ふわふわ気分で

舞台、シネマ、藤原竜也くん、長谷川博己くん、成河くんのことなど気ままに・・・

「お気に召すまま」観ましたよ

2007-07-24 | 演劇

「お気に召すまま」観ました。
出演俳優がすべて男というオールメールシリーズ。
成宮寛貴くん、小栗旬くんのイケメン2人参加です。

 
作 :シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:蜷川幸雄
美術:中越司
照明:原田保
出演:成宮寛貴、小栗旬、吉田鋼太郎、田山涼成、高橋洋、月川悠貴ほか
Bunkamuraシアターコクーン、23日マチネ観劇

 
あらすじ
公爵主催のレスリング大会で優勝したオーランド(小栗)は、ロザリンド(成宮)と恋におちる。
公爵はロザリンドを追放しようとし、彼女はシーリア(月川)と森に逃げる。
オーランドも家を出て、森へ。男装したロザリンドに会うのだが・・・

若いふたりが出演しているせいで、
客層がいつものコクーンとまるっきり違うのにびっくり。
ジャニーズのコンサートみたい。と友だちの感想。
え?行ったことあるの・・・

幕が開き、出演者が客席後ろから通路を通って登場。
並んで一礼、大拍手でした。

なるほど・・・誰かが出るたびに拍手がおこってたら、迷惑だもんね。
蜷川さん、考えましたね。

アーデンの森の装置が幻想的で素敵でした。
横につきでた高い木に登るのもよかったですね。
ライティング、森の木々を通して、こもれ陽が降り注ぐ感じがきれい。
蜷川さんの舞台は装置と照明が見事です。

女の子役は成宮くんと月川くん。
成宮くんは、すっかり女の子になりきっていて、可愛いかった。
肌スベスベで目がキラキラしてました。
女の子の気合みたいなものも、感じられたね。
ながい台詞での滑舌が、もう少しよくなれば、もっとよくなるでしょうね。

女が男装して男のふりをするというのは、
この間観た「NINAGAWA 十二夜]と同じ趣向ですね。
シェイクスピアもネタ切れだったのか?

この勝負は「十二夜」の菊之助さんの方が勝ち。
普段から女形演じているから、無理ないけど。
男のふりをしているけど、時々のぞく女らしさ、とか、菊之助さん上手すぎでした。
あ、観る順序が逆ならよかったんだわ~

小栗くんがお疲れモードなのがちょっと残念。
「タイタス・アンドロニカス」のエアロンが良かったので、
期待してたんだけどもなぁ。
エアロンのキレがなく、顔色もよくなかった。痩せてたみたいだし。
テレビドラマと掛け持ちしてるそう。
へぇ~いくら若くても、そりゃ、かわいそう(また親モード)
カーテンコールで何度か、ため息。
疲れた~ソワレもう一度やるのか・・・ふう~、でしたね。
事務所の社長さん、考えてあげてね~

女の子よりきれいな女の子、月川悠貴くん。
ホントきれいでした。

高橋洋ちゃんが、ちょっとひねくれた役で好演でした。
「この世界すべてがひとつの舞台・・・」の長台詞もバッチリ。
声がステキだった~

それから人気者の坂本メイちゃん、生きてる羊です。
別嬪さんです。つぶらな目がカワイイ
時々甘えるように、抱いている人によりかかったりして、
なかなかの芸達者です。
でも、この日はメ~って鳴いてくれなかったよ。残念。

「三人吉三」の白い犬とか、生きた動物が流行なのでしょうか。
ストレス大丈夫なのかな・・・

ラストの結婚式の場面きれいでした。
小栗くんの黒の衣装、カッコよかったです。

皆さんお疲れさまでした~