最近、出張の時に持参していく本の内の一冊で題名はご覧のとおり“ブレイン・ティーザー ビジネス頭を創る100の難問”ジョン・ケイドー著、勝間和代監修の単行本です。これ以外にはジャズ批評の2005年9月号の“2005年度の日本列島ジャズの店”を携帯しますが、主に電車の中では頭の体操をしています。僕の脳力では頭が発熱しそうな難問が次から次へとこれはどうだと言わんばかりに登場してくるのですが、時間がかかってもたまに答えが出来た時の快感はまさに爽快です。仕事や家族の事で考え悩む事はあっても、それ以外の事で考えるという事が最近はなかったのですが、考えるという事は快楽への扉の一つかなとも思えるぐらい嵌っております。
この本の中の問題を一つ紹介しますと、“12個の球と天秤の問題”というのがあります。内容は『ここに見た目では区別できない12個の球があります。そのうち、1個だけ重さの違う球があります。重さが違う一個の球は他の球と比べて軽いのか重いのかは分かりません。天秤を3回だけ使って、どの球が重さが違うのか確定させよ。またその一個の球が他の球より重いのか軽いのかも証明しなさい』という問題ですが、ご存知の方もいらっしゃるのでしょうが、僕は答えを知らなかったので, かなりの日数がかかりました。考え詰めていたわけではなく、時々思い出してはこういうやり方はどうだろうかと試行錯誤していたのですが、相当に苛められました。脳を苛める難問の本というのがセールス・ポイントの単行本ですが、こういうのもたまには面白いですよ。
BIG A's Records/BA-1000/ROSE MURPHY/JAZZ JOY and HAPPINESS/
今日のレコードはブロッサム・ディアリーの黒人版というか超ブリッ子のローズ・マーフィーのアルバムです。彼女のアルバムは本アルバム以外ではVERVEの“NOT CHA CHA BUT CHI CHI ”がよく紹介されていますが僕は未聴であります。ピアノ弾き語りのローズとベーシストであるスラム・スチュアートとが共演したアルバムですが、所有盤はBIG A'sというレーベルですが、UNITED ARTISTSから白黒ジャケットで二人が並んで座っているアルバムがありますが、そちらが本来のオリジナルなんでしょうね。僕の所有盤は米国再発盤だろうと思います。賛否両論あるでしょうが、彼女の超ブリッ子ボーカルにはブロッサム・ディアリーのボーカルはまだまだブリッ子度が低いと思えるほどです。A-1のハモンド・オルガンで始まるIF YOU WERE MINEを試聴して入手した僕ですが、続くA-2のWHEN JOHNNY COMES・・は僕には馴染めない感じでしたが、A-3のYOU MADE ME LOVE YOUやI'VE GOT EVERYTHING, ALL OF MEそれにA面最後のYOU GO TO MY HEADは聴けますよ。裏声を使ったブリッ子調のボーカルが生理的に受け付けない方はパスされるのが良ろしいかと思います。パーソナルを紹介すると、CHARLIE SHAVERS(tp),JOE JONES(ds), ERNIE HAYES(organ), SELDON POWELL(ts, flute), CARL LYNCH(g), JULIO CALAZZO(congo), SPECS POWELL(ds)というメンバーです。詳しい事は例によって知らぬ存ぜずの僕ですが、ミュートを効かせたトランペットやERNIE HAYESのオルガンがそれぞれに効果的で良かったです。レコードをひっくり返してB面を聴くと、ちょっと戯けた曲になっている2曲目のOH LADY BE GOODは好みではありませんが、SEASON'S GREETINGSやKIDS、WHAT GOODなどは聴けますね。特にスローな曲を歌っている方がスイング感があるように思えるのは僕だけでしょうか。ただこういうボーカルは心の奥底を揺さぶられるという所までには至らず、毛色が変わっていると意味で偶に聴くと面白いという事になるのでしょうか?
この本の中の問題を一つ紹介しますと、“12個の球と天秤の問題”というのがあります。内容は『ここに見た目では区別できない12個の球があります。そのうち、1個だけ重さの違う球があります。重さが違う一個の球は他の球と比べて軽いのか重いのかは分かりません。天秤を3回だけ使って、どの球が重さが違うのか確定させよ。またその一個の球が他の球より重いのか軽いのかも証明しなさい』という問題ですが、ご存知の方もいらっしゃるのでしょうが、僕は答えを知らなかったので, かなりの日数がかかりました。考え詰めていたわけではなく、時々思い出してはこういうやり方はどうだろうかと試行錯誤していたのですが、相当に苛められました。脳を苛める難問の本というのがセールス・ポイントの単行本ですが、こういうのもたまには面白いですよ。
BIG A's Records/BA-1000/ROSE MURPHY/JAZZ JOY and HAPPINESS/
今日のレコードはブロッサム・ディアリーの黒人版というか超ブリッ子のローズ・マーフィーのアルバムです。彼女のアルバムは本アルバム以外ではVERVEの“NOT CHA CHA BUT CHI CHI ”がよく紹介されていますが僕は未聴であります。ピアノ弾き語りのローズとベーシストであるスラム・スチュアートとが共演したアルバムですが、所有盤はBIG A'sというレーベルですが、UNITED ARTISTSから白黒ジャケットで二人が並んで座っているアルバムがありますが、そちらが本来のオリジナルなんでしょうね。僕の所有盤は米国再発盤だろうと思います。賛否両論あるでしょうが、彼女の超ブリッ子ボーカルにはブロッサム・ディアリーのボーカルはまだまだブリッ子度が低いと思えるほどです。A-1のハモンド・オルガンで始まるIF YOU WERE MINEを試聴して入手した僕ですが、続くA-2のWHEN JOHNNY COMES・・は僕には馴染めない感じでしたが、A-3のYOU MADE ME LOVE YOUやI'VE GOT EVERYTHING, ALL OF MEそれにA面最後のYOU GO TO MY HEADは聴けますよ。裏声を使ったブリッ子調のボーカルが生理的に受け付けない方はパスされるのが良ろしいかと思います。パーソナルを紹介すると、CHARLIE SHAVERS(tp),JOE JONES(ds), ERNIE HAYES(organ), SELDON POWELL(ts, flute), CARL LYNCH(g), JULIO CALAZZO(congo), SPECS POWELL(ds)というメンバーです。詳しい事は例によって知らぬ存ぜずの僕ですが、ミュートを効かせたトランペットやERNIE HAYESのオルガンがそれぞれに効果的で良かったです。レコードをひっくり返してB面を聴くと、ちょっと戯けた曲になっている2曲目のOH LADY BE GOODは好みではありませんが、SEASON'S GREETINGSやKIDS、WHAT GOODなどは聴けますね。特にスローな曲を歌っている方がスイング感があるように思えるのは僕だけでしょうか。ただこういうボーカルは心の奥底を揺さぶられるという所までには至らず、毛色が変わっていると意味で偶に聴くと面白いという事になるのでしょうか?
rose murphyはご指摘のVERVE盤しか所有していないのですが、rose murphyで思い出すのはエラのモノマネですよね。
すごい似てます。
http://blog.goo.ne.jp/67camper/e/cab6fe9af58034d89d698878b0474d21
こうやってモノマネ対象になるのですから、米国では有名なんでしょうね。
こんばんは
今日は高知まで往復しました。
いつ行っても高知はイイところで僕は好きですねぇ。
魚と酒が旨いです。
エラの物まねおもしろそうですね。
聴いてみます。いつも教えていただきありがとうございます。
67camperさんのところにちょくちょくお邪魔させていただいているものです。
12個の球と天秤の問題 なんか昔、これと似たような問題を解いた覚えが・・・ まずは6個 6個 で天秤がけして・・・ 多分あってると思いますがこれ以上は言いません。
JAZZ皆さんお詳しいので感心するやら驚くやらで新鮮です。
私はJAZZ好きですが詳しくないんです。アナログ盤も管理が大変ですべて友人に譲ってしまったくちです。
ロックのブートレグ(海賊版)さがしはよくやってるんですが・・・ JAZZは定番といわれてるものを選ぶくらいです。67camperさんのところでは勉強させていただきました。こちらでもよろしくお願いいたします。
それにしてもこちらで67camperさんが下戸だという事実をはじめて知りました。どう考えても一升瓶やボトルが似合いそうな感じなんですが・・・
おはようございます。
コメントありがとうございます。
昨晩遅くに出張から帰りました。
僕もジャズは好きですが詳しくありません。
遠慮されずまた、ご訪問ください。
>まずは6個6個で天秤がけ
それだと多分3回の天秤使用では判別できないかも?と思います。
3回の計量でどの球の重さが違うかまではわかるのですが、それが重いか軽いかまでは証明できないのです。
もう少しやってダメだったら本買います
僕も最初はそう難しく思いませんでしたが、軽いか重いかが分からないという所で行き詰まってしまいました。
本は買われなくても、(12個 球 天秤 難問)で検索されると
いくつかの回答は出ていると思います。
ただどの回答も答えへ辿り着くすべての考え方は網羅していないようなのですが。
12個の球を6個ずつに半分にし天秤にかけると、αxを含む集団の方が重くなる。
その重い集団を改めて3個ずつに分け、2度目の天秤にかけると、αxを含む物の方が重くなる。
この中の任意の二個を選び、天秤にかけると釣り合ってしまうと、残った球がαxとなり、天秤が釣り合わなければ、重かった方がαxである。
計三回天秤を使っただけで重い球が判ります。
もし12個全て違う重さで、その中で一番重い(軽い)物をと言う問いならば、3回はおろか、4回天秤を使っても判りませんね。
でも、ken-kさんの答えってどれかひとつが重い場合の答えですよね。
今回苦労しているのはひとつだけ重さの違う球を見つけてしかもそれが他の球と比べ重いのか軽いのかを証明せよ ということなんです。
3回の計量ではそれがうまく思いつかなくて参ってるんですよ。
答えが見つかったらアハ体験なんですが
確かに私の「解」では、問題の「球」が「重い」のか「軽い」のかが明示されているのみですね。問題を読み違えていたようです、この方法では、どちらが「軽い」のか「重い」のか不明な場合は4回の天秤を使わなくてはならないですね(「重い」「軽い」がわかっていれば、4個ずつの「3グループ」にわけても可能ですね)。
そこで考えました、この方法は如何でしょう(天秤の使い方で問題があるかも)。
12個の球をα1~α12とし、その中で一つだけ重い(or軽い)球をαxとする。
12個の球を6個ずつに半分(α1~6とα7~12)にして天秤にかけると、αxを含む集団(α1~6)が重く(or軽く)なる。
その重くなった集団を改めて3個ずつ(α1~3とα4~6)
に分け、2度目の天秤にかけ、もし釣り合ったならば、残りの(α7~12)の中に軽い球(αx)が含まれていると証明できる。
この場合、残りの6個を二つに分け(α7~9、α10~12)、天秤の両皿に加えると、軽い球を含んだ皿の方が軽くなる。
加えた球(α7~9,orα10~12)、の中の任意の二個を選び、天秤にかけ、釣り合ってしまうと、残った球がαx(軽い)となり、天秤が釣り合わなければ、軽かった方がαx(軽い)である。
次に、重い集団を3個ずつ(α1~3とα4~6)に分け、2度目の天秤にかけ、釣り合わなければ、この集団の中に重いαXがあると証明でき、どちらかにαx(重い)を含む物の方が重くなる。
この重いグループ(α1~3orα4~6)の中の任意の二個を選び、天秤にかけると釣り合ってしまうと、残った球がαx(重い)となり、天秤が釣り合わなければ、重かった方がαxである。
如何でしょうか?
こんばんは
天秤の使用は三回までです。以下は解の一ごく部だけです。
1回目、最初に4個と4個を天秤にかけます。釣り合っていればその8個の球はどれも正常です。
2回目その正常の球3個とまだ量っていない球の3個を天秤にかけます。
釣り合っていれば、どれも正常で残った1個が不正球となります。3回目正常な球と残りの最後の1個を天秤にかけます。
それで最後の球が重いか軽いかも判ります。
2回目の3個を量る天秤で傾きが生じた場合は、その3個の中に不正球があるという事ですし、その不正球が重いのか軽いのかもその時点で判ります。
3回目でその三個の中の2個を天秤にかけると釣り合えば残った1個が不正球で重いのか軽いのかも先程の2回目で判っているので、それで、まず一つの解決への道はつきます。
☆問題は第一回目の天秤が釣り合わなかった場合です。これは文章で説明するとかなり長ってこのコメント欄の容量をオーバーするのではと思います。