くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

政治とパフォーマンス: 「そのまんま東」こと東国原宮崎県知事の”姑息”なケース

2007年02月10日 | Weblog
知事のお給金を二割カット?

知事が自身の待遇に手を加えることで、宮城県政改革の範を垂れようとの考えだろうが、猿マネ級の見え透いたパフォーマンスという他ない。

昨年再選に失敗した田中前長野県知事も、ガラス張りの知事室だった、と記憶しておるが、パンダじゃあるまいに・・・、と当時は思ったものだ。今考えても、秀吉の金の茶室並の趣味の悪さだ。

誤解のないよいように断っておくが、政治における「パフォーマンス」を否定するつもりなど毛頭ない。民主主義であろうか非民主的な独裁体制であろうが、政治的なパフォーマンスなり演出はごく当たり前のことであり、それ自体、世論の支持を集めるなり、大衆を統制・操作していこうとするうえで有用な手段であることは古今普遍であり、今後もそれが根本的に変わることはあるまい。

しかしながら、それにしてもである。給与カットにしろ、ガラス張り知事室にしろ、有権者をバカにしているとしか思えない。そんな小細工で有権者が拍手喝采すると思っているのだろうか?いや、実際に喜んで安易に指示を与える政治民度の低い連中がいるからこそ、為政者はそれをやめないという現実もあるのだが・・・。

東国原知事についていえば、少なくとも一流芸人のすることではない、東国原知事が、芸人そのまんま東として、一流だったか否かは他者にその評価を任せるとして。

田中氏も、『なんとなくクリスタル』以外の代表作があるのかどうか知らないが、”作家”として世に出た電波芸人政治家(や?)だ。

そう言えば、その田中前知事も、離婚の際にはワイドショーの餌食となる騒動を引き起こし、元妻の女友達に穿いている下着(パンティー)の色柄を聞いた聞かないのと、騒がれたものだ。バブル期の「OLクラブ」なる土曜の午前に放送されていた番組では、交際してトラぶった女性、それも一般人の女性の名前を放送中に言い放すという破廉恥をやってのけたこともあった。報道によれば、一橋大時代にも金銭を巡る問題があったとか無かったとか?

まあ、もう知事ではない田中氏はさておき、東国原氏の場合、給与の前に、二度と同じ類の不始末をしでかさぬよう”にしていただきたいもので。フライデー襲撃事件での逮捕歴に加え、未成年の異性とのスキャンダルに傷害事件での送と・・・、警察とは縁の深い方でスネに傷ある身。給与カットの前に、二度と暴力・傷害沙汰を起こさぬよう、そして二度と淫行まがいの身の下不祥事を起こさぬよう、手足と”パイプ”をカットされた方が、パフォーマンス性は高いと思うのだが・・。もっとも、ダルマじゃ、インドの道端のこじき稼業ならいざ知らず、知事は務まるまいが。

宮崎県民に幸あれ!、と言ってみたくもあるが、ってなワケないわなあ、民度低そうだからなあ・・・。東国原氏以外に選ぶべき候補者がいなかった?そりゃ、国民主権の民主国家じゃあ、情けない言い訳ですな。

東国原知事もずるいよな、選挙中は”そのまんま”芸名で戦っておいて、当選したら、東国原です、だって。姑息だな、やり方が。政策本位で戦う気があったら、最初から本名で行くべきだったね。政治的能力の有無はいざ知らず、過去の一連の不祥事といい、選挙の戦い方といい、人間性が垣間見えるようですなあ。

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