ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

Cybill Sheherd

2006年03月23日 | 女性ボーカルS
シビル・シェパードは映画俳優で歌手、1950年生まれアメリカ・テネシー州出身です。映画タクシードライバー(1976)等への出演で知られています。このアルバムはINNER CITY盤で“mad about the boy”がアルバム名となっています。スタン ゲッツを始めとする西海岸の有名ジャズメンやポピュラー・ブラジリアンのオスカー・カストロ・ネヴィスのサポートを得て76年に吹き込んだジャズ・ヴォーカル/ジャズ・ボッサの屈指の名盤と評されていますが、バックが何と言ってもいいですが、彼女の歌心もかなりのものです。彼女のもう一つの代表作は TVシリーズ「こちらブルームーン探偵社」ですが、このシリーズにブルースウィリスがオーディションを受け3千人の応募者の中から選ばれて、既にスターだったシビル・シェパードの相手役をこなし人気が出たのです。モデル出身のシビルと当時から既に額の両脇が禿げ上がったウィリスとの軽妙なやりとりがTVの視聴率を稼ぎ、ウィリスはシビルと共に1987年度エミー賞、同年度ゴールデングローブ賞を受賞しました。番組放送当時すでに35歳の彼女、対してブルースウィリスは当時30歳。この番組の主題歌はアル・ジャローが歌っていました。シビル・シェパードは1950年2月18日テネシー州のメンフィスで誕生。現在一対の双子を含む3人の女の子のお母さんらしいですが、ファッション・モデル出身で19歳のころエルビス・プレスリーと何度かデートしたこともあるらしいです。この頃になると録音が50年代と比べ飛躍的に良くなっているように感じます。
収録曲は、Triste/I'm Old Fashioned/I Can't Get Started/It Never Entered My Mind/Please Don't Talk about Me When I'm Gone/Speak Low/This Masquerade/I'm Falling in Love Again/Mad about the Boy/Do It Again(順不同)




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2 コメント

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「こちらブルームーン探偵社」 (Sugar)
2006-03-24 11:03:10
あの番組楽しかったですねぇ。(歳がばれる?)

今回とても楽しく読ませていただきました。この盤も当時『メグ』の寺島さんが、「いいんだよ、凄く。いい女なんだから」って言ってましたが、私は未聴です。
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sugarさんへ (kuiren)
2006-03-24 18:40:30
今晩は、いつも有難うございます。今午後6時半を回り、かなり暗くなってきました。ジャズは昼間はあまり聴く気になりません、なぜでしょうか。昼間聴くならボサノバまでです。



これからは記事を書くときにそのアルバムを聴きながら書くことにしました。聴きながら書いた方が気持ちが入って、それぞれのボーカリストにも失礼がないようにも思えました。また以前に聴いた記憶というのは余程なんども聴いたアルバムでないと、その感じが思い出せないという事も今更ながらですが分かった次第です。
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