第22回日本レーザー治療学会終了

横浜シンポジアで開催されました第22回日本レーザー治療学会は昨日無事、盛会に終了しました。横浜シンポジアは山下公園前のビルの９階にあるので、すばらしい眺望です。雨はほとんど降りませんでしたから、この時期としてはラッキーでした。
但し、金曜日の午後３時に到着してから日曜日の午後４時半までほとんど抜けることなく、会議、宴会と出席するとかなり疲れます。例年はこんな一生懸命ではないのですが、来年は学会長をつとめなければならないので仕方ありません。
来年は若い研究者の発表が増えることを祈念します。来月から来年の準備に入ります。

ロードバイク買いました

昨夜、５月下旬に頼んでいたロードバイクが出来上がったとのことで仕事帰りに自転車店に。知人が一緒に乗りましょうという誘いにのって、求めたのです。
何の知識もなく、店の副店長さんに勧められるままに注文してしまってから、約1カ月、後追いで勉強しました。どうも私が注文したバイクはレースにもエントリーできるクラスとのこと。どうりで高い。初めてのバイクなのでこんなに高くなくて良いのにと思ったのですが、勢いで買ってしましました。初心者には軽過ぎて不安定、耐久性が乏しい等々あまり良い事書いてない。私のイメージはのんびりサイクリングだったのですが、最近の流行りはぶっ飛ばす、レースにエントリーするなんですね。ツールドフランスの影響ですか？
乗ってみての感想は、まさに古い古いスポーツカー。排気量の小さいエンジン、クロスレシオのギア、細く硬いタイヤ、硬いバネのリジットサスペンジョン(付いてないけど）、ショックアブソーバーなし、ブレーキは蹴飛ばすように使わないと止まらない、そして軽い車体。真っすぐ走らないし、曲がらない。40年近く前に夢中になっていたスポーツカーの話と同じですね。スキーも同じ。競技用は重く、硬く、ねじれない（曲がらない）。ロードバイクは要するに公道を走る競技用自転車。筋力・体力のない人には向かないと思うんですけど。なんでこんな自転車が流行るのでしょうか？都会の道は信号が多過ぎて走れないですよ。サイクリングロードまで遠いし、どうすりゃいいのという感じ。都会に住む者は徒歩と電車（特に地下鉄）を使いこなす、これにつきます。
現在、空前の自転車ブーム。自転車店はできるだけ高い自転車を売ることが命題、部品をグレードアップすると良いとささやく。客はほとんどアマチュアですよ。趣味の世界はどこも同じですね。競技用のスキーとスキー靴で普通のバーンを滑ったって速くならないし、高いカメラを買っても写真は上手くならない。自転車だけ違う訳ないのに、話に乗ってしまった私が悪いのです。できるだけ投げださないようにしなければ。でも雨の日、夜は乗らないとすると通勤に使いにくい。休日が少ない身ではツライ。

学会準備

第22回日本レーザー治療学会が6月26日（土）27日（日）に横浜シンポジアで開催されます。私は大学時代、低反応レベルレーザー（LLLT)の研究をずっとやってました。このLLLTを主とした学会です。
25日午後から役員会、土曜日はシンポジウムとセミナーの司会、日曜日の午後は市民公開講座の演者となかなか忙しいスケジュール。
45分間話すことになっていますが、その準備が大変です。
研究者同士で話し合うのは比較的簡単なのですが、全く予備知識のない方に説明するのは大変難しいです。しかし、いつもの診療で患者様に説明して、理解していただくためのトレーニングと考えれば、こんな良いチャンスはありません。ゆっくりお話しすること、なるべく専門用語は使わない、などなど気を付けたいと思います。
来年の第23回日本レーザー治療学会では会長を務めなければなりませんのでしっかり準備しようと考えています。

踵が肝腎

靴を買う時って何を基準にします。
用途、デザイン、サイズ、値段、ブランド・・・・・・。
多くの日本人は一番がデザイン、次がブランド、サイズ、値段ですか？
実は一番大切なのは履き心地、歩き心地ですよね、靴なんだから。
最近失敗しました。
池袋の安売り店で買いたい靴がなかったのに安売りのスニーカーを買ってしまったのです。定価から何割引き。これに弱いのです。
サイズOK、これでいいです。箱はいらないので処分してください。一応ブランド品みたい。詳しく調べなかったのも悪いのですが、箱がないのでわからない。
翌日、早速履いて家を出ました。歩きだしてすぐに気が付いたことは足の甲の親指の付け根に痛みが！こんなとこが当たる靴は初めて。それでも我慢して2日間履きましたが、下腿に筋肉痛が出たのです。踵のクッションが柔らか過ぎてボールを踏んで歩いているようなのです。踵がぐらぐらするので普段使わない筋肉を使ったためと思います。靴を調べてみると、なんか怪しい。カタログに載ってない。表示も変。多分偽物です。
決して安い靴ではないのです。あの店には二度と行かないでしょうね。
よい勉強になりました。
靴選びは慎重に、身体が壊れます。

新しい皮下脂肪融解装置の結果

皮下脂肪減量ができる器械はたくさん売られていますが、効果がでない器械が多いので、医療機関としては患者様のために購入するわけですから、慎重に検討します。
久保田潤一郎クリニックでは以前から、手術ではない部分ヤセに力を入れてきました。脂肪吸引術は手軽だと思われている方が多いようですが、とんでもないです。私たちが行う美容手術の中で一番身体に侵襲の大きい手術です。手術後のダウンタイムも非常に長いです。何例もの死亡事故も報告されています。
そこで、超音波を応用した器械が開発されてきたのですが、なかなか良い物がありませんでした。数年前にウルトラシェイプという超音波脂肪融解装置を導入し、良い結果を報告しました。但し、この器械は大きく、場所をとるので、引っ越してきた今のクリニックには置けないので、ノバシェイプというスイス製の器械を使っています。結果はウルトラシェイプより良いです。施術料金も約半分に抑えることができるようになりました。
現在、イタリア製の超音波皮下脂肪融解装置Med Contourを試用しています。私自身も施術を受けて、本日最終の計測を行いました。
結果は？　　　ウエスト３ｃｍ減少、エコー検査で皮下脂肪の厚さが５ｍｍ減ってます。体重は500gしか減ってないので、これは効果があったと判定できます。
これにEMSを加えるともっと減ると思います。患者様に使える日が楽しみです。