極上名栗ライド

　8月18日（日）3時45分起床。シャワーを浴びて、猫たちに朝ご飯前のおやつをあげて、とガタガタしていたら、ハヅキが起きてしましました。あんパンにバナナという典型的？な運動前の食事をして、家を出ました。7110師匠に名栗の早朝練習をお願いしましたので、池袋駅5時15分発飯能行き普通電車に乗りました。この電車、朝帰り組が多く乗ってます。まだハイキングやスポーツの人は案外少ないですね。途中、いつものコースを飯能から走るか、名栗まで車で行ってから、名栗を堪能するかを問うメールが来たので、すぐさま「車で」を選択し返信。既に軟弱な姿勢が露呈してしまいました。「涼しい所」つまみ食いであります。
7時前に、名栗のさわらびの湯の駐車場に到着。朝日がまぶしいですが、まだまだ涼しいです。名栗湖にゆっくり上がって、ゆっくりというよりやっと上がって湖面を見れば、今まで見たことも無いような反射で景色がはっきり写っています。早朝に来たかいがありました。そこから少し走って湖の底に下りました。渇水の影響で湖の上流は川状態で歩くことが可能です。勿論正式には下りてはダメですよ。貴重な経験でした。再び道路に戻って川沿いを有間林道と広河原逆川林道の分岐まで上って、有間渓谷観光釣り場見学。ヤマメが釣れてます。いつか有間峠まで上るぞと掛け声だけ勇ましく名栗湖まで戻ってきました。時間が早いせいか、サイクリングよりハイキングの人が多いです。えっ、これで終わり？？そんなわけないですよ。53号線を上って、名郷から山中の方向に入っていきます。ここまで来るとすごく涼しくなります。川遊びやバーベキューの人たちでいっぱいです。前回はほとんど人に会いませんでしたから、最盛期なのでしょう。分岐を右に上がって、水場まで上がります。前回は休み休みでしたが、今回は休みなし。但し時速5kmは相変わらずです。水場の少し上に一級河川としての入間川源流の滝があるので、河原に下りてみましたが気持ち良いです。つい童心に帰って、おじさん二人ではしゃいでしまいました。
　「本日の上りはここまで」と宣言して、帰途につきました。時間が早いせいか、53号線の車は少なく、気持ちよく下ることができました。さわらびの湯に引き返して、朝練終了となりました。今朝、ナギー（女性）にそんなの朝練ではない、川遊びだと断じられましたが、極楽極楽、ニコニコするばかりです。やった者勝ちであります。
　帰りはちょっと寄り道ドライブして、飯能駅まで送ってもらい、帰宅の途につきました。7110師匠、極上名栗ライドありがとうございます。有意義な休日を過ごすことができました。感謝。

白樺湖は涼しかったか？？

　先週末、ラウンド・ライド・ジャパン（RRJ)という自転車イベントに参加しました。日付通りにスタートとゴールが定められていて、ゴールに行く方法は自由、皆さん集まってねという感じのイベントです。オフ会はゴール地点での夜の懇親会。各地で集まっては散っていくということを繰り返すユニークなイベントです。東京（川崎）を出発して、甲府、松本、富山、金沢、福井、岐阜・・・・・と甲信越から北陸を周って、東海道を川崎まで戻ってくるコースのどこで参加して、どこで去っても良いのです。この企画を毎年続けることで、全国のサイクリストとつながりを持とうというのが狙いだと思います。
　たまたま先週土日が休みだったので、松本ゴールに参加しました。甲府から走っていければよいですが、時間がないので、新宿発7時半のあずさ3号で行かれる4名の方に同行することにしました。大月近くの上り踏切内で衝突事故がは発生したらしく、緊急停車。10分ほどの遅れで発車しました。後に知りましたが、その後の中央本線は大混乱になっていたらしく、夕方まで下り線も3時間遅れになっていました。
　10時に茅野駅着。10時半に大門街道を白樺湖に向けて6人で出発しました。いやあ、暑いです。ゆっくり上っていきます。もとい、私は上り坂にめっぽう弱くゆっくりしか走れないのです。それでも白樺湖に着く頃は少し涼しくなり、熱中症の危険は回避されました。湖畔のそば屋でとろろそばをいただきました。普通の信州そばでしたが、一緒にいただいた完熟トマトうまかったです。ゆっくりせずに、先を急ぎます。ビーナスラインを車山高原を越えて霧ヶ峰高原までずっと上り、合計約35km上りでした。そこから先はほぼ下りなのですが、とてもついていけないし、時間が読めなくなってしまうので、本隊と別れて40号線を一気に16km下って上諏訪駅から輪行で松本駅に向かうことにしました。3名で離脱です。道は広いし、路面はそれほど荒れていないのですが、ブレーキレバーを持つ指先がつらい。20号線（甲州街道）に突きあたる頃には暑さがぶり返していました。無事、上諏訪駅到着。本日終了です。
よく考えてみれば、茅野発、上諏訪着で特急停車駅を一駅上って下りてきたことになります。ちょっと間抜けな話ですが、「無理しない」がモットーですのでこれで良しです。お付き合いいただいた方にはご迷惑だったかもしれません。良き仲間に感謝です。ゴールの公園に顔を出し、夜は松本駅近くの居酒屋で大宴会。楽しい一日が終わりました。
　翌日曜日、全く走らずに松本を後にしましたが、朝食にホテルの隣のこ汚い（失礼）そば屋でキノコそばをいただきましたが、前日のとろろそばのそばと全く同じに感じたのは気のせいでしょうか。上りのあずさはガラガラでした。暑い東京に戻ってきました。

最近思うこと

　自民党が圧勝して、ねじれが解消したと喜んでますが、それでこの国が、この世界が良くなるのでしょうか。大震災から私たちは家族の大切さ、仲間の大切さ、社会の絆、などなど考えることが多かったと思います。震災から立ち直ろうにも、権力を握る馬鹿な役人、利権で動く政治屋などなど、罰せられることのない連中のひどいやり方は目にあまります。罰が当たると思います。「自分だけが良ければ」という考えが横行してしまった結果であることは間違いないでしょう。いつからこんなに変わったのでしょうか。私はどうであったか、誤りがあったのであれば気付いた時に正していけばよいと思って毎日生活しています。
　原発事故は収束どころか、拡大の一途をたどっています。以前、原発廃止を訴えていた研究者の言っていた通りのストーリーです。先日会った韓国の医師から東京は放射能は大丈夫なのかと質問されました。その時は大丈夫だ、但し福島の一部には人は住めないと思うと答えるのが精いっぱいでした。海の汚染はずっと続くのです。除染はまやかしであることも分かっています。何をどうすればよいのか、暗中模索というのが正しい表現ではないでしょうか。ある方のエッセーが今の状況をみごとに言い当てています。多分その頃から危惧されていたのでしょう。私は気付きもせずの生活していました。原発再稼働は反対です。
　そう言えば、えらい政治家の発言が物議をかもしています。人の痛みの分からない人が上に立つとこんな発言が繰り返されるのでしょう。なんだか、情けない。恥ずかしい。私は私自身を救われた人間だと思っています。何不自由なく育ててくれた親、周囲の人々に感謝しています。恩返しはできないものです。
権力者の言うことを鵜呑みにしないで、よく吟味して生きていこうと思います。