栄華を誇った盛り場とサイコロを振るギャンブル人生の馴れの果て。その憎悪渦巻く伏魔殿のような舞台が、ここからよく見えるのである。
だが、ここでは誰もそんなことは聞いてはいけない。ここにいることはただの偶然かもしれないからだ。
まさにゴーリキィの戯曲を地でいく。
それは「どん底」。 . . . 本文を読む
それはただ単に情報量の違いからくるものだろうか。 J.Jギブソンの直接知覚論ではないが、その肌理の違いによる知覚に拠るものなのだろうか。いや、そもそもこれが、しばしばアンディ・ウォーホルの周囲にいわれる弁別的知覚論の最たるものではないだろうか。 . . . 本文を読む
ビールの歴史は長い。wikipediaによると紀元前4世紀というから、気が遠くなるほどに遠い昔だ。 その頃には当然、冷蔵庫のようなものはなく、キーンと冷えたビールはないだろう。しかも、便利なサーバーなどもないから、少なくとも当時のビールは現在我々が飲むような代物ではなかったことが考えられる。 ということは、快適な注ぎ方をしたビールはごくごく最近のものなのだろう。 したがって、何が「ビール本来の」というべきなのか。 . . . 本文を読む
やがて、バスは一関へと近づいてきました。 間もなく、わたしは帰京の途につきます。 最後に、気仙沼の状況を見ることができたのは、わたしへの戒めだったのかもしれません。 もっと、本質を見なさいという啓示のようなものだったのかと。 . . . 本文を読む
アメ横を歩いていたが、わたしは一瞬にして、広州の裏路地へと迷い込んでしまった。 洗練されていない雑踏と店構え。路地も店もその境界線が曖昧なカオス。 雑然とした雰囲気。通りがかる者に独特の抑揚でまくし立てる小姐。 . . . 本文を読む
ドリンクが100円だなんて。
居酒屋さすらい史上タイ記録。
境港の「松下酒店」の焼酎お湯割り100円の記録に並んだ。しかも、この店は角打ちだからまだ理解できるが、居酒屋で100円の酒はなかなかない。
蛇足だが、昨日熊猫はファミレスの「バーミヤン」に行ったが、紹興酒が100円で供されている。 . . . 本文を読む