから10分間ということです。

ところで、8月に毎日予約受付中の夏休みの風車親子見学会ですが、今のところ、12家族からの申し込みを受け付けました。風車の模型プレゼントもまだ、60個ほど余裕がありますので、奮ってご参加ください。

今日は子育て日記です

2006-07-23 21:37:10 | 子育て日記
昨晩は隣の熱川(あたがわ)温泉で花火大会があり、子供にせがまれたので行ってきました。帰り道、末っ子が寝てしまい重たかったです。

今日は下田市にある水族館が普段の1/3の入館料金だというので、イルカやアシカを見てきました。天気が悪く海水浴へ行けなかった観光客が押しかけたようで、今まで経験のないほど混雑していました。

今度の土日はふるさと学級のキャンプ。その翌週は地元の観光夏祭り、家族旅行を挟んで、盆踊り大会です。

もともとが、出不精なので結構面倒なのですが、きっと子供が大きくなったら忙しかった夏休みを懐かしく思い出すのでしょうね。しかし、仕事も頑張らないとな。

今日は2年ぶりに携帯電話を替えました。どうせならと最新機種にしましたが、かなり高かったです。現在の携帯電話は、本当はすべての機能を使いこなせば、これぐらいは安いと思えるくらいのポテンシャルを持っているはずです。

ちょっと本腰入れていじってみようかなと思う反面、いい年して携帯の操作にあまり詳しいのもなんだかなーという気もします。ちょっと考えすぎかな。

光波による風況観測

2006-07-21 21:29:47 | 風車日記
今日はなんとなくドタバタした一日でした。
10時から三島市PTAの方たちが視察に来る予定だったのですが、30分近く遅れ、11時からの町内で計画されている民間事業者による風力発電事業の打ち合わせにぎりぎりで役場に戻りました。

午後からは電力中央研究所の方が2人お越しになり、来年度の電中研の研究への協力を要請されました。研究の内容は光波による風速の測定についてものです。目に見えない光波を空に向かって発射して風速を計測するそうですが、音波を使う場合と違い音も出ないですし、目に見えるレーザーと違い、周りの方に心配をかけることもないとのことです。

どういう状況を計測したら、風車の運用に役に立つかを教えてもらえれば、可能な範囲で計測してくれるとのことでした。自分が興味があるのはやはり、風車のウエイクやウインドシェアの程度を風車実機で計測できればおもしろそうだなということです。それから、風の乱れが原因だと思われるのですが、1号機の発電量が少ないので、西側にある山との関係などにも興味があります。

その他、こんなことを計ったら面白いのではないかというご意見がありましたらお寄せください。

計測機器は50㎏程度の移動できるタイプと小型のプレハブ倉庫ほどの大きさで重さ2トンのものと複数使用するようですが、相当高価なもののようです。
来年の春が楽しみです。

打ち合わせの後、どこから観測したらよいかということで、風車近傍を案内しました。天気が悪くガスっていたので残念でした。

その後、役場でデスクワークに戻りましたが、8月に風車の見学会で使用する子供用の資料作りが進みません。来週も出張で2日ほど留守にするので、だんだん日が無くなってきました。いつものことですが、締め切り間際にならないと力が入らないのは、学生時代の試験勉強から進歩がありません。いい年して困ったもんです。

風車故障復旧までの手順

2006-07-20 21:59:01 | 風車日記

東伊豆町と姉妹都市の長野県岡谷市が水害に見舞われています。岡谷市民の皆さんにお見舞い申し上げます。災害はいつどこで起こるかわかりませんから他人事ではありません。当町でもこれから義援金を集うことになると思います。

今日は、それほど風が強くなかったので風車は止まりませんでした。ところで風車が故障停止した時の復旧までの流れを考えてみると

風車故障停止→遠隔監視装置とFAXにて、役場と風車メーカーに通報が入る→それを見た風車メーカーから故障内容及び復旧作業について当町に電話がはいり説明及び打ち合わせ→普及作業→復旧→顛末をブログに記録

最後のブログに記録は私の個人的な趣味ですが、それまでのフローは私が考えるあるべき姿です。しかし、現実的には風車運開当初からこのような流れにはなっていません。

こちらから連絡しなくても、故障の発生は遠隔監視装置とFAXで風車メーカーに届いているのですよね!!!
そのために遠隔監視装置とFAXによる通報システムが装備されているものと考えていますが・・・・・


4日連続で風車が止まりました

2006-07-19 20:51:37 | 風車日記
先週の土曜日から昨日まで4日連続で風車が止まりました。
原因は例のオフラインフィルター過負荷です。
電話で風車メーカーと話したところでは、「このままにしておけないことを認識した」とのことでした。

風速10m/s以上で風車の連続運転時間が長いほどエラーが発生しやすくなる傾向にある。おそらく、熱が原因だろう。しかし、ということは風車が停止するのは良い風が吹いているときになりますから、これはたまりません。ついでにそのたびに起こされる職場の宿直者もたまりません。私は仕事だからかまいませんが。

風車が止まった次の日には連絡をくれた宿直者に直接、お礼とお詫びを言うことにしています。はたして、今晩はどうなるでしょう。

今日は終業後、職場の職員研修の講師を務めました。「地球温暖化と風力発電」という演題で1時間ほど話をしました。時間の都合でかなり駆け足での説明でしたので、私の言いたかったことがどの程度伝わったでしょうか?

伝えたかったのは地球温暖化防止のためには今できることはなんでもやる。ということです。そして風力発電もその中の一つだということです。で、できれば風車ファンを増やしたいと思っていたのですが、ざっくばらんに話せる場でもなかったので、そこまでは難しかったかもしれません。

今後は、職場でも少しずつでもよいので、風力発電への理解を深めてもらえるようにしたいと思います。