栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

姫井議員、離党撤回の裏

2008-08-29 22:50:19 | 視点
姫井議員、一夜で離党撤回 「軽率な行動だった」(朝日新聞) - goo ニュース

 姫井議員が憔悴した顔で記者会見に臨み、新党に合流しないと語り、「軽率な行動だった」と反省の弁を述べた。

 もともとこの人には確固たる信念などなかっただけに、誘われるままに「面白そう」という浮ついた考えで離婚ではなかった、離党を決めたのだろうが、冷静に考えれば離婚、また間違った、離党すれば先々の生活に困ることは分かったはず。

 姫井議員は反自民・反片山(虎之助)の票を大量に得て当選できたわけで、もし自民党寄りの政党に入れば次期参院選での当選はまずない。
その辺りを民主党の幹部に懇々と説かれたのだろう。
 事実、新党が自民党の友軍を目指していることがはっきりしてきたので、このままでは自分の将来はないと復縁したに違いない。

 まあ、この辺の浮気、復縁はすでに経験済みだから、彼女にとってはそれ程大したことではないだろう。
それが一夜での翻意になったに違いない。

 民主党にしてもギリギリのところで最低限のメンツが保てたことになる。
ただ、今後も政界は流動的で、民主党にしてみればよりたがを締めてかかる必要がありそうだが。


トム・クルーズ/ロバート・レッドフォード/大いなる陰謀 <特別編> トム・クルーズ/ロバート・レッドフォード/大いなる陰謀 <特別編>

日本版ベンチャーが何故育たないか?(読者のコメントから)

2008-08-29 17:39:19 | 視点
 今回も「なぜ、日本にビル・ゲイツが出ないのか」に対する読者からのコメントをお届けします。
お寄せいただいたのは(財)新機能素子研究開発協会企画室長の清水肇さんです。
 清水さんは現職の前は産業技術総合研究所九州センター(鳥栖市)の所長をされていました。

栗野さん
いつも興味深くメール拝見してます。

今回期待していた部分があったのですが、一寸ずれていました。


 いつも鋭いご指摘ありがとうございます。
今回はちょっと変化球を投げてみました。

 実は隠れた主題は国のベンチャー表彰制度です。
何年か前、「創業・ベンチャー国民フォーラム」の委員になったとき、優れたベンチャー経営者を表彰することがベンチャー育成になるので、ベンチャー経営者を表彰しよう、ついてはそれぞれの地域で表彰対象を選んでくれみたいな話がありました。
 その時、なんというバカらしいことをするんだ、そんなことで起業する人がどんどん増えはしないだろ、と思ったのが伏線としてずっとありました。

話しの興味は別の所にあって、
日本版ベンチャーが何故育たないか?
技術開発の分野に限ります。
・そもそも、良い玉がない


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