まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

雨の日の旅情

2011年08月21日 | 日記


朝から結構な雨ふり。
日課のジョギングは残念ながら(?)中止。
最近は天気だと「いかん、走らねば!」という強迫観念のようなものがあって
どうにも困ったものだが、ちょうどいい休息だ。



プリンターのインクが切れたので近くのスーパーまで。
外は連日の猛暑がウソのような涼しさで、ちょっと肌寒いぐらいの陽気だ。
久しぶりの雨で街全体が「打ち水」でもしたようにしっとりと濡れている。



すれ違ったカッパ姿のボクが楽しそうにスキップしながら
「♪雨、雨、ふれふれ、母さんが・・」と歌っていた。
どこへお出かけなのだろう。
いいなあ、オジサンもスキップしながらどこか旅に出たいなあ!



普段は白っぽいケヤキの木が雨にぬれて黒々と光っている。
雨の日に公園の木肌がさまざまに表情を変えるのを見るのが好きだ。
美しいと思う。



陸橋の上から見えた傘二つ。
お母さんと娘が歩くのが遅いパパを待っているのであろうか。
ああ、いいなあ、お出かけしたいなあ・・・



雨の中を急ぐおまわりさん。職務ごくろんさん!(敬礼)



買い物帰りにフラリと「温室植物園」を覗いてみた。
バナナの葉がますます大きくなって茂っている。
普段はサウナのような暑さなのに、今日はなんとも涼しい「温室」だ。



お、バナナの実もなっているぞ!
ちょっとひと房失敬・・・などと不謹慎なことを考えたが、まだ固くてまずそうだ。



パイナップルもなっている。これは食べごろか?



ちょっと心そそられる木があった。
その名も「タビビトノキ(旅人の木)だ!
その昔、旅人が喉を潤すために茎を切って樹液を飲んだことから名前がついたと言う。
原産はマダガスカル。今の私の心境にピッタリの木ではないか!
実は温室内には高さ10メートルをこえるタビビトノキもあったのだが
カメラに入りきらずに断念した。



温室の前には雨にぬれたスクーター。
なにか「詩情」を感じて思わずカメラのシャッターを押した。
「人間は詩情と恋情と旅情に生きる」といったのは確か檀一雄だったか・・・
恋情はトンとご無沙汰だが詩情と旅情は抑え難く
「ああ、このスクーターを奪ってどこか旅に出たい!」などと思ってしまった。

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