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居酒屋さすらい 1262 - ザギンなら、もしかすると「ロマネ・コンティ」を… - 「立呑み 晩杯屋 銀座店」(中央区銀座)

2017-12-19 21:18:28 | 居酒屋さすらい ◆立ち飲み屋

恐るべし、出店スピードで拡大する「晩杯屋」。新橋という要所を制圧したと思ったら、一足飛びに鶯谷へ。そうかと思えば、今度は銀座である。銀座といっても、限りなく新橋に近いが、銀座は銀座だ。これで、名実ともに、立ち飲みの最大勢力になった。

 

この銀座店で、ボクの「晩杯屋」訪問は6店目となったが、一番広い大山店に次いで広く感じる。また、客層も違う。西洋人が「チュウハイ」を飲んでるし、20代と思われる女子2人組が、おしゃべりに花を咲かせながら飲んでいる。これまでの「晩杯屋」では、見たことがない光景だった。

 

従来の「晩杯屋」とは、基本的には変わらない。メニューも、もちろん価格も。だが、これまでの「晩杯屋」と違うのは、70円のおしぼりである。店内の貼り紙には、高いテナント料を救済するため、おしぼりの70円に理解を求めるお願いが記されている。ザギンなら仕方ない。そう思わざるを得ない。

 

飲み物は、まず「ホッピー」(370円)。

つまみは、「チーズカリカリ」(150円)に、「煮込み玉子」(150円)、いわゆる「にこ玉」だ。

これがもう、ボクの晩杯屋スタイルになった。前回、鶯谷店の回でも書いたが、「煮込み」の旨さは、他の立ち飲みの群を抜いている。ともすると、「いこい」よりもうまいかもしれない。白味噌ベースの優しい味わい。これは、「いこい」の系譜の正統的後継ともいえるが、しっかりと味を再現し、守り抜いている。その点、上野の「たきおか」は、既に自分の味へ進化を遂げている。けれど、ボクはもう「たきおか」では、「煮込み」をとらなくなった。

 

一方、焼酎の「中」(220円)は、「たきおか」の方が確実に多い。その点は、「たきおか」に軍配を上げる。

 

いつも通り、「中」を2杯お代わりし、サクッと飲んで店を出た。締めて1,210円。十分満足である。

そうそう、ザギンなら、もしかすると、「ロマネ・コンティ」をオーダーする人がいるかもしれない。


■「 晩杯屋」の過去記事

 

居酒屋さすらい 0488 - 『いこい』のDNAを受け継ぐ店 - 「立ち飲み 晩杯屋」(品川区小山)

居酒屋さすらい 0828 - 都内最大級、「いこい」の息子たちよ - 「立呑み 晩杯屋」(板橋区大山東町)

居酒屋さすらい 1008 - 生き血を吸われるが如く店舗増殖中 - 「立呑み 晩杯屋 大井町店」(品川区東大井)

居酒屋さすらい 1221 - 第二形態、東京の立ち飲みのメッカへ - 「立呑み 晩杯屋 新橋烏森①店」(港区新橋)

居酒屋さすらい 1251 - 上野を素通りしたわけ - 「立呑み 晩杯屋 鶯谷店」(台東区根岸)

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