周囲から「気色の悪いドラマ」がやっているというので、先週から見始めたのが「蜜の味」。
確かに「気色悪い」内容だ・・・。
どうしたって、近親相姦もの。まともな人間なら、見ていて快適ではいらるはずもない。特に一昨日の雨の中での叔父と姪のキスシーン。それからホテルとおぼしき一室での・・。
あんなのを映像にして見せるってのはいかがなものかとすら思うが、それ以前に、なんであんな企画を・・?
でも、オモシロイのは、あの親にしてこの子ありってところをちゃんと描いているところかな? 一度は別の男のもとに走ろうとした母親の娘。そしてその娘はなんと叔父と・・。 男のもとに行こうとしたってことは、母親は男と既に不貞をはたらいたということなのでは? まさか、いいとしした男女がプラトニックなままということもあるまい。要は、いずれもふしだらで肉欲に勝てない母娘。
血は争えない? 大石静が言いたいのはそういうこと?
さもなくば、このドラマ何が言いたいんだろう?
まあ、近親相姦だろうがなんだろうが表現の自由ってやつなんだろうが、それを公器で映像で露骨に見せるってどんなもんなんだろうか?
お次は獣姦もの? 人間と動物の種の垣根を越えた禁断の恋なんてのでもやりますか?
TV局もほどほどにした方がようのではないのだろうか?
見なきゃいい? そりゃそうだ。だから、来週はもう見ない。
でも、「見なきゃいい」という理屈いや言い分で、なんでも作って見せてもいいということにはならんと思いますよ?