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ふわふわ気分で

舞台、シネマ、藤原竜也くん、長谷川博己くん、成河くんのことなど気ままに・・・

総括してみました~

2012-12-31 | 演劇
いやぁ~とうとう大晦日ですね。
今年はいろんな事が山ほどあった年でした。
うん。

はい、頑張りましたね。
いろいろと・・・(遠い目)
はぁ~

すみません、ひとりしみじみモードです。
はは・・・

今年一年も舞台いっぱい観ましたね。
気に入ったの、ふりかえってみました。

1月
「下谷万年町物語」
 蜷川幸雄さん演出、藤原竜也くん、宮沢りえさん。
 竜也くん途中でいなくなるんだよね。ヘンなの。
「寿歌」
 堤真一さんと戸田恵梨香さん、橋本じゅんさん、不思議なお話。
 
4月
「シレンとラギ」
 竜也くんと永作博美さんの劇団☆新幹線。
 おもしろくて、ギリシア悲劇っぽかった。

5月
「海辺のカフカ」
 長谷川博己くんと柿澤勇人くん出演のキレイな村上春樹ワールド。
「負傷者16人」
 重い内容だったけど、宮田慶子さん演出、井上芳雄くんがよかった。
「THE BEE」
 野田秀樹さん作・演出。宮沢りえちゃんが色っぽくてステキだった。

6月
「南部高速道路」
 長塚圭史さん演出、真木よう子さん、江口のりこさん、梅沢昌代さん。
 傘を使った演出が新鮮でした。
「桜の園」
 三谷幸喜さん演出。

7月
「スリル・ミー」
 柿澤勇人くん松下洸平くん。
 初演より大進化したふたりにびっくり&拍手。

8月
「叔母との旅」
 段田安則さん高橋克実さん、浅野和之さんたち。青山円形劇場でしゃれた4人芝居。  
「鎌塚氏すくい上げる」
 倉持裕さん作・演出のほっこり舞台。
「背水の孤島」
 中津留章仁さん作・演出。読売演劇大賞、特別賞の再演。
  
9月
「ボクの四谷怪談」
 蜷川幸雄さん演出、小出恵介くんと勝地涼くんがノリノリだった。

10月
「エッグ」
 野田秀樹さん作・演出、深津絵里ちゃんと椎名林檎さんがマッチしてました。
 妻夫木聡くん、仲村トオルさんの筋肉マンにびっくり。
「リチャード三世」
 「ヘンリー六世」の続編をヘンリーと同じメンバー鵜山仁さん演出。
 リチャードがかわいそう~って思ってしまいました。
「遭難」
 本谷有希子さん作・演出の再演舞台。おもしろかった。
 女性教師役の菅原永二さんがナイス。

11月
「るつぼ」
 宮田慶子さん演出、池内博之さん、鈴木杏ちゃん出演。
 実際にあった魔女狩りの話。骨太で迫力ありの舞台でした。 
「日の浦姫物語」
 井上ひさしさん作、蜷川さん演出。大竹しのぶさんと竜也くん。
 竜也くん3本のうち一番よかった。
「4 four」
 白井晃さん演出。高橋一生くん、野間口徹さん、須賀貴匡さん。
 裁判員裁判と死刑執行、目の前での絞首刑執行芝居にはびっくり。
「子どもの一生」
 中島らもさん作、G2さん演出。おもしろくてちょっとコワイ舞台。
 谷原章介さん、吉田鋼太郎さん、鈴木砂羽さん、山内圭哉さん。
「アリス・イン・ワンダーランド」
 柿澤くん出演のミュージカル。
 ミュージカル苦手なんだけど、パワフルでおもしろくて、観終わって元気が出ました。
 ちょっと考えさせられるところも。再演するんですって・・・

12月
「組曲虐殺」
 井上ひさしさん作の小林多喜二の話。こういう時代は二度とイヤだ。
 井上芳雄くん、石原さとみちゃん、高畑淳子さん、神野三鈴さん。
「トロイアの女たち」 
 蜷川幸雄さん演出のギリシア悲劇。白石加代子さん、
 日本人、アラブ系とユダヤ系のイスラエル人が出演。
「祈りと怪物」
 ケラさん作・演出。ケラさんの中で一番好きかも。
 生瀬勝久さん、小出恵介くん、大倉孝二さん。
 おもしろかった~いろいろ示唆に富んだ舞台。 
 1月には蜷川さんが演出。どうなるのかな楽しみ~ 
「TOPDOG/UNDERDOG」
 堤真一さんと千葉哲也さんの2人芝居。
 アメリカって銃社会なんだな、だった。別の話で共演してほしい。

秋からは重い作品が多かったですね。
感想も載せてないから、もう記憶が薄れてるものあるけど・・・

う~ん、やっぱり感想書くのは大事だよね。
はい、反省してます。

竜也くんや博己くん、柿澤くん出演作品もどれもよかったですね。
「海辺のカフカ」「スリル・ミー」「日の浦姫物語」「アリス・イン・ワンダーランド」

「るつぼ」「組曲虐殺」「祈りと怪物」のボリューム系もよかったね。

ベストは、
「海辺のカフカ」ですね。
村上作品の味わいを壊さずに、舞台作品としてキレイでした。
博己くんも柿澤くんもナイスでした。
うふ・・・

皆さまステキな舞台をありがとうございました。
来年も頑張ってくださいね。

はい、大晦日にわたくしもガンバって総括しました。
うふ・・・

今年も大勢の方が遊びにいらして、大変ありがとうございました。
コメントもいっぱい、ありがとうございました。
おサボリな日々もあったけど、来年もよろしくお願いします。

みなさま、よいお年をお迎えくださいませ

「トロイアの女たち」迫力ありました

2012-12-16 | 演劇
東京芸術劇場に「トロイアの女たち」観てきました。
エウリピデス作のギリシア悲劇。
演出は蜷川幸雄さん。

主役の王妃ヘカベは白石加代子さん。
カッサンドラはユダヤの役者さん、
ポセイドンはアラブの方。

ユダヤとアラブ、それに日本人の混合キャスト。
今の時代に、このキャスティング凄すぎです。

コロスは三か国語で順番にセリフを言うスタイル。
悲しみを現す身ぶりもそれぞれのお国ぶりがあって、おもしろかった。

首を垂れた黒いヒマワリに赤いひもが下がってるセットもナイスでしたね。
赤いひもは天井からも下がってました。

ラストは火事から地震までが起こって、
ちょっとゾクッとしました。

カテコ三度目はオールスタオベ。
ヘレナの赤い衣装の和央ようかさんが白石さんをエスコート。

迫力ありの舞台でした。
オススメです。
20日(木)まで東京芸術劇場で。

12月29日~2013年1月5日までテルアビブでも公演です。
蜷川さん、頑張ってくださいませ~




チラシ@竜也くん&柿澤くん&りえちゃん

2012-12-15 | 演劇
昨日「組曲虐殺」を観た銀河劇場でもらったチラシ。
藤原竜也くんの「木の上の軍隊」と柿澤勇人くん出演の「スウィーニー・トッド」。

「スウィーニー・トッド」もらえたけど、仮チラシなので、
カッキーの名前が載ってません。
トホホ・・・

早くナンバーワンに名前が載ってほしいですね。
頑張れ!カッキ―!

役名はアンソニーで、田代万里生くんが演じてきたんですって。
再演だけど、ミュージカルはパスだったから、観るの初めてです。
ちょっとコワーイ話らしい。
ドキドキ・・・わくわく~
はは・・・

2013年年5月10日〜12日大阪シアターブラバ。
5月16日〜6月2日青山劇場で。
本チラシ出来てないのに、ぴあでは大阪分のメールがきましたよ。

くわしくはこちら→youtube

「木の上の軍隊」は、井上ひさしさんが竜也くんと吉田鋼太郎さん、
北村友起哉くんの三人芝居で書きたかったのに果たせなかったもの。
蓬莱竜太さんが書き下ろします。
演出は栗山民也さん。
竜也くんのほかに、山西惇さん、片平なぎささんの名前が。
2013年4月5日~29日シアターコクーン。
5月3日~6日まで銀河劇場で。


                  

それから、宮沢りえちゃんの次回作がこれ。
「今ひとたびの修羅」
いのうえひでのりさん演出。

赤い長じゅばん姿で白い二の腕のりえちゃんが色っぽい。
抱きしめてる堤真一さんの渋い顔がナイス。

なんか、堤さんうらやま~
いや、ちょっと・・・りえちゃんファンなもので。
「スリル・ミー」女性版じゃありませんよ。
ふふ・・・

こちらは新国立劇場中劇場で。
期間は2013年4月5日~29日。

竜也くんとバッティングしてますぜ。
しかも、もう本チラシ。
ホリプロさん、頑張ってくださいませ~

出演者の皆さまもガンバ~!
わたしもガンバルよ。
ふふ・・・







「ボクの四谷怪談」@シアターコクーン

2012-09-20 | 演劇
昨日「ボクの四谷怪談」マチネ観に行きました。
蜷川幸雄さん演出。
佐藤隆太さん主演。

小出恵介くんや勝地涼くんがノリノリで楽しかった。
麻実れいさんも貫禄だったし・・・

客席にはホリプロの堀威夫元会長さん。
竜也くんや柿澤くんが、いつもお世話になってます。
・・・あんたは、身内か?
はは・・・

帰りに多部未華子ちゃん発見しました。
可愛い、カワイイ~

思ったより小柄でした。
お肌すべすべで、ピチピチ感いっぱい。
若いんだよね。

多部ちゃん、また舞台やってくれ~
「サロメ」でも「農業少女」のセンでもいいから。
待ってますよ~






博己くんとニアミス@ シンベリン

2012-04-16 | 演劇
さいたま芸術劇場の「シンベリン」観てきました。
阿部寛さんと大竹しのぶさんね。

シェイクスピア作。
演出は蜷川幸雄さん。
あとは勝村政信さん、鳳蘭さん、窪塚洋介さん。

浦井健治さんも出番少ないけど出演。
笑顔がチャーミング。
ふふ・・・

阿部ちゃんはかっこよかった~
窪塚さんが意外に(失礼)よかった~
今までのベスト、だと思う。

さい劇の地下には稽古場があります。
「海辺のカフカ」の稽古をしています(多分)。

前の通路を通ったら、どなたかがストレッチの真っ最中。
もしかしたら・・・長谷川博己くんか。
ドキドキ・・・

チラチラ見ながらガン見したけど、柿澤勇人くんらしかった。
残念。

でも近くに博己くんがいると思うとうれしかった~
うふ・・・

写真は近くの中学校に飾られてた阿部ちゃんの手形とサイン。
蜷川さんや大竹さんもありました。

「第19回読売演劇大賞」決定

2012-02-05 | 演劇
「第19回読売演劇大賞」の受賞者が発表されました。
おめでとうございます。
パチパチ・・・

演劇キックに載ってましたので、貼っておきます。


大賞/前川知大「奇ッ怪 其ノ弐」「太陽」の演出

最優秀作品賞/「国民の映画」
     作品賞/「大人は、かく戦えり」
    「奇ッ怪 其ノ弐」
          「猟銃」

最優秀男優賞/小日向文世「国民の映画」
    男優賞/尾上菊之助「盟三五大切」「京鹿子娘道成寺」「髪結新三」
  段田安則「大人は、かく戦えり」「国民の映画」
      平幹二朗「サド侯爵夫人」「エレジー」
       村井國夫「秘密はうたう」

最優秀女優賞/大竹しのぶ「大人は、かく戦えり」「ピアフ」
   女優賞/麻実れい「トップ・ガールズ」「みんな我が子」
       シルビア・グラブ「国民の映画」
       中谷美紀「猟銃」
       三田和代「秘密はうたう」

最優秀演出家賞/前川知大「奇ッ怪 其ノ弐」「太陽」
   演出家賞/小川絵梨子「12人」「夜の来訪者」「プライド」
        中津留章仁「黄色い叫び」「背水の孤島」
        蜷川幸雄「あゝ、荒野」「ルート99」
        三谷幸喜「国民の映画」

最優秀スタッフ賞/松井るみ「トップ・ガールズ」「雨」「GOLD ~カミーユとロダン」美術
  スタッフ賞/デヴィッド・フィン「猟銃」照明
         原田保「奇ッ怪 其ノ弐」
        福田暢秀(「背水の孤島」美術
        フランソワ・セガン「猟銃」美術

杉村春子賞/小川絵梨子「12人」「夜の来訪者」「プライド」

芸術栄誉賞/別役実

選考委員特別賞/中津留章仁「背水の孤島」


半分くらい観たかな。
前川知大さんの「奇ッ怪 其ノ弐」お気に入りでした。
なのに、あんまり取り上げられなくて、あれ?だったけど・・・
大賞メデタイです。

内容が重くて深いけど、ウエットじゃなくカラッとして、
笑いもあって、それでいて最後にはド~ンときましたね。
感想載せてなかったかな・・・
とにかく、よかったです。

三谷幸喜さんは「国民の映画」もよかったけど、
「ベッジ・パードン」のせつなさや「ろくでなし啄木」もよかったのに・・・

松井るみさんの「雨」の美術、ステキでした。
スケールの大きさを感じさせる作品。

ところで演出家賞と杉村春子賞の小川絵梨子さんと特別賞の中津留章仁さん、
ゼンゼンスルーしてました。
どんな作品なんでしょうか。
ぜひ観なくっちゃ~
ふふ・・・

くわしくはこちら→演劇キック




「ANJIN イングリッシュサムライ」再演決定

2011-12-25 | 演劇
2009年の日英合作舞台「按針ANJIN イングリッシュサムライ」が来年再演されます。
初演は市村正親さん、藤原竜也くんが出演。

asahi.comによると、
今回竜也くんが演じていた、キリシタンの宣教師ドメニコ役には、
古川雄輝くんが選ばれました。

慶大3年の時にミスター慶応となり、新人発掘オーディション「キャンパスターH★50with メンズノンノ」で、
審査員特別賞を受け、芸能界入りをしたそうです。
24歳になったばかり。
ちなみに身長は180cm。

本人のブログを見ると・・・
カワイイ系のイケメンです。

今日最終回のドラマ「僕とスターの99日」 夏目純吉役で出演してるそう。
フジ系 21:55~
佐々木蔵之介さん演じる高鍋の付き人役の人ですね。
はい、チェックしてました。
ふふ・・・

「7歳からカナダに住み、ニューヨークの高校に進学した帰国子女で、
 英語をネーティブに話せる古川が抜てきされた。」
そうです。

古川くんアメリカン英語なので、ブリティッシュ英語を習得のため、
6月に英国で特別レッスンを受けるそう。
竜也くんのようにバッグを盗られないように、お気をつけてね。

公演は2012年11月30日~12月2日 横浜市・神奈川芸術劇場、
      12月5~16日 東京・青山劇場。

2013年1月には按針の故郷である英国ロンドンのサドラーズウェルズ劇場で上演も。

竜也くんが出演しないのは残念だけど・・・
頑張ってくださいね。


くわしくはこちら→asahi.com

こちら→古川雄輝ブログ




紀伊國屋演劇賞決定

2011-12-24 | 演劇
ちょっと遅くなりましたが、第46回紀伊国屋演劇賞が決定しました。
 
団体賞 
 株式会社パルコ
「国民の映画」「猟銃」「想い出のカルテット」 の優れた舞台成果に対して。

個人賞

一、飯沼慧
文学座アトリエの会公演 「にもかかわらず ドン・キホーテ」 に
おける 男3 の演技に対して。

二、橋爪功
新国立劇場公演 「ゴドーを待ちながら」 における ヴラジミール 、
演劇集団 円 公演 「ウエアハウス circle」 における オリベトオル の演技に対して。

三、三谷幸喜
ホリプロ主催 「ろくでなし啄木」、株式会社パルコ公演 「国民の映画」
シス・カンパニー公演 「ベッジ・パードン」 の作・演出に対して。

四、中津留章仁
中津留章仁 Lovers Vol.3 「黄色い叫び」、
トラッシュマスターズ公演 「背水の孤島」 の作・演出に対して。

五、中谷美紀
株式会社パルコ公演 「猟銃」 における 薔子・みどり・彩子 の演技に対して。
               

みなさまおめでとうございます。
三谷さんが受賞されて、スゴクうれしいです。
なんたって生誕50年祭だもんね。
はは・・・

中谷美紀さんの「猟銃」チケット取りぞこないましたね。
あ~観ておけばよかった。
残念。

この中で観たのは、
「ゴドーを待ちながら」「ろくでなし啄木」「国民の映画」「ベッジー・パードン」
だけです。

それぞれよかったですね。
題名聞いても、ゼンゼン思い出せない舞台もたまにはあるんですよね。

そろそろ今年のマイベストを選ばなければならないけど。
いろいろありすぎて、困ります。
後ほど(来年かな)載せますね。
感想ちっとも載せてないし・・・夏休みの小学生気分です。

そうそうメリークリスマス。
すてきな夜を・・・


くわしくはこちら→紀伊國屋サイト


「リチャード三世」公演決定

2011-11-17 | 演劇
今日は初台の新国立劇場に「天守物語」を観劇に。
なんと「リチャード三世」公演のお知らせが、貼ってありました。
おぉ~!

「ヘンリー六世」のメンバーでです。
演出、鵜山仁さん。
岡本健一くん、中嶋朋子さん、浦井健治くんの名前も。

来年10月ですって。
チョーうれしいですね。
ブログでリクエスト出してたの見てくれた?

来年は新年から藤原竜也くんの舞台も2本あるし・・・
楽しみ、楽しみ~

「炎の人」観たよ

2011-11-11 | 演劇
天王洲アイルの銀河劇場で「炎の人」観てきました。

ゴッホの話ね。
ゴッホ役が市村正親さん。
迫力ありました。

ゴッホってちょっとイッチャッてる人だったんですね。
病院にも入院してます。
才能はあるけど、あんまりお付き合いしたくない感いっぱい。
市村さんがゴッホさん本人に見えて、ナイスでした。

今回は再演。
市村さん初演で賞もいただいてます。

富田靖子さんがハジケテておもしろかった。
今井朋彦さんが弟役。
真面目で裏のない役。

最後の場面の病院の白いセットがステキでした。

帰るときに、ソンハくん発見。
つるすべ顔のキレイな人でした。
ふふ・・・

三軒茶屋なう

2011-11-07 | 演劇
三軒茶屋に芝居を観に来てます。
シアタートラムの「往転」。

ちょっと不思議な感じの話らしい。
違ったかな?
高田聖子さんと大石継太さん出演。

トラムは大好きな小さい劇場。
舞台と客席近いし、集中して観られます。
役者さんたちからすると、近いのイヤかな。
うーん。

おもしろいの希望です。
よろしくね~

イロアセル観ました

2011-10-25 | 演劇
今日は、新国立劇場まで「イロアセル」観に行きました。
まだ帰りの電車。

大好きな倉持裕さん作で演出は鵜山仁さん。
藤井隆さんや島田歌穂さん出演。
ベンガルさんも出演。いつも通りおもしろかった。

倉持さんらしい不思議な話。
おもしろかった~
感想は載せたいけど・・・

友だちはホワイエで柄本明さんと遭遇。
劇場でいただいたチラシに息子の佑くん(字合ってる?)が載ってたので、
思わず挨拶しそうになったそう。
はは・・・

「Thrill me」おもしろかった~

2011-09-25 | 演劇
台風の日に観にいった「スリル・ミー」
刺激的でおもしろかった~
観劇後のパワーで、帰宅難民乗りきりましたよ。
ネタバレ少しだけしてます。

「Thrill me」
原作/音楽/脚本:Stephen Dolginoff
演出:栗山民也
翻訳・訳詩:松田直行
美術:伊藤雅子
照明:小笠原純
ピアノ:朴勝哲
出演:松下洸平、柿澤隼人
麻布十番 アトリエフォンテーヌ 9月21日マチネ観劇

100人キャパの小さい劇場。
2人芝居でのミュージカル。
1924年の事件を元に、2005年から世界中で公演されてきたそう。
田代万里生くん、新納慎也くんペアとのダブルキャストです。

ミュージカルは歌が終わって拍手して、というのが苦手だったけど、
これは拍手の暇もないくらいドンドン展開していって、迫力満点でした。
「リタルダント」で気になった洸平くん目的だったけど、
すごく良く出来たストーリー展開で、ドキドキハラハラ、
超おもしろかったです。

「私(松下)」は「彼(柿澤)」を愛するゆえに血でサインした契約書をかわし、
犯罪に手を染めていく・・・

彼も私も頭脳明晰な19歳。
若さゆえの暴走感、世間をナメテる生意気さが、2人からは感じられました。
演じてる2人は共に23歳。
若さとリンクして、魅力的な舞台でした。

ベテランばかりの安心感いっぱいの舞台もいいけど、
若さで突っ走るような芝居も、刺激的でステキ・・・

セットは真ん中に階段があるだけのシンプルなもの。
小さい劇場だけど、照明が凝っていて、オシャレな感じ。
小さいとこは舞台との距離感近いし、集中力も高まるし、結構好きです。

柿澤くん劇団四季出身だけに、美声で歌い上げました。
すごくキレイな顔してました。写真映りが悪いのね。
横顔が特にナイス。

洸平くん歌はもちろん、屈折した役どころをナイスに演じてました。
50過ぎの私と19歳の私をうまく表現。
放火シーンの表情も印象的でした。
洸平くん二重丸です。
将来性も充分、これからも観たい役者さんです。

お稽古しっかりしてあって、しかも丁寧に演じてるという感じ。
観劇したのが2公演目だから、後半はもっと進化してる予感。
繰り返して、もうちょい畳みかけるようなスピード感が出てくると、
もっとよくなると思いました。
後半でもう一度観たいですね。

それに田代・新納ペアのも観たいけど・・・
と思ったら、来年7月に銀河劇場で再演のチラシが。
わぁ~観にいきますよ。
うふ・・・

「スリル・ミー」10月3日まで公演。
当日券あるそうです。
激しくオススメ~







「身毒丸」迫力スゴイ

2011-09-12 | 演劇
写真は銀河劇場のホワイエ。
歴代身毒丸のポスターが飾ってました。
手前に武田真治さんのもあったけど、ちょっと都合で写りませんでした。
ごめんなさい。
ネタバレあります。よろしくね。

「身毒丸」
作:寺山修司/岸田理生
演出:蜷川幸雄
作曲:宮川彬良
美術:小竹信節
衣装:小峰リリー
出演:大竹しのぶ、矢野聖人、蘭妖子、石井愃一、六平直政ほか
天王洲銀河劇場 9月3日マチネ観劇

藤原竜也くん白石加代子さんバージョンは何度も観たけど、
今回のは全く別物。
演出家が変わったのか、くらいの感じ。

お気に入りの抒情的でキレイな場面は、すべて変わってて、
ちょっとがっかり~だったけど、まぁそういうものよね。

大竹さんが白石さんと同じように演じないようにしたからかな。
白石さんが力を入れてた場面は、あっさりめになってました。

撫子若くきれいで、女を持てあましてるみたいな印象。
母になりたいというより、愛が欲しい女を強調した感じ。
でも、あっさりしてました。

行水場面の撫子の嘆きのモノローグ。
聞かせどころで大好きだったのに、軽くてちょっと中途半端。
前回の身毒はパンツ姿、今回全裸で撫子と目を合わすのだけど、
この変化はナイスです。

見せ場は卒塔婆の場面。
大竹さん大迫力でした。
上から赤いものがペタペタ落ちてくるし・・・
「ヘンリー六世」の肉が落ちてくるのは、ノーサンキューだったけど、
今回はマッチしてました。

「もう一度僕を妊娠してください」のセリフ、
あのシチュエーション、ちょっと何これ?でした。
ラストの撫子は・・・あわれさを訴えたかったのかもしれないけど、
なんか感情移入できなかったですね。

蜷川さん演出も情感豊か、切ない系は好きだけど、
過剰な物量と装飾系で力任せで押しまくるのは苦手。

でも初めて「身毒丸」を観た人には、インパクト大で忘れられない舞台になったでしょうね。
舞台って、いつもいつもあんなに刺激的じゃないですよ。
静かで穏やかなのもあるからね。
念のため・・・

初舞台の矢野聖人くんは、よかったです(エラソーでごめん)。
身体のキレがいいし、度胸もあるし、身毒の追い詰められて必死な感じよかったし、
台詞もちゃんと聞こえてました。
特訓凄かったんだろうな。
灰皿投げつけられまくり、な気分だったでしょうね。

ただ行水場面。
竜也くんは空の上の方を見て、すごくイイ表情を見せるんです。
天国の母のことを思ってるのか・・・だったけど、
矢野くんはひたすら洗ってました。
今どきの子は行水の意味って良く知らないだろうし、
シャワーを浴びてる感じなのかな、とちょっと笑えました。

家に帰ってからDVDの「身毒丸」ファイナルと復活、観ました。
2本立て。
竜也くんはファイナルの方のナイーブさがいいかな。
復活は完成された作品という感じです。
特に白石さんがスゴイ。
この作品をなぞるわけにはいかないから、ああいう感じになったんだなと納得。

でもでも「身毒丸」おもしろいです。
未見の方はゼヒご覧ください。
といっても東京は終って、大阪も今日12日が千秋楽。
愛知県芸術劇場で17日(土)18日(日)公演。













「奇ッ怪 其の弐」おもしろかった~

2011-09-02 | 演劇
不思議大好きなわたしにびったりの舞台でした。
それに観終わってから、切なさも・・・
ネタバレありです。お気をつけてね。

現代能楽集Ⅵ「奇ッ怪 其の弐」

作・演出:前川知大
美術:堀尾幸男
照明:原田保
出演:仲村トオル、池田成志、小松和重、山内圭哉、内田慈、浜田信也ほか
世田谷パブリックシアター 8月29日ソワレ観劇

客席には小池栄子さん発見。
佐々木蔵之介さんやケラさんもいらしたらしいけど、わかりませんでした。

それにドッキリなことに、舞台に感激して後でパンフ買ったら、
長谷川博己さんの写真入り。
出演された「AOI/KOMACHI」は、「奇ッ怪」と同じ現代能楽集シリーズでした。

2003年初演と2007年再演の両方の写真。
どちらも横顔ですけど、ちょっとうれしい。


災害により廃墟となった村。
神主の息子の矢口(山内)が神社にやってくると、
そこに住みつく山田(仲村)や村の再開発を計画する2人の男(池田、小松)が・・・

能舞台を思わせる神社は、シンプルで骨太。
舞台に四角い穴が開いていたり、奥行きのあるセットにも穴が開いている。
そこから白い面をつけた亡霊らしき人たちが、出入りしたりするのがおもしろかった。
気味悪い感じはぜんぜんなし。

山田が語る物語は、死んだ子の臓器移植の先を探し求める母や、自殺未遂の男の話など。
最後の神社で村祭りの準備をする話がナイスでした。

祭を前にした高揚感の中で進むあれこれの準備。
村に帰ってきた新婚夫婦をとりまく、たわいのない会話など。
村祭とか経験ないけど、なんか自分の中の記憶を取りだしてるみたいな気分に・・・
ちょっと、うるっときました。

設定は硫化ガスの災害だけど、明らかに東日本大震災を受けたもの。
矢口以外の全員が姿を消してしまうラストが、痛かったです。

今まで祭の準備をしていた人たちが、突然いなくなってしまう。
視覚に訴えてくるものの力に胸をしめつけられ、涙がでました。

でも前川さんの舞台は、ギチギチにシリアスではないのがいいです。
笑いもいっぱいありました。

初めの方は臓器移植の重い話に客席も重い感じだったけど、
途中からは笑えるネタもあって、客席も和んできました。
それに反応して役者さんたちもノリが良くなってきた感じが・・・
こういう観客と出演者が一体になって盛り上がる舞台、いいですねぇ~
素晴らしい舞台だ。
笑いながら、心の中でガッツポーズをとってる私。
あれ?関係者になってるじゃん。
はは・・・

ケッサクだったのが、再開発の男2人が何度も繰り返す台詞と所作。
山田と会話をして上手に去ったと思ったら、すぐに奥の方から出てきてまた山田と。
そのやりとりが、今さっきのと全く同じ。

大笑いでした。
亡霊とかは物忘れがひどいのか・・・
前川さん、センスありますね。
亡霊や生魂が出てきても、湿っぽくなくてドライなのがイイです。

仲村トオルさんが「黴菌」と同じようなキャラで、あの時よりも自然で大らかな感じ。
彼の明るいキャラも、大成功の一因だと思います。

「奇ッ怪」東京は終わりましたが、 

新潟  9月6日 りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館
北九州 9月10日 北九州芸術劇場
兵庫  9月17日、18日 兵庫県立芸術文化センター

ゼヒゼヒ、オススメです