久保田潤一郎の不健康日記

久保田潤一郎の日常と医療情報

ハワイで何してたの?

2013年10月01日 | Weblog
 2013年9月23日夜、成田空港から中華航空でホノルルに向けて飛び立ったのでありました。今回の旅はいつもと違って国際学会のついでに観光というものではないのです。最初から最後まで遊び。自転車の師匠tattsが仕掛ける2013 longridefan.comハワイツアーに参加したのです。
 最初の3日間はマウイ島ですから、ホノルル空港からハワイアンエアーでマウイのカフルイ空港に到着。今回、お世話してくれる人達は見た目とは裏腹に恐ろしく統制のとれたスタッフです。ですから私のような走れない人間が参加できるのです。それにしても余裕がないので早め早めの行動が必要になりました。ラハイナのコンドミニアムで荷を解いて、翌朝の準備です。5人同室で部屋の構造上、キングサイズベットに50代と60代の男が一緒に寝るという得難い経験からこの旅は開始です。
 2日目。ウエストマウイと言われるマウイ島の西側部分を一周します。ホテル前から走りはじめて程なく、雲行きが怪しくなり、コース前半の上りで、土砂降りとなりました。結構な急坂で、余裕がないうえにずぶぬれ、ブレーキは効かない、楽しいライドの始まり始まりでありました。道は狭く荒れていますが、なぜかいやじゃないのです。親切な仲間が私を支えてくれます。残念ながら絶景とは言えないのですが、これはこれで楽しいのです。西側の海岸線の山を上り、下ってくると晴れてきました。そして、急激に暑くなってきました。昼食のあとは平坦でゆるやかな下り。ゴール前3kmぐらいの所で拳大の石に乗り、前輪パンク。転倒しなくてよかった。サポートカーに回収されたのでした。パンクしたチューブレスタイヤにチューブ入れても不安なので、同室のレオンパパにタイヤ交換してもらい、翌日に備えます。
 3日目。午前はハレヤカラ火山の山頂までヒルクライム。勿論途中から上ります。標高約2500mのビジターセンターから3000mまで約15kmの道のりです。天候は雨、強風、霧のごちゃまぜ。修行だ、修業だ、修業だ。最初に上りはじめて、すぐにドンケツ。ゴール寸前に回収。ランチの後はサウスウエストの海岸線に敷かれた道を上ってくるのですが、私の場合どのくらい時間がかかるのかわからないので、今回は辞退しました。
 4日目。オアフ島に移動。午後時間があるので、昼飯食って、散策。ワイキキは人が多くて疲れますなあ。翌朝が午前3時半起きなので、早めに夕飯にしました。中華料理、美味し。
 5日目。午前3時過ぎに起床。朝飯を無理やり詰め込んで、出発。オアフ島を180km走るのですが、最初の25kmは道が良くないし、暗いので無理するなと師匠に言われすぐに「ハイ」と返事したのでした。ラクチンサポートカー移動です。そんなことでいいのかという視線も感じましたが、レースではないので、無理しないがモットーです。
夜明けとともに班長先頭に走るのですが、結構速いなあ。上りも速いけど、下りはもっと速い。自分の実力以上のことは絶対にできないので、「疲れたあ~、もうダメだあ~」を口癖に、淡々と走るしかないのです。ハレイワオールドタウンを通過。ちょっと止まって散策したくなるような街並みですが、先を急ぎます。その結果、カフクに30分以上早く到着。食堂が開くまでしばし休憩です。ここまでスタートから79km。エビのガーリックバター炒めのぶっかけ飯食って、午後の部に出発。ここから約40kmは穏やかな上り下りなれど、ずっと向かい風、キツイ!!それでもなんとかハナウマベイを超え、ハワイカイからカハラ、ダイアモンドヘッドの海側を周って、カピオラニ公園のゴールに到着しました。補給食の食い過ぎで腹パンパンです。事故なく終了めでたい。
夜は打ち上げパーティ後、早々に寝てしまいました。
 6日目。最終日。午後便で帰国なので、近くを散策しましたが、土曜日でワイキキのファーマーズマーケットは休み、残念でした。予定通り帰国の途につきました。
 今回のツアーに参加して思うことは、ユニークな企画力とスタッフの優秀さ、各班をまとめたサイクルリーダーの存在、3拍子揃ってました。
ホノルルセンチュリーライドという人気のサイクリング大会の前日に帰国するという発想が最高に良かったです。大変お世話になりました。感謝です。