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居酒屋さすらい 1251 - 上野を素通りしたわけ - 「立呑み 晩杯屋 鶯谷店」(台東区根岸)

2017-11-22 16:15:02 | 居酒屋さすらい ◆立ち飲み屋

一時期、晩杯屋の出店スピードには目を見張るものがあった。

東急沿線から、新橋に進出したかと思ったら、一気に山手線を駆け上がり、鶯谷に。これには驚いた。てっきり神田には出店すると思っていた。それを一足飛びに鶯谷まで行ってしまったからだ。

上野には出店しないと踏んでいた。

「いこい」修行時代の先輩、「たきおか」があるから。トリドールへの買収後、上野に店を出したが、あくまでも座り飲み。違う業態での出店で、義理を果たしたのではないだろうか。

 

とにもかくにも、「晩杯屋」が近所に出来たのは嬉しいことだった。ちょっと飲みたいなと思ったら、以前は「たきおか」しかなかった。鶯谷とはいえ、帰り道に店があるのが、心強かった。


煮込みは絶対、「たきおか」より、「晩杯屋」の方がうまいと思う。いや、「晩杯屋」の方が、「いこい」の煮込みを忠実に再現していると言ったほうがいい。熟成されていない白味噌だからこそ、あの甘味が出る。「たきおか」は褐色の味噌を使っていて、若干辛い。ボクはあの白味噌の煮込みが大好きだ。

 

ボクはホッピー(370円)を頼むと、「煮込み 玉子入り」(150円)をオーダーする。いわゆる「にこたま」だ。これがボクの定番。もう一つ重要なのが、「チーズカリカリ」(150円)。略して「チーカリ」。これでもう十分。

 

ホッピーは、いつも白だけど、この日は黒を選んだ。たまに黒も飲みたくなる。

 

鶯谷の店舗は若干狭い。20人くらいがキャパだろう。若い二人組の男客がいた。なんか、様子がおかしいと思ってたら、韓国人だった。観光客が立ち飲みする時代になったのだと少し驚いた。

 

「中」(220円)を2杯おかわりして、締めて1,070円。たぶん、今後「たきおか」から、「晩杯屋」へシフトしていく可能性が大だ。

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