久保田潤一郎の不健康日記

久保田潤一郎の日常と医療情報

市民と医療関係者のための公開講演会

2013年04月22日 | Weblog
4月20日、寒くて雨が降っている日の午後、東京国際フォーラムで行われた第53回日本呼吸器学会学術集会が企画した公開講演会に参加しました。なぜ呼吸器学会かというと、お誘いいただいたのでということなんですが、たまたま私のクリニックが休診日で参加が可能だったのです。
講演会のタイトルは「比較生物学に学ぶ”いのち”の尊さ」
低酸素環境をいかに生き抜くか ー 鳥や恐竜、K2登山隊、潜水哺乳類に学ぶ
海と陸地の狭間に住む魚たち ー 有明海の干潟に住むトビハゼとムツゴロウを中心に
想像するちから ー チンパンジーが教えてくれた人間のこころ

なんとも魅力的なタイトルが並びます。
第一線の研究者の話はわかりやすく、私たちのような門外漢にも理解しやすいものです。
いやあ、おもしろい。あっという間に2時間が経ってしまいました。
興味深いプログラムを組んでいただいたと思います。
帰りに、なじみの焼鳥屋で一杯飲みましたが、ご主人との話題は鶏の呼吸器について。
トビハゼについて。
チンパンジーはサルではないことなどなど、話は尽きませんでした。