ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

BETTY REGAN

2007年11月13日 | 女性ボーカルR
KEM/LP102/BETTY REGAN/CHARLIE'S PENTHOUSE PARTY

このアルバムも一か八かで入手したアルバムです。まぁジャケットのデザインは時代を感じさせるデザインで好きでした。でもJOAN REGANやBETTY BENETTE, BETTY BLAKEの名前を知っていてもBETTY REGANの名前は知りませんでした。で良からぬ好奇心が頭をもたげて入手したわけです。彼女は英国のエセックス生まれで、米国へ来て最初はデトロイトのクラブで歌いその後の数年をラジオやクラブで活動した末にサンフランシスコを拠点として活動していたシンガーという事です。から所謂クラブシンガーという事でしょう。本アルバムはサンフランシスコのDOMINOクラブという当時有名(?)なクラブでのライブ録音です。
このアルバムを聴いた感想ですが、当時のクラブの雰囲気が味わえるという点では良いのですが, BETTY REGANというシンガーの歌をじっくりと聴こうという方にはやや不向きでしょう。ジャズテイストはうすくナイトクラブ用の音楽という感じです。A面B面にそれぞれメドレーがあるのですが、そこでは彼女とクラブの客が一緒に大合唱しています。昔の日本には歌声喫茶なるものが有りましたが、まるでアメリカの歌声クラブ版という趣です。ただすべての曲が僕にとって興味が削がれる内容かというとそうでもなく、A-2のWHITE CLIFFS OF DOVERやA-3の I'LL TAKE CARE OF YOUR CARES、B-3のLONELY FOOTSTEPSなどは彼女の歌い馴れた大人の味わいのボーカルが楽しめると思います。

パーソナル:BETTY REGAN(vo), RONNIE KEMPER(p), BOB MOONAN(p)
収録曲
A面
1, AUTUMN LEAVES
2, WHITE CLIFFS OF DOVER
3, I'LL TAKE CARE OF YOUR CARES
4, CUMANA
5, I WISH I WAS
6, MEDLEY/ I'VE GOT A LOVELY BUNCH OF COCOANUTS/TAVERN IN THE TOWN/IT'S A LONG WAY TO TIPPERARY
7, MEDLEY IS IT'S TRUE WHAT THEY SAY ABOUT DIXIE/WAITING FOR THE ROBERT E.LEE/ISLE PF CAPRI
B面
1, CONCHITA
2, MOUNTAINS OF MOURNE
3, LONELY FOOTSTEPS
4, I DON'T HAVE TO STAND HERE
5, MEDLEY/ IN THE GOOD OLD SUMMERTIME/QUE SERA
6, MEDLEY/ TA RA RA/ALEXANDER'S RAGTIME BAND/SUGAR IN THE MORNING
7, MEDLEY/ SHOW ME THE WAY TO GO HOME/MICKEY MOUSE

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