久保田潤一郎の不健康日記

久保田潤一郎の日常と医療情報

何をしよう?何ができる?

2011年03月22日 | Weblog
 今朝は小雨模様で寒い。このところ、家の中でも一枚多く着ている。クリニックでも半袖の術衣ではなくて、私服に白衣を着ている。暖房をできるだけ使わないようにしている結果だけど、東京はそんなに寒くないので、十分対応できる。但し、患者さんには気の毒だと思う。そこでお願いをしている。当クリニックは寒いので、一枚多く着てご来院くださいと。私たちの生活が如何に電力に依存してきたことかを実感する。そして、エネルギー問題について考えさせられる。
さあ、元気をだして働こう。救急医学の医師たちは交代で被災地に赴いているようだ。私はクリニックを閉めるわけにいかないので後方の後方で支援しよう。では何をしよう?何ができる?
 風評というものはすごい威力がある。悪意をもったメールも沢山でている。でも発信している人を責めない。皆さん、不安なんですよね。私だって不安だもの。でも、集団心理でヒステリックになるのはやめようと思う。被災されている方々を思えば、耐えられる。
私ができることは募金しかないのか。他に専門職としてできることはないのか。これから長い道のりであることは明らかだ。頑張って支援していこうと思う。

今、思うこと

2011年03月17日 | Weblog
現在の西日本の状況は如何ですか。妹が京都に住んでますが、直接話していない。神戸の先生から電話をいただいたが、私たちは助かったと話しただけ。メールでは関西の先生とやり取りしているが、地震のことは特に触れられていない。多分影響がないのだろうと思う。被災していない方々、西日本の皆さまにお願いです。東北地方の経済活動が止まっている分、活気を取り戻すために一生懸命働きましょうよ。私はいつもどおり仕事をします。
関東では茨城の被害がひどいようだけど、千葉も道が割れて陥没しているところが多く、電柱が倒れたりしている。埋立地は液状化現象がみられたようだ。東京寄りの千葉でもいまだに断水が続いている。この件、テレビではほとんど語られていない。
原子力発電所の問題は深刻だ。政府の発表は信用できない。御用学者の意見も信用できない。過度に反応するのはよくないけど、本当に深刻だ。昨夜、タイのバンコクの友人から連絡があり、放射能から逃れるため、部屋はあるのでバンコクに早く来いという。
コントロールを失った原子力発電所は原子爆弾と同じだという事実は曲げることができない。現に諸外国は原子力発電所を即座に止めている。日本はどこも止めていない。なぜだ。
関東地方は東京電力の計画停電とかいう停電が実施されているが、これは計略停電だとの意見があるくらい裏がある感じがする。池袋の周辺はほとんど人通りがなく閑散としている。節電のため、ビルの中は薄暗い。みんな気分が暗くなっている。だが、私たちは元気なのだ。普通に生活しよう。東京は便利な場所で、ほとんど自家用車の必要を感じない。ガソリンスタンドに殺到する必要はないのだ。健康な人は歩こう。2駅歩いたって30分だ。女性のハイヒールは健康に悪いし、何の意味もないからやめよう。
今、自分でできること。節電のため消費電力の多い暖房を切る。自動車は使わない。私の子供ころのように生活パターンをもどせば、ずいぶんエネルギー消費が減るだろう。その頃の方が生活習慣病も少なかったのだから、健康になれる。今回の震災でみんな気付いたり、思い出したことがある。人を思いやる心、家族の愛、近所付き合いの大切さ、感謝の気持ち、いつも気をつけること、我慢すること。これらすべては小さい頃、親や祖父母、先生から躾けられたことだ。もう一度思い出そう。できることをやろう。

2011年3月14日現在

2011年03月14日 | Weblog
3月11日、地震の影響で、クリニックの器械が倒れるも大きな被害なく、スタッフ全員脱出できた。
最後に電源のブレーカーを落とし、施錠のうえビルを離れた。
徒歩で帰宅、家族の無事を確認後、北区滝野川の実家に徒歩で向かう。
母と甥の無事を確認、倒れそうな本棚を横に倒し、再び徒歩で自宅に向かう。
中山道、川越街道の徒歩帰宅者の流れを掻い潜るように裏道で帰宅。
途中、帰り道を聞いている人を多数見る。初めて徒歩で帰るのだろう。
防災用具、靴、寝袋、水など用意し、飯を食い、じっとしている。
余震が続く。
翌朝、12日(土)、クリニックの様子を見に来るも、前日の様子と大差なく、洗濯機、乾燥機が斜めになっているも重過ぎて、もとに戻せず。できるところだけ片付けて施錠。スタッフには本日休診にすることを連絡。
13日(日)全員でクリニックの掃除と患者さんへの連絡を済ませる。
14日(月)通常通りクリニックを開いたが、朝一番の患者さんの診察を済ませ、現在に至る。
本日の予約の患者さんから次々にキャンセルの連絡が入る。
交通事情がはっきりしない、停電の予定もころころ変わる。余震は続いている。原発事故も続いている。
隣の池袋百貨店は予定を変更して、開いてないようだ。予定はどんどん変わっている。
今できることを淡々とこなす。今は静観する以外に何も手立てがない。
被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、懸命の救援活動や原発事故処理に従事されている方々の奮闘に感謝します。
クリニックは夕方早めに閉める予定ですが、その予定もたてられない状態です。



パルコール嬬恋スキー行

2011年03月08日 | Weblog
今シーズン2回目のスキー行です。
今回は群馬県のパルコール嬬恋スキーリゾート。このスキー場は昨シーズン初めて行ったのですが、トータルで気に入りました。
急斜面は全くないので、何日もだと飽きてしまうと思います。でも、私たちの年ですからね。それに無理はできません。怪我するといきなり仕事に支障がでます。
スキー場は嬬恋高原にあり、標高が高いので、雪がとても軽いです。コースが長いのも良いです。スロープ下にホテルがありますから、そこに宿泊です。このホテルのスキーパックがすごいのです。1泊宿泊(夕朝食つき)に2日間のリフト1日券がついてます。食事はブッフェスタイルですが、内容は悪くないので十分です。温泉もありますから、ファミリー向けかもしれませんね。
いつもの親友と二人旅。日曜日の午前7時半に彼の車で出発、関越道から上信越道、碓井軽井沢インターを降りて国道146、144でスキー場に到着。食事して、午前11時過ぎにはゴンドラに乗ってましたから、便利になったものです。
風弱く、快晴、圧雪、絶好調。おじさんスキーヤーとばします。日曜日の午後は空いてますからリフト待ちなしです。でもどんどん滑ると疲れ切ってしまい、午後4時には終了にしました。標高が高いので雪質があまり変化しないのは良いですね。これが八方尾根スキー場(白馬スキー場)ではこうはいきません、アイスバーンか重い湿雪が多いですから。
温泉にはいるともうやることがない。
夕食はブッフェですが、昨年のようなカニ食べ放題がないのでかえって良かったように思います。キャベツの浅漬けとパスタとブタしゃぶがうまかったです。群馬はやはり豚肉の産地だからですかね。南アフリカ産の赤ワインも安くてうまかった。
やることないので早々に就寝。例の如く翌朝4時半に目が覚めてしまいました。
雪、粉雪は音もなく降ってます。除雪車の音が聞こえるのみの静かな朝。
旅に出るとどういう訳か朝、腹が減る。朝食も必要十分です。
午前9時前にはゲレンデに。久しぶりの深雪、雪がすごく軽いのでなんとかスキー板を回せます。但し、後傾にしてスキー板のトップを浮かせないとならないので脚力が追いつきません。のんびり滑って、正午前には早々に終了です。まだまだ滑ることはできますが、ケガする前に終了が鉄則なのです。
雪は降り続いてます。昼食は「あさぎり」という手打ちそば屋さん。うまい。
帰途に藤岡の道の駅で、菜っ葉などなど買い込み、ご機嫌です。
午後4時前に自宅まで送ってもらい、今回のスキー行、無事終了しました。友人に感謝です。
愛犬ハヅキの散歩に行き、休日は暮れていきました。