〈12月23日の食事〉
朝:目玉焼きトースト 生姜チャイ
昼:玄米ご飯 豚の西京漬け焼き 野菜の食べラー和え じゃがいもとアスパラのマスタード炒め 卵とワカメの味噌汁
夜:前菜5種 リンゴとフォアグラのフラン とうもろこしのパンケーキ 自家製パン(米のパン、くるみのカンパーニュ、笹のパン) カリフラワーのポタージュ 平目を焼いたものに湯葉がのっていた もみの木のリキュールのフラッペ 佐賀牛のソテー 熊の手の煮込み ホワイトチョコのケーキ プティフール @ラ・ビュット・ボワゼ/奥沢
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クリスマスだからと、同居人がフレンチフルコースなどを予約してご馳走してくれたんである。
滅多にないことなので、というよりもそんなことは初めてなので、そりゃあもうアグレッシブに嬉しくて。
これはそんな日の日記であります。
場所は、自由が丘と九品仏の中ほどにある「ラ・ビュット・ボワゼ」。
住宅街に目立つ看板もなく佇む、外観からして有名なお店らしい。
見つけにくいと聞いていたが、なるほど。
外観からは飲食店である気配が全くなく、情報なくフラりと立ち寄るのは難しそうだ。
お店の方に導かれて中へ。
日本家屋である。
と同時に、レトロ感やアンティーク感の漂う洋館である。
両方がバランスよく混じり合い、和洋折衷とはこのことを言うのか。
まるで大正時代にタイムスリップしたかのようだ。
まあ、適当に言ってますが。
丁寧に席へと案内され、ああ多少おめかししてきてよかったもんだと思いながら。
宴の開始である。
結論をいえばどれもこれももの珍しいうえに美味しくて、逐一ご報告したいくらいなのだが、特に印象的だったものを中心にご説明したい。
特に私が感動したのは、リンゴとフォアグラのフランである。
洋風の茶碗蒸しのようなものなのだが、食べてみると確かにリンゴなのである。
なのにも関わらず、ちゃんとおかずフィールドに立つ味なのである。
トロリとした土台に、爽やかな酸味と甘味がとても美味しい!
フルーツをこう落としこむ術があるのか。
目から鱗であるし、自分では成し得ないような味に、ただただ感服だ。
忘れちゃならないのが、熊の手の煮込みだ。
人生初の熊だし、人生初のジビエ料理だ。
マタギが討ったものか!とこれだけでも興奮である。
濃い味で煮込まれていたため熊本来の味というのは分からなかったのだが、食感はよく煮込まれた牛筋のよう。
美味しかった。
そして最後に運ばれてきた「とどめの一品」プティフール。
その前にデザートが運ばれてきていて、それで終わった気でいたから、まさにとどめ。
一口サイズに作られたお菓子の、可愛らしくて華美なこと。
お腹はいっぱいになっているのに、あまりの訴求力の強さに手は止められない。
結果、甘いものがそこまで好きではない同居人の分までいただいてしまい、いいです、意地汚いって言われたって。
っていう料理を、大正モダン(勝手な区分)な内装の館で、丁寧なおもてなしとともに味わえるのだ。
これで満足できないのなら、何で満足すりゃいいのってなもんである。
本当に、本当にご馳走さまでした。
実はご馳走というのはサプライズだったんである。
お店選びに関しても。
喜ばせてくれようとした彼に、深く感謝。
朝:目玉焼きトースト 生姜チャイ
昼:玄米ご飯 豚の西京漬け焼き 野菜の食べラー和え じゃがいもとアスパラのマスタード炒め 卵とワカメの味噌汁
夜:前菜5種 リンゴとフォアグラのフラン とうもろこしのパンケーキ 自家製パン(米のパン、くるみのカンパーニュ、笹のパン) カリフラワーのポタージュ 平目を焼いたものに湯葉がのっていた もみの木のリキュールのフラッペ 佐賀牛のソテー 熊の手の煮込み ホワイトチョコのケーキ プティフール @ラ・ビュット・ボワゼ/奥沢
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クリスマスだからと、同居人がフレンチフルコースなどを予約してご馳走してくれたんである。
滅多にないことなので、というよりもそんなことは初めてなので、そりゃあもうアグレッシブに嬉しくて。
これはそんな日の日記であります。
場所は、自由が丘と九品仏の中ほどにある「ラ・ビュット・ボワゼ」。
住宅街に目立つ看板もなく佇む、外観からして有名なお店らしい。
見つけにくいと聞いていたが、なるほど。
外観からは飲食店である気配が全くなく、情報なくフラりと立ち寄るのは難しそうだ。
お店の方に導かれて中へ。
日本家屋である。
と同時に、レトロ感やアンティーク感の漂う洋館である。
両方がバランスよく混じり合い、和洋折衷とはこのことを言うのか。
まるで大正時代にタイムスリップしたかのようだ。
まあ、適当に言ってますが。
丁寧に席へと案内され、ああ多少おめかししてきてよかったもんだと思いながら。
宴の開始である。
結論をいえばどれもこれももの珍しいうえに美味しくて、逐一ご報告したいくらいなのだが、特に印象的だったものを中心にご説明したい。
特に私が感動したのは、リンゴとフォアグラのフランである。
洋風の茶碗蒸しのようなものなのだが、食べてみると確かにリンゴなのである。
なのにも関わらず、ちゃんとおかずフィールドに立つ味なのである。
トロリとした土台に、爽やかな酸味と甘味がとても美味しい!
フルーツをこう落としこむ術があるのか。
目から鱗であるし、自分では成し得ないような味に、ただただ感服だ。
忘れちゃならないのが、熊の手の煮込みだ。
人生初の熊だし、人生初のジビエ料理だ。
マタギが討ったものか!とこれだけでも興奮である。
濃い味で煮込まれていたため熊本来の味というのは分からなかったのだが、食感はよく煮込まれた牛筋のよう。
美味しかった。
そして最後に運ばれてきた「とどめの一品」プティフール。
その前にデザートが運ばれてきていて、それで終わった気でいたから、まさにとどめ。
一口サイズに作られたお菓子の、可愛らしくて華美なこと。
お腹はいっぱいになっているのに、あまりの訴求力の強さに手は止められない。
結果、甘いものがそこまで好きではない同居人の分までいただいてしまい、いいです、意地汚いって言われたって。
っていう料理を、大正モダン(勝手な区分)な内装の館で、丁寧なおもてなしとともに味わえるのだ。
これで満足できないのなら、何で満足すりゃいいのってなもんである。
本当に、本当にご馳走さまでした。
実はご馳走というのはサプライズだったんである。
お店選びに関しても。
喜ばせてくれようとした彼に、深く感謝。