英DECCA/LK4218/LITA ROZA/BETWEEN THE DEVIL AND THE DEEO BLUE SEA/1957年2月11,14,15日録音
とても好きなシンガーの一人、英国のリタ・ローザの一枚。今更だが彼女のアルバムは僕のブログでも数多いアップだということに気がついた。実はこのアルバム2006年にすでに記事にしてたが、久し振りに聴いてやっぱりいいなぁ~と。それで自分のブログの本アルバムを欄を見て読んで(読むほどの内容はなかったが)、その乏しい内容に我ながらがっかりしたので写真も撮り直して内容も書き加えた。このアルバムLONDONレーベルのもあったように記憶しているがDECCAレーベルがオリジナルとなる。ジャケットは英国らしくペラペラの紙質で、ご覧のとおりの欧米調漫画チックなイラストだが、これも今となってはイイ味が出てきたと思える。
彼女は1926年英国リバプール生まれで7人兄弟の長女だった。1940年頃からロンドンのTHE NEW YORKERというクラブで唄っていた。という事は14歳ぐらいから歌っていたという事になる。18歳の時に結婚して一時引退し米国へ移り住んだ。が大戦後に離婚して英国へ戻りバンドシンガーとして歌い始めるが、そのバンドがTHE TED HEATH BANDであった。1953年に初レコーディングしたのがPATTI PAGEのヒット曲“How Much Is That Doggie In The Window”であった。その曲が収められたアルバムが英DECCA/PRESENTING LITA ROZAである。この初アルバムから既に彼女のヴォーカルはほぼ完成形となっている事に実力の度合いが計れる。
彼女のボーカルの特徴は類い稀な感情表現と見事といえるセンスでジャズボーカルを聴かせてくれる。どの曲を唄ってもそれはジャズ・テイストあふれるボーカルとなっている。英国を代表する女性ジャズ・ボーカリストではないかと僕は思ってます。彼女のどのアルバムもハズレはないと思う。本アルバムも針を下ろした時から最後まで彼女のボーカルとバックの演奏を楽しめる。バックのメンバーではアイク・アイザックがギターでメンバーに加わっているのが目についた。
パーソナル, LITA ROZA(vo), BILLY MUNN's All STARS: RONNIE HUGHES(tp), GEORGE CHISHOLM(tb), KEN WRAY(tb), GEORGE HUNTER(as), DON RENDELL((ts), ALAN CLARE(p), IKE ISAACS(g), BILL LE SAGE(vb), JOE MUDDELL(b), LENNIE BILL(b), EDDIE TAYLOR(ds), JACK PEACH(ds)
収録曲/A面/1, Between The Devil And The Deep Blue Sea/2, Willow Weep For Me/3, Little White Lies/4, Moon Song/5, Wrap Your Troubles In Dreams/6, I Only Have Eyes For You//B面/1, You Turned The Tables On Me/2, I Cover The Waterfront/3, You're Driving Me Crazy/4, Moonglow/5, You Took Advantage Of Me/6, No Moon At All/7, My One And Only Love
*追記 (昔から注意書きというのはあったみたいです)
所有アルバムに付属していた恐らくオリジナルと思える内袋に印刷にこのような注意文があった。“PLASTIC BAGS CAN BE DANGEROUS. TO AVOID DANGER OF SUFFOCATION KEEP THIS BAG AWAY FROM BABIES AND CHILDREN”。当時ビニール袋で子供に窒息しそうな事故でもあったのだろうかと思ったのですが、1950年代からこのような注意書きがあるというのが、日本とは違うなぁ~、ある意味すごいなぁ~と妙に感心しました。こういう注意書きを初めて見たような気がしたので紹介までという事でした。
とても好きなシンガーの一人、英国のリタ・ローザの一枚。今更だが彼女のアルバムは僕のブログでも数多いアップだということに気がついた。実はこのアルバム2006年にすでに記事にしてたが、久し振りに聴いてやっぱりいいなぁ~と。それで自分のブログの本アルバムを欄を見て読んで(読むほどの内容はなかったが)、その乏しい内容に我ながらがっかりしたので写真も撮り直して内容も書き加えた。このアルバムLONDONレーベルのもあったように記憶しているがDECCAレーベルがオリジナルとなる。ジャケットは英国らしくペラペラの紙質で、ご覧のとおりの欧米調漫画チックなイラストだが、これも今となってはイイ味が出てきたと思える。
彼女は1926年英国リバプール生まれで7人兄弟の長女だった。1940年頃からロンドンのTHE NEW YORKERというクラブで唄っていた。という事は14歳ぐらいから歌っていたという事になる。18歳の時に結婚して一時引退し米国へ移り住んだ。が大戦後に離婚して英国へ戻りバンドシンガーとして歌い始めるが、そのバンドがTHE TED HEATH BANDであった。1953年に初レコーディングしたのがPATTI PAGEのヒット曲“How Much Is That Doggie In The Window”であった。その曲が収められたアルバムが英DECCA/PRESENTING LITA ROZAである。この初アルバムから既に彼女のヴォーカルはほぼ完成形となっている事に実力の度合いが計れる。
彼女のボーカルの特徴は類い稀な感情表現と見事といえるセンスでジャズボーカルを聴かせてくれる。どの曲を唄ってもそれはジャズ・テイストあふれるボーカルとなっている。英国を代表する女性ジャズ・ボーカリストではないかと僕は思ってます。彼女のどのアルバムもハズレはないと思う。本アルバムも針を下ろした時から最後まで彼女のボーカルとバックの演奏を楽しめる。バックのメンバーではアイク・アイザックがギターでメンバーに加わっているのが目についた。
パーソナル, LITA ROZA(vo), BILLY MUNN's All STARS: RONNIE HUGHES(tp), GEORGE CHISHOLM(tb), KEN WRAY(tb), GEORGE HUNTER(as), DON RENDELL((ts), ALAN CLARE(p), IKE ISAACS(g), BILL LE SAGE(vb), JOE MUDDELL(b), LENNIE BILL(b), EDDIE TAYLOR(ds), JACK PEACH(ds)
収録曲/A面/1, Between The Devil And The Deep Blue Sea/2, Willow Weep For Me/3, Little White Lies/4, Moon Song/5, Wrap Your Troubles In Dreams/6, I Only Have Eyes For You//B面/1, You Turned The Tables On Me/2, I Cover The Waterfront/3, You're Driving Me Crazy/4, Moonglow/5, You Took Advantage Of Me/6, No Moon At All/7, My One And Only Love
*追記 (昔から注意書きというのはあったみたいです)
所有アルバムに付属していた恐らくオリジナルと思える内袋に印刷にこのような注意文があった。“PLASTIC BAGS CAN BE DANGEROUS. TO AVOID DANGER OF SUFFOCATION KEEP THIS BAG AWAY FROM BABIES AND CHILDREN”。当時ビニール袋で子供に窒息しそうな事故でもあったのだろうかと思ったのですが、1950年代からこのような注意書きがあるというのが、日本とは違うなぁ~、ある意味すごいなぁ~と妙に感心しました。こういう注意書きを初めて見たような気がしたので紹介までという事でした。
というとコルトレーンとハートマンの
演奏を思い浮かべます
大好きな曲で 胸が切なくなります
ぜひ↑
この演奏も聴いてみたいなぁ
このリタ、なかなか出会えません。以前から探しているんですけどね。
漫画風のイラストがVERY COOLです。
3/28のリタも、勿論所有してないのですが・・・
一枚だけアップしています。ウェブの方ですので下記からどうぞ!
http://mb.scatv.ne.jp/%7Emasa10/litarosa.html
67camperさんがアップされているアルバムは以前から拝見していました。ジャケットは貴ジャケットのが一番素敵と思います。そのうち私もアップしたく思いますのでその時はTBさせて下さい。
私のこのアルバムは横浜のレコードショップで購入しました。
家族の一人がデトロイトに住んでおり年末に帰国するのですが、帰国する前にもう一度遊びに行こうと考えて、休みをもらって10月にデトロイト、ニューヨーク、ボストンと廻る計画を立てております。ニューヨークではジャズマンの家を周遊するツアーがあるそうで、それを楽しむ事と三都市でジャズハウスへも行き、レコードハンターの旅ともしたいところです。以前の経験では、特にデトロイトにでっかいレコードショップがあり半日では選び切れませんでした。
以前、デトロイトのcar city recordsだったと思いますが、たまに購入していましたよ。
結構、reasonableな値段で日本で見かけないようなアルバムもラインアップしてたように思います。羨ましいですね。アメリカまた行ってみたいです。
いろいろと調べてから行きたいと思います。また何かあれば教えてください。
kuirenさんのブログでリタ・ローザが多く取り上げられていますが、僕も知っている限りですが、彼女の作品には駄作が全くないと思っています。もっとも、聴いているのは日本再発盤です。
このアルバムはCDで持っていますが、ジャケットは写真でみると、オリジナル盤は、非常にくっきりと美しく見えます。僕もリタ・ローザをホームページで取り上げるつもりですが、いつになるやら。
おはようございます。コメントありがとうございます。
アナログLPの魅力の一つにジャケットも外せませんですね。
ジャケだけに魅せられて入手したLPが誰しにもあると思います。
azuminoさんぐらいLPやCDをお持ちでもまだまだ欲しいアルバムはあるんですね。
じゃ、僕が入手したいと思っているLPがどっさりとあるのも不思議じゃないです(笑)