くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

北野たけし「世界まる見え!テレビ特捜部」(日テレ)はトランスジェンダーの味方?

2009年07月28日 | Weblog
昨晩の「世界まる見え!テレビ特捜部」、なんなんだあれは?

子供を産んだトランスジェンダーの話。

トランスジェンダーなるものについての医学的説明が正しいのか否かはいざ知らず。つまり、トランスジェンダーなんて、同性愛の亜種みたいなもので、外見は女内面は男、またその逆であるという自己認識、実は、自分が同性愛者であるということを認めたくないだけの、いわばアンチ・ゲイ的な意識の産物であり、その実、所詮トランスジェンダーの外見上男が男性を愛したり、またその逆のケースがあるとすれば、客観的には、所詮同性愛に過ぎない、というわけで「亜種」ではないのかと、個人的には、医学的なるあるいは科学的なるトランスジェンダーへのアプローチに対して以前から疑義を抱いているのだ。

知人(といっても仕事上の面識程度なのだが)にもトランスジェンダー(外見女)がいた。正確には、本人は私がそのことを知ってるとはゆめゆめ思いもすまい。でも、世間は狭い。公道を「同性」と手をつないで歩いていたので、最初は「あれ、レズだったの?道理でボーイッシュなんだ」と思ったものだが、偶然にして彼女(彼)のブログを発見。彼女(彼)の自己認識上は、トランスだったことを知る。

本人としては相当な精神的な葛藤があるそうな。性的なアイデンティティーとそれに明らかに矛盾する肉体的現実。性転換をめぐる思巡といたずらに過ぎていく時間。精神的にも浮き沈みがかなりあることは、ブログの文面や更新頻度からもうかがえる。

親御様は、ジェンダーフリー論では一寸知られたお方。歴史教科書問題等にも首を突っ込まれているお方で、どうやらジェン・フリも含めてイデオロギー的には私とはまったくの対極にあるお方なのだが、その娘御がトランスとは、何とも皮肉というか・・・。親の因果が子の因果というべきか・・。彼女(彼)、ご家族にはカミングアウトしたのかな?

それはさておき、私的には、トランスジェンダーなるもの、到底理解できない。いわゆる「他者への想像力」をかきたてても、理解不可な領域だ。ましてや、トランスジェンダーの妊娠・出産ともなると、これはもうゲテモノ、フリークショーの類
だ。まるで宝塚歌劇を見るほどいたたまれない気持ちになる。逃げてしまいたくなる気持ちとでも言おうか。ただひたすら生理的に耐えられないのだ。(そうか、私が宝塚を(期せずして)見るときに感じる精神的拷問のような感覚とは、このトランスジェンダーを見る感覚だったのだ、と今これをかきながら今更ながらに自分で納得)

トランスジェンダーそれ自体見るに堪えない、造形的な美醜とかではなく、私の内なる部分において耐えがたい感覚をもよおす存在なのだが、それに加えて、女のカダラを持ちながら男としての自己認識を持ち、身体的には女から男になることを選択しながら、子供欲しさに残された女の部分を利用して妊娠するという、この功利性・・・。耐え難いという表現をはるかに超えてしまっている。「(その存在を)知りたくはなかった!」というのが率直なところだ。

異態にして功利性を備えたイキモノ。エイリアンのマザーに感じるものと共通のものがあるなあ・・・。共存したくない、とてもできそうにない存在。

それを上記の番組はヒジョーに肯定的に、同情的に、美談風に取り上げていたのだが、何で? 今の日本はそこまでトランスジェンダーを認知しているか?それとも、「マスコミ様」による「啓蒙活動」とか? あるいは制作側に、トランスが紛れ込んでいる?何であそこまで、トランス側からのアングルで作るかなあ・・・? それが証拠に件のトランス妊婦とその「妻」に対する批判は「悪意」の誹謗・中傷ということになるそうだ。もうこうなると、ほとんど勧善懲悪劇仕立てだ・・。
「誹謗・中傷」する側、つまり批判者側のロジックや道徳的・宗教的背景なんてのは、まったくと言ってよいほど触れられていない。十把一絡げで「悪意」なのだ。

これって、所謂マスゴミお得意の「偏向報道」ってやつでは?

かつてマスコミは、芸人どもの「できちゃった婚(でき婚)」報道を繰り返し、世間から「でき婚」への批判的視点、後ろめたさを完全にではないにしろ麻痺させ、奪っていった。今でも、有名人の結婚報道があるたびに、「妊娠はしていない、ということです」との一言が付け加えられる。これは意図的なモラル崩しの陰謀ではないのか?そうでないとすれば、マスコミとはいかにアンチ・モラルな存在なのか・・・。「既成マスコミは滅ぼさねばならない!」と言わざるをえない。

日テレに、トランスジェンダーとその結婚、妊娠・出産を社会的に認知させようとの策動があるとしたら、これまたおぞましい限りだ。これからトランスジェンダーがらみの報道、番組は他局の番組も合わせて注意深く見ていく必要がある。

さもばくば、「そして、どこかしこに『でき婚』一般人」みたいな状況になったように、「そして、そこかしこにトランスジェンダー夫婦、しかも子持ちの」のごとき状況が社会に蔓延してしまっては、この世も末というか、社会そのものが見世物小屋か、お化け屋敷になり果ててしまう。

誤解のないように言えば、トランスジェンダーをクレンジング(浄化)してしまえ!なんて言っているのではない。それは不可能だ。犯罪者、変態、同性愛同様、トランスジェンダーはいなくならない。ただ、「異種」は所詮「異種」だ。絶対に多数派にはなりえないのだが、社会的影響力だけ、不釣り合いに拡大する場合がある。そういうことだけにはならないようにしなければ・・。


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