My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

今年最後の

2006-12-30 21:18:30 | 独り言
今日は無風、快晴の大掃除日和でした。
私は昨日より、今年最後の温泉の源泉掃除をしたり、調子の悪かった雑用水のタンクを確認したりしています。あと窓拭きや部屋の掃除なども。

この時期は帰省している方も多いと思いますが、我が家は嫁の実家も車で5分ほどの同じ町内ということで、里帰りはありません。新幹線も車も大混雑の中、奥さんの実家に帰省中の世のお父さんたち本当にお疲れ様です。

明日も風の無い穏やかな大晦日になりそうです。ということで、風車については特にお知らせすることもありませんので、今日で今年最後のブログ更新ということになると思います。

それでは皆さん、良いお年を!

目標達成、しかし・・・・・

2006-12-28 22:54:15 | 風車日記
本日午後、無事に今月の目標を達成して、さあ少しでも上積みをと思ったのだが、風が強すぎて思うように発電できません。

最大30m/sを超える西風が吹いています。乱れが強烈で10分間平均風速が20m/sに達することなく度々、逆電力が発生して風車が解列してしまいます。どれぐらい乱れているか皆さんにも遠隔監視装置をお見せしたいぐらいです。

まあ、これでやっと冬が来たという感じもします。
役場は今日大掃除を終え、仕事納めでした。今年は前町長逮捕という大事件があり、職員としても非常に辛い思いをしました。また、何より町民の皆さんに対し申し訳無い気落ちで一杯です。

新町長が就任して、職場内の風通しがたいへん良くなり、やる気がある職員にとっては仕事がしやすい環境になりました。民間事業の風車建設計画の他に、市町村合併という大問題にも答えを出して行かなければなりません。

正月は仕事のことは忘れてのんびりしたいと思います。3機の風車のことは忘れられませんが。

明日は仕事納めです

2006-12-27 23:11:35 | 風車の故障
昨晩は大荒れの天候でした。大雨、雷、強風、大波と12月とは思えないほどでした。自宅の目の前が海なのですが、家が揺れるほどの凄まじい大波でした。家の中の建具がカタカタと振動していました。

今日は朝から暖かくなり、職場でも午後からは窓を開けている課もあるほどでした。気温が20℃を超えたところもあったようです。何でも温暖化と結びつけるのもどうかと思いますが、それにしても・・・・・

官庁は明日が仕事納めです。当役場でも午後から大掃除をして一年を締めくくります。私は風車を抱えているので、休みといえども完全には気が抜けません。のんびりと正月を迎えたいのはやまやまですが、あまり穏やかで風が吹かないのも困ります。風車が運転を開始した平成15年の大晦日は西風にあおられて風車が止まり、夜遅くに風車に行きました。

今では自宅に遠隔監視装置があるのでだいぶ楽になりました。冬は特に助かります。以前は夜中に呼び出されると、コンタクトを入れて、着替えてから寒い中、車で役場や風車に行ってました。冬はかなりつらかったのですが、今では自室でパソコンを立ち上げればいいのですから、雲泥の差です。もちろん風車が止まらないのが一番ですが。

いい風が吹いてます

2006-12-26 20:42:59 | 風車日記
昨日の朝8時から今日の朝8時までの24時間で、一般家庭10軒が1年間で使用する電力に相当する発電量を記録。久しぶりの大爆発でした。
しかし、なぜ遠隔監視装置の基準が午前8時なのでしょうか?使いづらいのですが。これを午前0時に直すだけでも大金がかかるということでそのまま使っています。

今日も引き続き朝から今(20:30)まで絶好調です。現在当町でいう「ならい(北東)」の風です。今後夜半にかけて西の風に変わりそうです。西風は乱れが大きいのであまり強くなると風車が止まりやすくなります。天気予報だと少なくとも2~3日はそれなりに風が吹きそうです。このまま気分良く一年を締めくくりたいですね。

何でも楽しむ日本人

2006-12-25 19:38:06 | 独り言
皆さんはどんなクリスマスイブをお過ごしでしたか。
私は残念ながら昨晩は職場の宿直当番ということで宿直室で一人寂しいイブの晩でした。

朝、家に帰ると今年も無事に我が家にサンタクロースがプレゼントを届けてくれたそうで、子供たちは喜んでいました。
私は、自室のテレビの調子が悪いので小型液晶テレビをサンタクロースにお願いしてあったのですが、やはり大人は駄目なようです。こうなったら小遣いを貯めて自分で買うしかありません。長女は来年のクリスマスにテレビを頼んであげると言っておりますが。

イブはできませんでしたが、今日は夕飯の後、子供たちとケーキを食べました。
昨日は朝から子供たちと「ふるさと学級」でお正月に玄関先にぶら下げる、お飾りを作りました。私も30年ぶりで一つ作ったのですが、こういうことをするとやはり日本人だなと強く感じます。子供たちにお飾りの作り方を教えてくれたり、お汁粉を作ってくれたお年寄りのみなさんや、材料(ワラ、ユズリハ、ウラジロ、ダイダイ)を揃えてくれた指導員の皆さん、ありがとうございました。

しかし、昨日は正月のお飾りづくり、今日はクリスマス、なんでも楽しめる日本人てすばらしい?ですね。

明日は大荒れの天気予報です。ほどほどに風が吹くと良いのですが。

子供の成長

2006-12-23 21:27:05 | 子育て日記
今日は完全に親ばか日記ですので、風車ファンの方は読み飛ばしてください。

小学校は昨日終業式で我が家の3人の小学生はそれぞれ通信簿をもらってきました。最近の通信簿は昔と違い数字での評価ではない上、他人との比較ではないそうで、さっぱりわけがわかりません。
どうせ、中学生になったとたんに、通信簿は数字の評価となり、テストの順位も出るのですから、別に小学生も数字の通信簿で良いと思うのですが。

しかし、どちらにしても普段の宿題の様子や参観日で授業を覗いた感触から3人ともたいして勉強ができないのはわかっているので通信簿もそれなりです。
まあ、二学期も3人とも休まず通学したのがなによりでした。

今回は、通信簿の他に賞状をもらってきました。次男は県の席書コンクールで特選だそうです。長男は静岡新聞主催の動物の絵コンクールで優秀賞をいただきました。長女は私は何も無いと言っていましたが、今学期は合唱大会のピアノ伴奏や学校での式典時の校歌の伴奏も担当しているそうですから、そのことを褒めました。

私が気が付かないところで、みんなそれなりに成長しているようです。子供の成長だけが楽しみだという親にはなりたくありませんが、やっぱり嬉しいですね。

今日は無風でとても暖かかったです。職業柄素直に喜べませんが。

小学生の頃何時に寝てたかな?

2006-12-21 23:29:35 | 子育て日記
今日は少し遅く帰宅しました。私が帰って来たのがわかると子供たちは慌てて布団に入りました。嫁が何度いっても言うことを聞かないそうですが、お父さんは怖いらしいです。

我が家では子供たちに9時には寝るようにと言っているのですが、ふと、自分が小学生の頃は何時に寝ていたのかなと考えました。しかし、まったく覚えていません。我が家の子供たちも大人になって、自分が子供の頃、何時に寝てたのかな?なんてのんきに振り返ることができるような世の中であればいいのですが。

系統問題、風車の大型化などなど

2006-12-20 22:39:02 | 風車日記
11月23日の当ブログの記事に日本の新エネルギー政策の命運を握る方からコメントが寄せられています。→風力発電と子育て日記 風力エネルギー利用シンポジウム その2

その他の方からのコメントにも目を通した上でちょっと気になる点について触れてみたいと思います。

まず、系統連系についてですが、この問題の解決無しでは今後の日本の風力発電事業の発展は見込めません。現在の国内風力発電業界の閉塞感の最大の理由はここにあるのではないでしょうか。
電気事業者はこれ以上は入らないといっています。これが本当なのか私にはわかりません。研究者の中には、いやまだまだ入るはずだという方もいます。これ以上の連系は無理だという正確な根拠は開示されているのでしょうか。電力系統は公共財ですから十分な情報開示を希望します。

蓄電池枠や解列枠の実現に関わった方たちの努力を否定するつもりはありませんし、ヨーロッパ大陸との系統の成り立ちの違いは理解しているつもりですが、世界から見たらこれはある意味異常な状態と言えるのではないでしょうか。解列は大規模な洋上風力発電所で例外的に行われている程度でしょうし、蓄電池や関係するシステムの制御の技術開発の実証試験という点では意味があるのかもしれませんが、根本的な問題の解決にはほど遠いと言わざるを得ません。解決には国策としての取り組みが不可欠ではないでしょうか。税金を投入するにしても、電気料金で賄うにしても、国民負担が発生するわけですから、われわれ自治体関係者は世論の合意形成のためにも啓発が重要な仕事になってきます。
と偉そうに言ってはみたものの正直専門的なことは良くわかっておりませんので、詳しい方はフォロー願います。

次に風車の大型化の問題ですが、2005年の国別の導入風車の1機あたりの平均容量は中国897kw、デンマーク1,381kw、ドイツ1,634kw、インド781kw、スペイン1,105kw、スウェーデン1,126kw、イギリス2,172kw、米国1,466kw、日本1,344kwとなっています。イギリスで風車の大型化が顕著なのは洋上風車の導入が原因でしょう。平坦でなおかつ、国土が狭いドイツでさえ(国土が狭くて平坦であればもっと大きな風車が導入されてもおかしくないのでは?という意味です)1,634kwですから、平均するとイメージほど風車の大型化は進んでいないという印象です。日本の場合昨年は三菱の1M機が相当のシェアを獲得したにも関わらず、平均で1,344kwということは三菱以外の風車だけをとると相当急激に大型化が進んだと言えるのではないでしょうか。

国内ではまもなく南あわじ市で2.5M風車が運開し今後は3M風車の案件も補助採択を受けているようですが、果たして大丈夫でしょうか。
大型風車の登場から間もないという信頼性の問題もありますし、ランドスケールからくる日本人の感性の点からも日本の陸上に建てる風車は2M以下ぐらいが適当ではないでしょうか。これはまったくの個人的な感覚ですが。

それから小型風車については、独立電源が必要になるような僻地は別としてそれ以外ではなかなか難しいのではないでしょうか。住宅地で十分は発電量を得るというのは至難の業ですし、風が十分吹く場所には大型風車を建てるべきでしょう。
我が家は目の前が海なので塩害の影響から太陽光発電は難しいように思うので、個人的にはゼファーの1kw機に非常に心惹かれているのですが。もうちょっと安ければなあー。

農業の可能性

2006-12-19 21:47:21 | 独り言
今日も穏やかな天候でした。
この冬は暖冬という予想らしいのですが、今後、温暖化が進むことを考えると、自治体の風力発電事業のリスクは高まるでしょう。
気圧配置のちょっとした違い、例えば低気圧の通る場所が少しずれただけでも風が吹いたり吹かなかったりに大きく影響があります。

気候変動が進むことにより今まで風が吹いていた場所が今後も必ず吹き続けるとは限らなくなります。日本全国に風力発電所を持つ事業者はリスクの分散ができますが、自治体はそうはいきません。風が吹かなくなったからといって、風車を別の場所に移動させることはできませんから。
まあ、反対に今まで以上に風が吹くところもでてくるのかもしれませんね。

観光業、農業、漁業そのすべてが気候変動リスクから逃れることはできません。にもかかわらず、そのことに対する危機感は当町住民の間でもゼロに近いのではないでしょうか。

しかし、農業は今後の世界人口の急激な増加や気候変動による食糧不足のことを考えるとやり方によってはチャンスが増える可能性もあるのかもしれません。

気候変動から逃げ切れるのは

2006-12-18 22:05:47 | 独り言
昨日の地球温暖蚊?の記事にカリブの海賊さんからコメントいただいたので、今日も少しだけ気候変動について触れてみたいと思います。

ヨーロッパからスキー場が激減しそうだとか、長野県のスキー場がオープンできずに困っているというようなニュースを目にします。スキーができないぐらいどうってことないと思う人もいるでしょう。しかし、スキー場のオープンが例えば2週間遅れたら、スキー場のある地域にとって相当の経済的な損失です。将来的には東北地方の一部や北海道を除くとスキー場は無くなるかもしれません。

そこで働く人や宿泊施設を営んでいる人は転職せざるを得なくなります。しかし田舎の山の中で簡単に転職なんてできるでしょうか?仕事がなければそこに住んでいられなくなります。経済的に立ち行かなくなるだけでなく、人間関係やコミュニティも崩壊します。

これはわかり易い例ですが、他にも最近見たニュースでは西日本で米の作柄が数年来続けて思わしくないことが報じられていました。将来的には西日本では現在作られている品種の米は作れなくなります。

取り敢えず命に直接影響が無かったとしても、おそらく予想外の出来事が近い将来多数発生するのではないでしょうか。そして私の子供が今の私の年になった頃には、生活や命そのものにかかわるような事態が待ち受けているかもしれません。

現在、風力発電に賛成していない人たちも、そう遠くない将来考えが変わるのではないかと思います。なんとか逃げ切れるのは現在70歳ぐらいの人たちまでではないでしょうか。

今日は定時に退庁しました。近所のマンションから温泉が出ないとの連絡を受けたので、帰宅してすぐに修理にかかりました。先日何となく調子が悪くなっていたフートバルブに狙いをつけて、吸湯管をポンプからはずし引き上げるとなんとフートバルブが丸ごと脱落していました。幸い材料の在庫があったので1時間ほどで修理がすみ、事なきを得ました。昔からのお客さんは、温泉は水道と違って時には止まることがあるということに慣れていますが、リゾートマンションは管理人さんもいるし、そういうわけにもいかないようです。ご迷惑をお掛けしました。