正確には前からそうは言っていた。塾友に医者の子供が多いからかもしれない。
私も医者の家の子が友人に多かったが、だからといって医者になりたいと思ったことは一度もなし。血が苦手だし、他人の患部とか触れません。ありていにいえば、生理的に、はなからオプションになかった職業。
ただ、息子は息子。まあ、それはそれで構わない。世間様に対して恥ずべき職業ではない。職業に貴賤があると思っている私としては、人様の体をいじって、場合によっては解体業者よろしく切り刻む職業を。おそらく医者自身が思っているほど高尚なものだとは思ってはいないが、芸人になりたい、ホストにいなりたいといわれるよりははるかにましである。
が、医者になるには医学部に行かねばならない。
アホでも入れるのが、我が国の医学部である。大学を選びさえしなければの話だが。しかしながら、そうしたバカでも医学部はおおむね私立で学費がバカ高い。我が家には下もいるので、上だけにしかも大学6年だけで何千万もかける余裕はない。せいぜい慶応の医学部までが経済的に限界だが、なんせ信濃町は周辺環境がソウカだらけで良くないというのは関係ないが、いうまでもなくチョー難関である。わが子に伸びしろがあり、今後今以上に成績が上がったとしても、???である。
旧帝医学部? これまた同様。
その他医学部。地方の、しかもたとえば予備校業界で一時期STARSなんて呼ばれていた(今でも?)最底辺国立大医学部なんてのは、かりに医者になれるとしても行ってほしくはないなあ、そんなレベル。はっきり言ってやはり、医者のレベルも低いからねえ・・。我が家には某STARS出の医者による誤診経験もあるし・・。そのくせ、プライドだけは・。なんせ田舎じゃあ、エリートだから。
というわけで、息子にいいました。
1.医者になりたいのは自由だが、人の命を扱う職業なのだから、しっかりした理由を持ちなさい。いい加減な理由で医者になっては、かえって世間様に申し訳が立たない ことになるかもしれない。
2.収入がいいからという理由であれば、医学部には行かせない。行きたければ自分で学費稼いで行け。金が欲しけりゃ、売れっ子芸人にでもなればいいが、その場合は
勘当。親でも子でもない。
3.医学部行くからには、しかるべき医学部に行け。私立は慶応程度の学費が上限。例外もいくつかあるがくだらん地方国公立の医学部は、場合によっては学費出さない、
行かせない。ロクでもない医者は合法的な人殺しに等しから、キチガイに刃物。やぶ医者に聴診器。大して頭良くないのであれば、医学部なんか行かない方が世間のた
めになる。
4.というわけで、あと数年間頑張ってください。
5.加えて、医者になるからには、あるいは医者になったら、漢方にも明るくなりないさい。明治以来の我が国の医学政策には明らかな誤りがあり(そして、それがいまだ
に正されていない)、西洋医学には否定できない限界がある。病気によっては臨床上において漢方の伝統処方にかなわない場合もある。西洋医学至上主義者になるな。
*蛇足ながら、漢方との関係において、西洋医学の人ながら武見太郎先生は立派だったと思います。泉下の矢数、大塚先生はいかがお考えでしょうか。
さて、息子君よ、数年後のキミは、どのような道を歩み出しているのだろうか。父は期待と不安を抱きつつ、今やキミを見守ること(プラス学費を出して飯を食わせるくらい)しかできません。
私も医者の家の子が友人に多かったが、だからといって医者になりたいと思ったことは一度もなし。血が苦手だし、他人の患部とか触れません。ありていにいえば、生理的に、はなからオプションになかった職業。
ただ、息子は息子。まあ、それはそれで構わない。世間様に対して恥ずべき職業ではない。職業に貴賤があると思っている私としては、人様の体をいじって、場合によっては解体業者よろしく切り刻む職業を。おそらく医者自身が思っているほど高尚なものだとは思ってはいないが、芸人になりたい、ホストにいなりたいといわれるよりははるかにましである。
が、医者になるには医学部に行かねばならない。
アホでも入れるのが、我が国の医学部である。大学を選びさえしなければの話だが。しかしながら、そうしたバカでも医学部はおおむね私立で学費がバカ高い。我が家には下もいるので、上だけにしかも大学6年だけで何千万もかける余裕はない。せいぜい慶応の医学部までが経済的に限界だが、なんせ信濃町は周辺環境がソウカだらけで良くないというのは関係ないが、いうまでもなくチョー難関である。わが子に伸びしろがあり、今後今以上に成績が上がったとしても、???である。
旧帝医学部? これまた同様。
その他医学部。地方の、しかもたとえば予備校業界で一時期STARSなんて呼ばれていた(今でも?)最底辺国立大医学部なんてのは、かりに医者になれるとしても行ってほしくはないなあ、そんなレベル。はっきり言ってやはり、医者のレベルも低いからねえ・・。我が家には某STARS出の医者による誤診経験もあるし・・。そのくせ、プライドだけは・。なんせ田舎じゃあ、エリートだから。
というわけで、息子にいいました。
1.医者になりたいのは自由だが、人の命を扱う職業なのだから、しっかりした理由を持ちなさい。いい加減な理由で医者になっては、かえって世間様に申し訳が立たない ことになるかもしれない。
2.収入がいいからという理由であれば、医学部には行かせない。行きたければ自分で学費稼いで行け。金が欲しけりゃ、売れっ子芸人にでもなればいいが、その場合は
勘当。親でも子でもない。
3.医学部行くからには、しかるべき医学部に行け。私立は慶応程度の学費が上限。例外もいくつかあるがくだらん地方国公立の医学部は、場合によっては学費出さない、
行かせない。ロクでもない医者は合法的な人殺しに等しから、キチガイに刃物。やぶ医者に聴診器。大して頭良くないのであれば、医学部なんか行かない方が世間のた
めになる。
4.というわけで、あと数年間頑張ってください。
5.加えて、医者になるからには、あるいは医者になったら、漢方にも明るくなりないさい。明治以来の我が国の医学政策には明らかな誤りがあり(そして、それがいまだ
に正されていない)、西洋医学には否定できない限界がある。病気によっては臨床上において漢方の伝統処方にかなわない場合もある。西洋医学至上主義者になるな。
*蛇足ながら、漢方との関係において、西洋医学の人ながら武見太郎先生は立派だったと思います。泉下の矢数、大塚先生はいかがお考えでしょうか。
さて、息子君よ、数年後のキミは、どのような道を歩み出しているのだろうか。父は期待と不安を抱きつつ、今やキミを見守ること(プラス学費を出して飯を食わせるくらい)しかできません。
と思います。
コミュニケーション不足で病気を見逃されてしまったというケースが、実際家族に起こりましたので、特にそう思います。
親と先生は絶対に子供・生徒の「ともだち」にはなれません。友達親ではなってはいけないと思っています。子は親には反発するもの。男親と息子ならなおさら。
まあ、寝ている間に金属バットを振り下ろされない程度に厳父を演じているつもりです。
はっきり物申す、くまわんパパ…
学費出さない。きちがいに刃物等…今のパパたちは、言えないかも。相談できる パパで よかったね