ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

Susannah McCorkle

2007年01月12日 | 女性ボーカルM
SUSANNAH McCORKLEで“HOW DO YOU KEEP THE MUSIC PLAYING?”1985年録音・レコード重量125g

今日のアルバムは私のブログでは初めての紹介です。何枚かアルバムを持っているのですが今まで紹介しそびれていました。彼女, SUSANNAH McCORKLEはカリフォルニアのバークレイに1946年に生まれました(2001年没)。バークレイと言えばUCLAのバークレイ校がある所です。UCBを卒業したという事ですのでバークレイ大学卒業ではないかと思いますが、この点は確認できていません、ともあれUCB在学時にスペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語を学んだようで今で言うスーパーバイリンガーといった才女だったようです。 彼女が歌い始めたのは学生時にヨーロッパを訪問した際に、パリでビリーホリディーが歌うのを聴いたのがジャズを歌い始めるきっかけとなったようです。彼女のボーカルですが、他のアルバムでも感じるところですが静かな歌い口で歌詞を大切にして唄います。ライナーノートでは彼女は歌詞をCOUNTしながら歌うとありますが、歌詞を大切にすると同じ様な意味じゃないかと解釈しています。本来の持ち味なのか彼女のボーカルは沈んだ情感を粛と生じさせるようですが聴き手の気持ちを明るく弾ませるところはまずありません。決して弾けない冷静なシンガーなのでしょうか。いわゆる白人に好まれる白人女性ボーカリストではないかと考えます。

パーソナルは, SUSANNAH McCORKLE(), BEN ARONOV(p), STEVE LASPINA(b), JOE COCUZZO(ds), GENE BERTONCINI(g), ALCOHN(ts)

収録曲
A面
1, WHILE THE CITY SLEEPS
2, HOW DO YOU KEEP THE MUSIC PLAYING?
3, A FINE ROMANCE
4, THERE'S NO BUSINESS LIKE SHOW BUSINESS
5, BLIZZARD OF LIES
6, BY THE TIME I GET TO PHOENIX
B面
1, WHERE OR WHEN
2, AIN'T SAFE TO GO NOWHERE
3, CHEAK TO CHEAK
4, POOR BUTTERFLY
5, SLAP THAT BASS
6, OUTRA VEZ

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2 コメント

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SUSANNAH McCORKLE (久保田豊秋)
2007-01-14 23:29:08
コンコード盤1枚しか聴いたことがありませんが、好きな歌手です。
自ら命を絶たれたのは残念ですね。
(マイミクのkeizoさんが日記に書かれています)
こちらのアルバムはアル・コーン参加というのも惹かれます。
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>久保田豊秋さん (kuiren)
2007-01-15 20:17:08
久保田さん、こんばんは

彼女、そうでしたか!そう言われれば何かの資料読んだような気もしますが、はっきりしません。
女性ボーカリストはそういう人が散見しますね。
自殺とか聞くと複雑な気持ちになりますです。
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