栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

ジャーナリズムは死んだ!

2012-06-26 07:55:07 | 視点
 ジャーナリズムは死んだ--、と言えば何を今更と言われそうだ。たしかにジャーナリズムが死んだのは今に始まったことではない。過去何度も死んでいる。それでも一部で細々と生き残っていたが、それは決してマスメディアの中ではない。

 同じことは政治家にもいえる。政治屋はいても政治家はもう死んでしまった。この2者が死んだのは偶然でも奇妙な一致でもない。それはまさに必然だった。
 ジャーナリズムの重要な役目の一つは権力を監視し、人々に正しい情報を伝えることだ。ところが今、ジャーナリズムは権力を監視するどころか権力と手を組み、権力に都合のいい一方的な情報を流し続けているのだ。

 権力と結託したマスメディアが好むのは政策ではなく政局だ。もっとはっきり言えば政局にしたがるのだ。政局に仕立て上げた方が、読者が面白がり、紙媒体は部数が、電波媒体は視聴率が伸びるからである。

 例えば消費増税法案。26日に可決するのだろうが、このところマスメディアが報じているのは政局の行方ばかり。

 ちょっと待て! と言いたい。中身の話はどうでもいいのか。

         (略)

 ずる賢い奴らに欺されるな。

好き嫌いではなく、理で判断しろ。

怒りを取り戻し、不正にノーと言おう。

大人を、政治屋を信じるな。

耳当たりのいい言葉に欺されるな。

少数の意見に耳を傾けよ。

約束を破る奴を信じるな。




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