久保田潤一郎の不健康日記

久保田潤一郎の日常と医療情報

バリ島でサマーセミナー、おまけです。

2014年08月20日 | Weblog
 今回のインドネシア、バリ島ツア-で感じたことをいくつか。
日本の旧盆の時期に行われたのはなぜか。私がお盆だったら休んでも診療に影響が少ないと考え、要望を出したことと考えていましたが、バリ島の一年で一番過ごしやすい時期であることが大要因であったのです。確かに湿度が低く涼しいです。夜は寒いくらいです。
この時期は航空券を予約するのが大変で、ガルーダインドネシア航空のバリ島デンパサール直行便は取れませんでした。今回はジャカルタから国内線に乗り換えましたが、アジアの混沌を感じたければ別ですが、できれば香港かシンガポールで乗り継いで、国際線でデンパサールに着く方法をお勧めします。乗り換え時間は同じくらいですから、疲れが少ないと思います。
今回の旅は至れり尽くせりで、庶民の暮らしとはかけ離れていましたが、これはこれで良い経験でした。インドネシアの華僑のたくましさを垣間みることができました。
 ところで、華僑の大金持ちと思われる赤ちゃんを抱いた夫婦がお供の子守り?を連れて搭乗ゲートにいましたが、この夫婦は発券カウンターで空港職員で揉めていましたね。職員が特別扱いをしないところが◎。この夫婦のファッションが面白い。ダンナはストライプの長袖ワイシャツの裾出し。スリムのジーンズ。なぜか靴はドライビングシューズ(トッズかな)。以前日本の男性ファッション誌で見たような....。婦人はノースリーブのワンピース、サンダル。ブランド物だろうけど、そうは見えないオレンジ色の大きめの皮のハンドバッグ。全体にどこかチグハグで、ちょっと笑えます。東京でもたまに見かけますがね、こういうあか抜けない人たち。
 びっくりしたのが、デンパサール空港の国内線の制服を着た空港職員(女)が通路にアグラをかいて飯を食っていること。この人だけ特別という訳ではないことをそのすぐ後に確認。日常のようです。こういう光景は国際線では見られないでしょう。
乗り遅れそうになって、JALのキャビンアテンダントに「ごめんなさい。時計を合わせ間違いました」というと「いえいえ、ことらこそ急がせてしまいまして、誠に申し訳ございません」「恐縮です」これが日本の航空会社でなかったら、どうなっていたでしょう。興味津々です。
帰りの便でもぐっすり寝てしまい、映画は半分しか見ませんでした。夜中に出されたパストラミのサンドウィッチがおいしかった。いつもこういう簡単な食事で良いのになあ。
何はともあれ、無事帰国し、池袋のクリニック直行し仕事しました。疲れなしです。

バリ島でサマーセミナー、その3

2014年08月20日 | Weblog
朝飯は午前8時半にビーチサイドのレストランでいかがでしょうかというメールを見たのは午前5時。バタンキューと寝てしまって、前後不覚でありました。
最終日、ライブデモが前日と同じ会場であるので、帰り支度をして、気楽な格好で朝食です。毎食結構な量の食事をしているので、大食いに慣れてしまい、腹が減って仕方ないです。そして肥っていくという典型的なパターンですね。two eggs over-easy、ナシゴレン、ミーゴレン、スープ、フルーツ、ジュース(スイカとグァバ)、コーヒー、最後にチーズとフレンチトースト。どのように言い訳しようと食い過ぎだあ。そして人間は肥っていくのです。
一度部屋に帰って、荷物を別の部屋に移して、チェックアウト。セミナー会場に行ってみると、案の定、部屋は空っぽ。バリタイムです。それでも、午後2時過ぎにはすべてのプログラムをこなし、今回のセミナーはめでたく終了しました。
そして、ランチタイム。また食うのです。チキンの炒め煮、白米、サラダ(もやしと豆)、ジュース、コーヒー、再び良く食う。焼きビーフンも食べました。
ホテルを3時半出発なので、それまで、ロビーで四方山話。
アジアに於ける成功者の生活を垣間みることのできた今回の旅も終わりに近づきつつあります。
立派な国際空港でタクシーを降り、国内線のターミナルへ移動です。いきなりこれぞアジアの空港という雰囲気になります。無秩序、何がなんだかわからない、ごちゃごちゃ。それでもあちこち聞きながら、ガルーダインドネシア航空のカウンター到着。無事荷物を預け、空港税払って、発券してもらいました。待つ所もないので、ゲート近くに行きましたが、人でごった返しています。時間つぶしにウロウロ。こういう時にやってしまうのが、訳の分からない食べ物を買ってしまうことです。豚皮を揚げたスナック、ヒモで結ばれたお餅?、毒々しい色をしたソーセージ.....。
まあまあ定刻にデンパサールを出発。ジャカルタ空港に予定通り到着しました。
荷物を受け取らなければならないので、電光掲示板に表示されたところで待ちます。最初は人でごった返していましたが、荷物を引き取って消えていきます。ベルトコンベア上にたまに荷物がまとまって出てきます。ユルーいアジア。それにしても荷物が出てこないなあと思い始めているころ、誰かが「荷物はあっちの方に出ているよ」って。全然違う、オーバーサイズの荷物が出てくる所にまとめて置かれていました。アジアだなあ。
国際線にカウンターに移動です。入国のときの逆をたどるルートではないですね。なんで統一しないんだろう??ここはインドネシア、ジャカルタ空港。アジアだなあ。
再び空港税を払い、荷物を預け、出国準備終了しました。ここで大きなミスをするのです。荷物が出てこなかったので一時間以上経過しているのに、時計を合わせ間違えて、シンガポールの標準時をバンコックの標準時に合わせるところをミャンマーのヤンゴンの時間に合わせてしまったのです。この時点でちょうど30分狂っていることに気付いていません。のんびりと酒なんか飲んでいると搭乗時間ですとの案内、まだ早いなと時計を確認し、20分経った頃、搭乗最終案内ですとのアナウンス、ここでやっと気付いたのです。言うまでもなく搭乗口までダッシュ。最後の二人でした。JALさんごめんなさい。


バリ島でサマーセミナー、その2

2014年08月19日 | Weblog
 泊まっているホテルはバリ島南部のNUSA DUAという土地の海辺の高級リゾートの中にあります。セミナー主催者の身内が関係しているらしいホテルで、講演会場も同ホテル内です。元々この付近はプランテーションで、その後再開発された土地のため、古い町並みは全くないです。空港からは海中道路(?)を通って、すぐに着きます。リゾートの為に新設したとしか思えない高速道路です。ホテルの近くにはバリコレクションというショッピングモールがあるだけです。大好きな横丁歩きはできません。定住する人はいない訳で、従業員と観光客だけです。サマーセミナーの会場としては最適な環境ですね。
 朝食はホテルのレストランで午前8時摂りました。バフェスタイルですから、インドネシア?バリ?料理を選択、焼き飯と焼くそばか汁掛け飯(辛い具を白米飯にかける)、あとはスープ。これとほぼ同じ組み合わせが、この後、毎朝食、昼食に続くのでした。汁掛け飯はチキンの辛い炒め煮が気に入りました。ナシゴレンに目玉焼きの組み合わせもうまいですね。
 午前9時からセミナー開始といっても、ここはインドネシア、30分遅れは当たり前です。案の定、定刻には会場に誰もいませんでした。3名の医師と1名の器械製造会社の社長の話が夕方まで続きます。私は昼食後2時半からでした。しゃべる力、聞く力が明らかに下がっています。それでも学会ではありませんから、まあなんとか終わらせることができました。
午後4時ホテルロビー集合(実際は4時半過ぎ)。バスでサンセットを見に移動です。
半島西側の断崖絶壁をうまく使ったAYANA Resort & Spa 到着。そこの断崖途中のRocks Bar という店(場所)でシャンパン飲みながら、だらだらと日が沈むまで、日か沈んでも飲んでます。結局ディナーに移動したのは午後8時近く。ヨーロッパスタイルです。私は既に疲れきっているのでありました。
ディナーの会場は断崖の上に造られた屋外で、微妙に地面が傾いてます。風が強く、寒い。ジャケット着てても寒いのです。
バリ島は南半球が冬の7月、8月が一番過ごしやすいのだそうです。オーストラリアから吹いてくる風が乾燥した寒気。確かに東京の蒸し暑さとは雲泥の差です。食事はロブスターやエビ、タイの網焼き、その他たくさん。料理がなくなると、どんどん追加されるのです。食った食った、山のようにロブスター。ワインは少し控えめに。それでも3時間の宴会ですから、飲み食いはすごい量になっています。結局午後5時半から11時過ぎまで飲んで食って、来た道をバスでホテルまで帰ってきました。眠くて眠くて、部屋に帰ってバタンきゅー。翌朝、4時に目覚め。最終日に続く......。


バリ島でサマーセミナー、その1

2014年08月18日 | Weblog
8月14日(木)午前10:50、成田空港からインドネシアのジャカルタに向かいました。バリ島で某社のサマーセミナーが開催されるので、その会議で講演しろとの要請で参加することになった次第。バリ島までは直行便で7時間ですが、旧暦のお盆の時期で、航空券が取れないため、ジャカルタで国内線に乗り換えてバリ島のデンパサールまで行くのです。飛行機搭乗後、食事をしている間から寝てしまい、あっという間にジャカルタ到着。一本も映画を観ていません。
ジャカルタ到着後、パスポートコントロールの前にビサ取得(25米ドル)、そこから延々時間がかかる。能率とかは考えないような鈍さです。やっと入国して荷物を受け取るも、その後どこへいけば国内線にたどり着くよくわからないのです。それでも何となく国内線のカウンターに到着。荷物を預けようとすると、手続きが済んだら荷物を持って行けって??どこへ?あっち!ハイハイという調子で、搭乗ゲートまで着いてしまいました。荷物どうしようか。持ち込むか。どう見てもオーバーサイズの荷物を持ち込んでしまいました。みんながいい加減、これぞアジアという感じです。
デンパサールの空港にはホテルから迎にきていたのでスムーズでしたが、ホテルの部屋に入ってから預けた荷物が到着するまで長い長い。
翌朝早く目覚めてしまい、外に出てみると、肌寒いのです。東京よりずっと涼しいですね。湿度も少ないです。これは過ごしやすいです。朝食後はプールで一泳ぎしてその後は近くの海岸を散策。昼飯食ってどこか行きますか???
結局、近くのショッピングモールを観て歩いて、夜は主催者の招きで、他のホテルの高級イタリア料理のレストランに行きました。料理の量が多いのと重い料理が多く、申し訳なかったのですが残してしまいました。ワインは残さずがぶ飲み状態です。翌日の講演のことなんかすっかり忘れてしまい、いつものように泥酔で、夜が明けたのでした。続きはまた後で。