まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

踊る代々木公園

2011年08月29日 | 日記
待ち合わせまでに時間があったので
久しぶりに「代々木公園」を覗いてみたのだが・・・



公園入り口に設けられた特設ステージは凄い人だかり。
何かと思ったら土佐の「よさこい踊り」のチームが大熱演中だった。
5月には「わが公園」でも踊っていたがイベントがあればどこへでも出かけるようだ。



空にゃフンワリ飛行船。
なるほど、この群衆の上を飛べばかなりの宣伝になる。



代々木公園は都内でも4番目の広さだと言う。
東京ドーム11個分、散歩がてらに一周すると優に一時間以上はかかる。
日曜日とあって園内ではさまざまな人がさまざまに休日を楽しんでいた。



一瞬、真夏のスキー教室?・・・と思ったがちょっと雰囲気が違う。
皆さんが持っているスキーのストックのような棒には丸い輪っかがない。
「トッレキングポール」と言って山歩きに使うものらしい。



この後、一団は公園で「山歩き」の訓練を始めた。
コーチの「もっと歩幅を大きく!」という叱声に従って全員が大股歩きになる。



こちらでも若い女性たちが踊っていた。
最近はこういう「ダンスパフォーマンス」の練習風景を見る機会が多い。
踊っては汗をふき、お喋りをしてはまた踊る。とっても楽しそうで思わず見とれる。



こちらは「太極拳」か。なぜか鬼気迫る感じで熱心に指導されていた。



と思えば昼寝のオバチャンも。
この人、私が公園を一周して帰る時もまだ同じ体勢で寝ていた。



ジョギングをする人も多い。
オジサンはどうしても妙齢の女性ランナーに目が行ってしまう。
私など走る時はつねに汗びっしょり、息ぜいぜいなのだが
彼女はは汗一つかかずロングヘアを風になびかせながら涼やかに走っていた。



当日は「視覚障害者」の人のマラソン大会が開かれていた。
右側がランナーで左側のオジサンが伴走者。
かなりのスピードで「ああ、俺なんかとてもつとまらないな」とため息。



大きな歓声を上げているのは縄跳び練習のグループ。
「全日本縄跳び選手権」が近いのか熱心に繰り返し繰り返し飛んでいる。
しかし、どうしても「47回」で途切れしまう。うーん、どうなんだろう・・・



この公園にもやはり「裸族」がいた。
中年太りのオジサンが裸で昼寝をするのはそれなりに微笑ましくもあるが
変な髪形といい背中のイレズミといい余りガラがよろしくない連中。
即刻退去を命じようか・・・



木陰のベンチで洒落者のオヤジがサックスを吹いていた。
かなりうまい!吹いている曲は聞いたことがあるが・・・うーん、わからない(笑)



おお、高校生たちも踊っているぞ!「ダンス甲子園」の練習かい?
渋谷の街を訳もなくウロついているより、こっちの方がよっぽどいいぞ!



実は公園内には「サイクリングロード」も整備されていて
貸自転車を借りて走れるようになっている。
サイクリング少年たちが木洩れ日の中を勢いよく疾走して来る。



なんか楽しそうなので「オジサンもひとつ・・」と思ったのだが
子ども用のロードサイクルやペアサイクルばかりで
残念ながらオジサンが乗れるような「パパチャリ」はなかった。



広々とした草原に白い日傘がひとつ。
空には真っ赤な「秋あかね」がしきりに群れ飛んでいる。
ゆっくりだが確実に夏が終わろうとしている。



帰り道、無心にそのトンボを追っている少年がいた。
思わず「楽しい夏休みだったかい」と声をかけたくなった。

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