ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

Milli Vernon

2006年08月03日 | 女性ボーカルV
STORYVILLE盤でMILLIE VERNONの“INTRODUCING”1956年録音・レコード重量150g

彼女は1930年生まれ。故向田邦子がこのミリー・ヴァーノンにゾッコンだったらしいです。たった一枚のレコーディングのチャンス、そして本アルバム一枚が発売になってからの彼女は消息不明。そんな謎めいた彼女の運命に向田邦子も何か惹かれるものがあったのでしょうか、向田はこのアルバムを何度も聴きながら台本を書いていたらしいです。どちらかというと地味なシンガーですが知的にコントロールされた歌い回しとどこかしら都会的センスを感じさせます。哀しい曲はどこまでも哀しく、明るい曲にもどこか翳りがあって長い苦労を感じさせる部分もあり、それがいぶし銀の味と言われているところなのでしょう。

パーソナルは, MILI VERNON(vo), RUDY BRAFF(tp), DAVE McKENNA(p), WYATT REUTHER(b), JIMMY RANEY(g), JO JONES(ds)

収録曲
A面
1, Weep For The Boy
2, Moments Like This
3, Spring Is Here
4, St.James Infirmary
5, My Ship
6, This Year'S Kisses
B面
1, Moon Ray
2, Everything But You
3, Every Time
4, Blue Rain
5, I Don't Know What Kind Of Blues I'Ve Got
6, I Gluess I'll Have To Hang My Tears Out To Dry

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2 コメント

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MILLIE VERNON (TAKASHI)
2006-08-03 23:07:48
こんばんは、ミリー・バーノン良いですねぇ。

確か1986年頃の録音で、「OVER THE RAINBOW/MILLIE VERNON」というアルバムが有るはずです。(CD,LPで出ていましたよ)

CBS SONYのBRAND NEW STANDARD VOCALS from New Yorkと言うシリーズの1枚です。
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こんにちは>TAKASHIさん (kuiren)
2006-08-04 13:11:18
1986年にもアルバムが出ているんですね、知りませんでした。

教えていただいてありがとうございます。

また気がつく事あれば教えてください。



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