アメリカはもうオシマイ？

金融危機、経済不振のアメリカ。

アメリカはもうだめだ。次の覇権国はどこだ。米国の覇権終焉後の世界は、なんて話があるが、「アメリカはもうおしまい」って論調、20年ほど前にもあったわな。

確かに相対的にアメリカの力は低下していくのだろう。相対的に、他が力をつける結果として。でも、アメリカの相対的力の低下って、今に始まったことではない。
それにオシマイって、米国がきわめて有力な大国であり続けることは間違い。

アメリカを見くびってはいけない。あの国はある面、我が国より健全である。国民精神はいまだ若く、我が国や欧州などよりも柔軟性に富む。アングロサクソン文化にあるえげつない本音と建前みたいなイヤーな部分も多々あるが、我が国よりも、公正さという点に対して、真摯かつ勇敢に向き合おうとする。

アメリカ、ざまーみろ、などと思っていると、今以上に痛い目みること、間違いなし。

麻生はやはり頭が悪い・・・、英語も下手だし。

麻生政権発足時に支持率が軒並み、５０％割れ。自民党関係者にとっては予想外の結果？

本当かい？と思うのは私だけではあるまい。６０％くらい期待していたみたいだが、それが無理だなんて最初からわかっていたことだろうに。それすら読めていなかったとしたら、自民も本当に下野した方が良い。いや、いっそのこと、民主ともども、ガラガラポンの政界再編で換骨奪胎、消えてしまった方が良い。

TVで流されたNYCでの麻生の対するコメントは、彼の頭の回転の悪さを露呈した。「気にしない」とつっぱって見せたのだ。今は亡き橋竜じゃああるまいに、ひょっとこみたいに口をゆがめながら突っ張ってどうする？　イメージ的にマイナスになってもプラスになる反応のしかたではないかった。小さなことだが、ちりも積もれば山となり、山が崩れれば政権崩壊だ。それくらいに計算、即座にできなくてどうする、というか、まあ、大した脳ミソじゃあないんだわなあ・・・。まさか中身は自分とこのセメントってわけでもないんだろうけど。

それにしても、あの下手だけならまだいいが、品のない英語なんとかならんかね。
「生まれが良いが、育ちは悪い」とは麻生氏自身の弁だが、あの英語、まさに「育ちの悪い」連中のしゃべり方だ。馬丁匹夫の類はしゃべるような英語であって、とても位人臣を極めた人間のそれではない。あー、恥ずかしい。まあ、会場はガラガラだったようで、それがせめてもの救いだった。あんなクソ英語で、万座の失笑と嘲笑を買ってはそれこそ国辱ものである。本人は、国連総会で英語で演説をした国際派の麻生をメディアを通してアピールしたかったのだろうが、そうはいかないわな。甘い、甘い。

で、11月初旬の連休、選挙やるのかね？　連休ということで、某宗教政党さんには都合が良いのだろうが、麻生自民はやれるかね、今の支持率で？まあ、民主は先延ばしされては困るだろうから、今すぐにでもってのが本音だろうけど。