天海祐希さんお目当てで行ってきました。
天海さん、超超カッコよかった~
ネタバレあります。お気をつけてね。
劇団☆新感線30周年興行
「薔薇とサムライ」
作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
作詞:森雪之丞
美術:堀尾幸男
照明:原田保
衣装:小峰リリー
出演:天海祐希、古田新太、浦井健治、山本太郎、神田沙也加、橋本じゅん、高田聖子、藤木孝ほか
赤坂ACTシアター 4月9日ソワレ観劇
女海賊アンヌ(天海)と戦友の石川五右衛門(古田)。
アンヌは実はコルドニア王国の姫君だというのだが・・・
新感線の舞台はだいたい派手だけど、今回も派手派手。
衣装キンキラで派手だし、衣装変え多いし・・・
生演奏だし・・・
ま、観劇料金高いのも納得です。
映像多く使っていて、効果的でした。
堀尾さんの美術も手堅くナイス。
台が動いて船になるのおもしろかったし、
ベッドが何台も、くるくる動くのも楽しかった。
スクリーンが透けて、階段が見えるのもイイ感じ。
「ヘンリー六世」新国立版に出演していた浦井くんが、大活躍してました。
声イイし、歌いながら立ち回りもカッコイイ~
へなちょこヘンリーと違って、シャルルは腕も立ちました。
体のキレもいいし、なんかびっくりです。
ヘンリーの時は、歌も立ち回りも何にもなかったから、
ストレスたまったでしょうね。
今回は本当に楽しそうでした。
シャルルは三枚目で、それも新鮮でしたね。
天海さんはもうカッコよすぎです。
この舞台は天海さんのためにあるの、って感じでした。
出だしはブラウン系の地味目な海賊の衣装だったけど、
ロングのドレスやら、金髪ロングの男装風のも。
これって、宝塚時代からのファンにはうれしいでしょうね。
もちろん踊っても決まるし、脚たか~く上がるし。
セリフしっかりしてるし、歌もお上手だし。
もうね、うっとり~でした。
舞台のために生まれてきたような方ですね。
ラストの処刑される場面、十字架にくくられて「ANJIN」のドメニコスタイル。
服は着てたけど・・・
藤原竜也くんの磔場面に脳内変換しちゃいました。
はは・・・
でも天海さん、エンタメ作品もいいけどシリアス系で観たいですねぇ。
もったいないですよ。これだけの人材。
沙也加ちゃんも歌の発声、無理がなくなってキレイに。
時々聖子ちゃんの声に似てましたね。
伸び伸びして、楽しそう。
でも笑いの間合いはちょっと難しそうかな。
一番客席をわかせていたのは、古田さんじゃなくて、橋本じゅんさんだった。
ドレスで登場するたびに、拍手と笑いが。
それにしても、ドレス何枚持ってるの・・・
かわいいのばかり。
ふふ・・・
藤木孝さん悪役でイイ味を出してました。
やりすぎないし、渋みもあってグッド。
ああいう人がもう1人くらい居れば、舞台がしまるのにと思いました。
新感線いつものエロさを封印したのは、春休みの中高生を意識したからなのかな。
そういえば、わかりやすい内容でしたね。
カテコで出演者の挨拶時に、後ろのスクリーンに名前が出てくるのは
素敵なアイデア。
名前が知られてない出演者にとっても励みになるし、
誰かなと思ってる客にはわかるし。
お客さんもノリノリでした。
カテコはスタンディングだし。
古田さんと天海さんも、余分にもう一回出てきちゃうし。
さすが新感線、ファンサービスお上手ですよ。
みなさん、長い舞台お疲れさまでした