久保田潤一郎の不健康日記

久保田潤一郎の日常と医療情報

ノーパンクタイヤ考

2017年10月02日 | Weblog
 自転車のタイヤがパンクしなければ良いですよね。ママチャリの場合、近くの自転車屋さんに持って行って、チューブにパッチをあててもらって修理することが多いと思います。
ロードバイクは車輪を外すのが簡単ですから、チューブを交換してしまいますね。パンクしたチューブは後で修理すれば良いわけです。
 今年2月からブロンプトンという小径車に乗りはじめましたがのですがタイヤを外すのが厄介そうで、パンクしたらいやだなあと思っていました。幸いパンクすることもなく過ごしていましたが、ノーパンタイヤというのがあるという情報を得たので、思い切って変えました。
 韓国製で、ポリウレタン?の多層構造のタイヤです。空気の層は全くないので、多少重くなることは把握していました。
自転車屋さんから輪行しやすい駅まで乗った印象は乗り味がぐにゃぐにゃしている感じはしましたが、その他はこぎ出しと停止にそれほど違和感はありませんでした。
最初から付いていた普通のタイヤでは街中50km、山道70kmなど走っていましたが、ノーパンクタイヤに換えてからは近くをちょっと走る以外になかなか小径車で出かけることがなかったのですが、昨日40kmほどまとめて走ってきました。
 4人(全員ブロンプトン)で川越駅を出発し、川越の街中をぐるぐる、昼食はうなぎのぽんぽこ亭(開店前から客が並ぶ人気店です)。久しぶりのうな重は美味しかったですよ。グルメライドではなくノーパンクタイヤを考えるでした。話を戻します。
帰りはいつも走っている荒川沿いの道を赤羽まで走って帰ろうという話になりました。乗り味を試すのには絶好です。
 街中を過ぎて、スピードが上がってきてすぐにわかったことは、ほかの人に付いていくのが大変なことです。以前のタイヤではこんなに離されることはありませんでした。最初はタイヤを換えたせいだとは思ってもいませんでした。なんでこんなに遅いんだ。必死にペダルを回すのですぐ疲れてしまい、足を止めると、エンジンブレーキがかかったように速度が落ちます。上り坂でトルクをかけても上りません。なんじゃこりゃという状態です。それと路面の小さな段差でタイヤが横にずれる感じがします。小径車ですからこぎ出しは軽いはずなのに、なぜか重いです。スピードに乗れないのです。ほかの仲間が見えなくなるほど離されてしまいます。
転がり抵抗が非常に大きのではないかと考え、下り坂で全員でテストしました。
その結果は?愕然としました。結果は発表します。2回テストしましたが、100m以上(200m近く)の差がついてしましました。
予想した通り、転がり抵抗が異常に大きいということです。それと元々直進安定性の悪い小径車が横にぶれる感じがあり、ますます安定しないように感じました。
ノーパンクタイヤは街中の低速用タイヤという位置づけが良いと思います。山坂や河川敷をある程度のスピードに乗って走るのには向いていないことがはっきりしました。
このライドは疲れました。多分いつもの2倍の疲れです。
待っていてくれた仲間に感謝。
原因究明に協力してくれた仲間に感謝。
赤羽で明るいうちから沈没。