栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

凶悪犯罪は増えているのか~横溝正史も注目した日本犯罪史上空前の惨劇

2012-06-22 21:08:01 | 視点
 最近、毎日のようにメディアが報じる殺人等の凶悪犯罪(殺人、強盗、放火、強姦)--。近年、こうした凶悪犯罪、特に無差別殺人が増えているような気がするが、歴史を紐解けば日本犯罪史上空前の殺人事件は昭和13年に起きていた。横溝正史の小説「八つ墓村」の舞台になった「鳥取県と岡山県の県境にある山中の一寒村」で発生した大量殺人事件がそれだ。わずか23戸の小さなで32人が1晩に殺傷されるという前代未聞の大事件だったが、最近の無差別殺人事件と共通する点もある。

凶悪犯罪は増加しているのか?

 特にこの1、2年、「相手は誰でもよかった」「死刑になるために殺した」という本末転倒、非常に自己本位な殺人が増えていることはちょっと注意を要する。

           (略)

津山30人殺し

           (略)

動機は自分勝手な思い込み

 身勝手といえば、「由来岡山県人は利己的排他的」らしい。
そういえば数千万円もの年収がありながら母親に生活保護費を受給させていた芸人は岡山出身だった。

           (略)

周到な事前準備

           (略)

大半は事前兆候あり

           (略)

模倣と強い自己顕示欲



           (以下略)


  全文は「まぐまぐ」から配信しています。


  「まぐまぐ」内の「栗野的視点」からお読み下さい。(無料)

  http://archive.mag2.com/0000138716/20120619220509000.html



津山三十人殺し―日本犯罪史上空前の惨劇 (新潮文庫)
筑波 昭
新潮社
津山三十人殺し 最後の真相
石川 清
ミリオン出版
ミステリーの系譜 (中公文庫)
松本 清張
中央公論新社