ようやく出てきた酒肴に我々はすでに白けてしまっていた。 スポーツバーにもなるというこの店。我々の気分はイタリアのアッズーリか。それとも日本代表のサムライブルーか。 とにかく、「一番搾りガーデン」で昂揚していた気分はすっかりブルーなものになってしまった。 . . . 本文を読む
やってきました。夏のフローズン。ボクはスタンディングポジションに戻り、外のガーデンを眺めながら、ボクはフローズンのとんがり部分をまるでソフトクリームへのファーストキスのように口づけた。 . . . 本文を読む
「アキバの酒場」はビルの廊下に客がはみ出して酒を飲むが、この「粋」も大勢の客が廊下のテーブルで酒を飲む。共に魚を醍醐味にした立ち飲み。東京の台所。築地。折り紙付きの新鮮魚が眩しい。築地が移転したら、一体どうなることやら。 . . . 本文を読む
「アキバの酒場」はものすごかった。店が狭く、店舗の外、つまりビルの廊下にまで人が溢れて酒を飲んでいた。「酒を呑め!魚を喰らえ」と。 「作」があるじゃないか。 「作」と書いて「ザク」と読む。なんだか、アキバらしくない酒場で唯一アキバらしい部分を見つけてしまった。 いや、この古いビルと酒と肴、そしてちゃきちゃきのお姉さんに、我々酒飲みは萌えている。 . . . 本文を読む
秋葉原駅昭和通り界隈のカレー探索を続けてきたが、ここに来て再び電気街に戻ってきた。
明らかに昭和通りと中央通りでは様相が違う。2つの顔を持つ街、アキバ。
そのアキバのカレーもまさに七変化である。 . . . 本文を読む
揚げ物、焼き物、煮物、丼もの、一品料理、刺身、なんでもござれ。おびただしいメニューが木札に記されて、壁一面に下がっている。
そんなのいちいち、熟読してメニューを思案していたら、軽く小一時間ほど経ってしまうのではないか。そんな感じである。
多分、ないものはない。そんな感じ。 . . . 本文を読む
神田和泉町まで来ると、アキバ感は急速に薄れる。入り組んだ路地を入るともう住宅街だ。地価も下がるのだろう。カレーの価格も急速に安価になった。駅前と比べてカレーの値段は2割違う。しかも、駅前のナショナルチェーンとは異なって個人のお店が多く、カレーもバラエティに富む。この神田和泉町はカレーの穴場である。 . . . 本文を読む