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他国のチャイナタウンに行くと、不思議な気持ちになる。
先代らは、どういう気持ちで海を渡り、街を築いたのかと。
タヒチのパペーテにあるルトラックという屋台村。ここに中華料理の店がたくさんあったが、そのルーツは100年以上の遡ると聞いた。中国人は何を求めて海を渡ったのだろうか。
そして、このハワイにも。
やっぱり、ボクはアジアの空気の方が肌に合っている。
ホノルルのチャイナタウンを歩いていて、強くそう思った。
ホノルルの街はどこも美しく、整然としていた。たが、ダウンタウンのチャイナタウンの一角は急に道端にごみが散乱し、街は活気づく。あぁ、このパワーなんだ。ボクの心を突き動かすのは。
前日、カルチャープラザ内の「HONG KONG NOODLE HOUSE」で麺を食べた。コストが高いくせにおいしくなかった。翌日、同じカルチャープラザ内にある「Fook Lam Restaurant 」に家族で出かけた。
この店、ワゴンの飲茶が楽しめるという。いまどき、ワゴンの飲茶が楽しめるのは、本場香港でももうあまりない。それが、このハワイでも楽しめるというのである。
少し行列に並んだが、ボクらは店に入ることができた。店は混雑していた。だが、確かにワゴンが店内を巡っていた。
「プーアル茶」を頼み、ワゴンを待った。ワゴンは一台きりだった。
ボクらは、「シウマイ」を頼み、「水餃」を頼み、「鶏の足」を頼むことを夢想した。だか、やがて来たワゴンには、ほとんどもう飲茶はなかった。
そうした場合、直接のオーダーになるのだが、それでは飲茶の意味が半減する。けれど、「飲茶」らしさの雰囲気は抜群。みんながおしゃべりしてるのも、いかにも「飲茶」らしい。
結局、全てオーダーで頼んでしまったのだが、小皿はいかにも「飲茶 」らしく、プリプリだった。大皿の「炒青菜」、「海鮮炒麺」はやや油が多いのが、気になったが、こんなものだろう。
ハワイで「飲茶」、悪くない。
うん、悪くない。
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