くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

私の宗教観: 私は無邪気に神仏を拝んでいます。

2011年03月23日 | Weblog
数日前の記事に対してある僧侶の方からコメントをいただきました。

それをきっかけにふと、私の宗教観をここに記しておこうと思うようになりました。

私は自分自身を無宗教とは思っていませんし、無神論者でもない。かといって、この世のあらゆる宗教に対して敬心みたいなものを持っているわけではありません。あの信濃町にある某教団に対しては、どうにもこうにも好きになれない。一神教はどうも私にはなじまない。

結局、私が自然に抵抗なく受け入れているのは、子どもの頃から普通に身近にあった神様、仏様。神様といっても、一神教の神様ではなく八百万の神々ですけど。

何の抵抗もなく、神仏にてを合わせ、何か良いことがあれば、神仏の加護と感謝もします。

教義だとかそんなのは頓着しませんし、念仏唱えたら死んで極楽浄土に行けるとも思っていません。法然上人の「一枚起請文」なんか学校で暗記させられたものですが、あんなのは、死ぬ間際の坊さんの世迷言とは言わないまでも、半分もうろくしてたんじゃない?とか、死の恐怖を前に自分で自分を納得させたかったんでしょ?くらいにか思っていない。

うちの寺の坊主なんか、夫婦そろって「代々木」の支持者。奥方にいたっては支持者どころか党員だという噂も。知恩院もそんなのをよくも野放しにしておくなあと思いますし、そんなアカ坊主に葬式挙げてもらって死んだ爺さん婆さんは果たして成仏したのだろうかと疑問にも思っています。

元衆院議長のトナミ運輸のあのお爺さんなんかみてると、由緒正しい神社の宮司さんですけど、あんな俗世にまみれた爺さんのダミ声で祝詞上げても、言霊もくそもあったものではないとも思っています。

でも、神仏を否定する気にはなれないのです。けったいな坊主や神主がいるにもかかわらず、神仏というものに対して「畏れ」みたいなものも感じています。

だから手を合わせるし、柏手も打つ。盆、彼岸にはお墓に行くし、自宅には神棚まつってお伊勢さんやその他の御札をはって毎朝拝んでいます。

神か仏というと、個人的には神様の方がしっくりくる。仏の方は、6年間過ごした仏教系の学校での体験から、どうもありがたみを感じなくなってしまったのと、仏の教えはどうも理屈っぽくってありがたみを感じないのです。でも、否定する気にもなれないんですけど。死んだら、自分の葬式は神式がいいなと思っています。戒名なんかいらないです。なんで戒名ってあんなに高いんですか? あれじゃあ、まさに坊主マル儲けじゃないですか? 胡散臭いったらありゃしない。そんなもの要らない。有名人なんかやたらと「院号」付けてもらっていますけど、あんなのも要らない。アホらしい、芸人風情がナントカ院?くらいにしか思っていません。

京都の大きなお寺に行ってありがたいとか神聖なものはなーんにも感じませんけど、伊勢神宮に行くと、なんだか気分も姿勢も改まります。でも、日光東照宮にはなーんも感じません。あの経歴詐称の狸ジジイがなんで権現様?としか思っていません。地方の何でもない神社でも、なんとも言えない気分にさせてくれるところもあります。私には神様があっているのでしょうか?

でも、神も仏も手を合わせ、柏手を。狸ジジイにもです。

ただ、耶蘇はどうもアレルギーが。子どもの頃、外人のシスターに意地悪されたのがトラウマなんでしょうか、それに修道院や協会なんかを題材にした映画のせいでしょうか、どうも「陰湿」なイメージを持ってしまうんです、あれには。もし改宗しないと殺すぞと言われたら、私は耶蘇よりもイスラムを選びますね。とんかつ食べられないのは辛いですが、2年前から禁酒しているので、アルコールはなくても平気。まあ、お金がないので、一夫多妻は残念ながら・・。

ついでにいうと、政教分離なんてあまり厳密にやるもんじゃないと思っています。大嘗祭は国費でしっかりやるべきだと思っています。昭和天皇のお葬式は二部制でしたが、あんなのは馬鹿げている。神式であろうが国家によるものとして行われるべきだと思いました。

以上、とりとめもなく、私の宗教観、なんてえらそうなもんでもないですが。

(追記)私は、あるときから神仏にお願いをするのをやめました。お願いしないで誓うことにしています。都合に良い時だけ
「お願い」なんて選挙の時だけ腰の低い政治家先生みたいで・・。あんな連中と同じにはなりたくないでしょ? 神仏、御先祖様に「私はこうします」と誓えども、願掛けはしないことにしています。ご都合主義で手をあわせることほど神仏に対しての非礼はないと思うのです。

コメント (1)
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