くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

時代劇専門チャンネルで放映のNHK大河「獅子の時代」: 会津人には・・・

2011年11月19日 | Weblog

私は純潔の会津人ではない。

クオーターである。親がハーフで、その私はさらに÷2なのだ。

でも、子供の頃からよく会津の話、戊辰の戦やその後の苦労話を聞かされたものである。

何年か前には、飯盛山で腹を切った一人の血縁の方と会ったことがある。

もっとも向うは上級士族。

こちらは藩祖保科正之が会津に報じられるのに伴い他所から移り住み名字帯刀を許されて会津侯の禄を食んできたとはいえ、士族ではなく、白虎隊の別働隊に参加した先祖も、所属部隊は「寄合」であった。 会津の戦いには参加せず、他の佐幕諸藩を応援すべく遠隔に派遣されていたのである。戊辰の戦に敗れた後は、自ら謹慎し「帰農」したというが、元々「農」ではなく、家産は十分にあったので、それをてこに維新後は商売に成功し、更に財をなしたとのこと。皮肉にも薩長藩閥政府が進めた「文明開化」のおかげで会津に移ってきた以前からの先祖代々の家業が大いに役立ったのである。

会津の人にとって、秩父宮妃が会津松平家から選ばれたことは、大いなる名誉回復だったそうな。

「獅子の時代」。本放送時にはまだ小学生だった。会津とのつながりは既に知っていたが、自分自身の体に「朝敵」の血が流れているとは思いもよらず。個人として期せずして着せられた汚名をそそがねばとの思いがいまだに自分の心のかたすみにあるのかもしれない。

歴史をひもといて、幕末維新のドラマには惹かれるし、薩長のなかにも好きな人物がいる。

なかでも西郷はやはり別格。というか、自分のなかでいまだ評価の定まらない人なのだ。私の小さくひ弱な「手」ではつかみきれない御仁なのだ。

それ以外では大久保の冷徹断固とした姿勢には、大久保が登庁するやいなや静まり返ったという内務省の職員ならずとも気押されたような気持ちになる。内国博覧会の際に撮影された集合写真の多くのには、曰く言い難い畏敬の感情を禁じ得ない。

維新後些か生彩を欠いた木戸だが、新政府にあって彼の先見にはやはり伊藤も認めた「頭の良さ」を感じざるを得ない。

個人的に敬してやまない乃木大将も長州人なのだ。

一方、井上馨だけはどうしても好きにはなれない。

だが、会津を取り上げたドラマには、どうしても涙を禁じ得ないのだ。

ということで、ここ数日録画した「獅子の時代」を深夜に一人で見ている。家族と一緒では見られないのだ。涙、涙の姿を子供たちに見られたくはならいからである。

ただ、毎回観終わって思うのは、自分のなかに会津人の気骨がそのかけらほども残っていないことである。会津の血を受け継いだとはいえば、育ったところは戦国以来弱兵の地で、戦前もそこ出身の舞台の弱さは国民の間に広く語られるところであった。そんな土地柄に生まれ育ったせいか、私は生来ヘタレなのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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TPP問題: 百姓どもとその親玉の声には耳をふさごう!

2011年11月19日 | Weblog

食料という「人質」をとってTPP反対を叫ぶ百姓ども。実に見下げた連中である。

ちなみに私は「百姓」を差別用語とは思っていないので、マスコミ主導の言葉狩りには組しない。

そして、その親玉ともいべきJAは反対キャンペーンをテレビ宣伝まで駆使して行っている。

今更、何を言っているのか、こいつらはと思う。

日本の農業なんてとっくに死にかけているのだ。

そんなもんに焦点をあててTPPの是非なんて馬鹿上げている。

私は、百姓どもや農協と一蓮托生なんてまっぴらごめんである。

ならば、TPP賛成なのか。それについては別稿で。

 

 

 

 

 

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宮内庁の健康管理体制はどうなっているのか?: 敬宮内親王殿下に続き陛下もマイコプラズマ?

2011年11月19日 | Weblog

マイコプラズマ肺炎は、発熱時にはそれと気づくことは難しい。

発熱すれば最初から高熱になるので、当然一般家庭でも子供が発症した場合、市販薬で事足りるとは思うまい。まあ普通の親なら即病院に連れていくであろう。

が、咳がない時点で、マイコプラズマ肺炎と気付くことは難しいだろう。とは言っても最近の「流行」を考えれば、機転のきく医者なら「もしや」と疑い検査を思いついても不思議ではあるまい。

そこまで機転の利かない医者、あるいはよもやと思いながらも「回転」を良くするために面倒な検査を避ける医者をいるのかもしれない。医は仁術というが、やはり医者にとっては食っていくための算術でもあるのだ。

いずれにせよ、発熱時に発見されなくとも二日もすれば咳こむようになるから、これはおかしいということになる。 咳が出て発熱なら普通の風邪にもよくある症状の順序だが、発熱してから日を置いて咳が出るというのは奇妙である、と素人でも思わなくもないはずだ。事実、私はそれで子供のマイコプラズマを発熱3日目に確認した。2日目の夜から咳こみだし、一向に熱が下がらないので、「これはおかしい、」普通のかぜではない」と思ったのだ。

24時間体制での看護が施され得るであろう天皇、皇族なら、ましてやプロによる看護であれば尚更その点は迅速に対応ができてしかるべきはずだ。

ところが、先日の敬宮様にしろ、今回の陛下にしろ、マイコプラズマとの診断が下るか、または疑いがもたれるまでにいささか時間がかかり過ぎてはいないだろうか。 陛下なぞ、発熱されてからもう随分経つ。

敬宮様のときは、私など素人でもニュースを聞いていて宮内庁発表の前々日の夕刻に家族とニュースを見ながら、「マイコプラズマじゃないのか?」と話をしてものである。

担当医の質・能力の問題なのか、はたまた宮内庁という役所の官僚機構上ゆえの対応の遅さなのか。

日本国中で何人にも代え難く大切な方々である。マイコプラズマぐらい、迅速に適切な治療を行って欲しいものである。

これも、我が国の危機管理体制のぜい弱さの一面ということなのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

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