くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

長野にはためいた五星紅旗

2008年04月26日 | Weblog
沿道のあの大陸国旗の数、あれは一体何を意味していたのだろうか。

「聖火を出迎え」に行った在日大陸人たちがたまたまあれだけの数集まったとして、あれだけの数の旗が集まるものだろうか。中にはずいぶんと寸法的に大きなものもあったが・・。

それにしても、あのリレーの様相はいかにも象徴的ではなかっただろうか。北京北京と言うものを如実にあらわしていたように思ったのは私だけか。聖火ランナーを十重二十重に警備陣が過囲む姿。そしてそれは長野と言う町や、そこに暮らす住民、遠藤でリレーを一目見ようとする人々から隔絶されてしまった姿。あれこそは、民意やら国際世論と隔絶されたかたちで粛々とすすめられようとしている北京五輪の縮図ではないのか。

それにしても、参加した日本人ランナーたちの馬鹿ずらには呆れた。球場では現役時代からよく吠え、監督としては鉄拳も辞さなかったあの星野も、今回はほえずじまい。それどころか、何ともしまりのない顔で先頭走者を務め、北京政府のお先棒を担ぐ結果となった。走ってるのだがよたってるのだか判らぬ姿でマラソンを「走り」、世の同情を買うことでしか飯が食えなくなった「元」お笑い芸人も、北京にしっぽを振ってまでもメシにありつきたかったようだ。

中にはスポンサー事情で、不承不承走らざるを得なかった者もいたようだが、それにしても一人くらいは気骨のあるやつがいても・・・、と今時の日本人に期待しても詮無いことなのかもしれない。

五星紅旗はためく長野、あれが未来の我が国の姿とは思いたくもない。今日のチベット、明日の我が身とならぬを祈るばかりだ。
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民主党の政治センス

2008年04月26日 | Weblog
かつて、総選挙でのスローガンが「日本をあきらめない」だった。何とも有権者の気持ちをがけっぷちに追い込むようなフレーズに、民主党の政治センスの無さを痛感した。

結果は、惨敗。もっとも、この不細工なスローガンが無くとも、当時の岡田代表の政治センスの欠如というマイナス効果がなくとも、郵政解散と相成った次時点で同党の敗北は既定路線化していた。

今回山口補選では、「チェンジ日本」だそうだ。これまた何とも子供じみたというか、相変わらずだなあ・・・としか言いようがない。それでも、同補選は民主党の勝利に終わのだろうが。

マニフェストしかり、チェンジしかり、横文字がお好きな方々の集団と見受けられるが、軽佻浮薄の感は否めない。

こんな政党に政権をかませますか? とは言っても、「じゃあ、他に選択あるかよ?」というのが今の現状。

自民党は既に自壊状態だ。「馬子にも衣装」というが、そもそもその器でない人間を総理・総裁の椅子に着けたものだから、今や自民も大変だ・・。馬の脚は言いすぎかもしれないが、並び大名しかやったことのない三階役者にいきなり生締着けて主役を張らせるようなものなのだ。本人も本人で70になって己を知らずとはこれまた情けない。さっさと辞めたがいいが、辞めるにもタイミングがあろうし、フライドは人一番高いという、始末の悪いことに。次に控えし候補たちを、今の執行部の面々や各派閥の領袖方は喜ぶまい。山口補選敗北、暫定税率復活で更に支持率低下で、もう後はない、ということになろう。外交の福田というが、胡錦涛来日やサミットが下がりきった支持率を若干なりとも浮上されるとは思えない。

政権交代が否応なく今まで以上に現実味を持ち出したということか・・・。それにしても民主党政権、今の福田政権以上に無様なことにならねば良いが・・。何と言っても政治センスも政治カンもない連中だから。
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