まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

遠い日の草いきれ

2011年06月06日 | 日記
梅雨の晴れ間。
仕事が片付かず、散歩&ジョギングは午後になる。



真夏のような陽射しが容赦なく降り注ぐ。
しかも、かなり蒸し暑い。
走っても歩いても汗が吹き出し
ついつい「緑陰」を求めて避難してしまう。
ん?
草の上にゴロンと横になると
風にのって、どこからかムッとするような匂いが・・
あれだ、あれあれ、「草いきれ」だ。



照りつける夏の太陽を受けて
草むらから立ち上る、あの独特の臭気。
くらくらと眩暈がするような青臭く強烈な熱気。
それは決まって青春とオーバーラップする。



それにしても「草いきれ」とは
なんと隠避で官能的な言葉であることだろう。
授業をサボった昼下がり
学校近くの川原で背丈ほどもある草むらの中に寝ころび
むせかえるような「草いきれ」につつまれて
よからぬ妄想にふけったことも幾度か・・
もちろん、今はそんな元気もないけれど・・・



オジサンたちは草いきれより
もっぱら「草野球」。
みんな青春を忘れちまったのか!

五十路すぎ 愛しき日々の 草いきれ (杉作)

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